2005年12月23日金曜日

真田幸村 上・下

学陽書房刊 海音寺 潮五郎
戦国時代の真田といえば幸村のことを意味するくらい、今では幸村の名ばかりが広まっていますが、それは大阪城と豊臣家を最後まで支えて見事な最後を遂げたことが、日本人の判官贔屓の心情に合うからでしょうね。
本作は幸村の少年期17歳頃の物語です。本来はもっと続くはずだったのでしょうが、連載していた週刊誌の発行元が倒産してしまい、中途半端なまま終わってしまっています。その後も再会する機会のないままに氏はお亡くなりになってしまったわけで。
これが幸村の最後の日まで続いていたら、大層おもしろい大河小説になったと思います。が、17歳の1年間を描くだけで2冊かかっているから、生涯全部を描くとなると一体何巻になったことでしょうね。



2005年12月19日月曜日

【BMW雑記帳】BMW-ML関西班忘年会

ここ4〜5年程恒例になっている、BMW-MLの関西班忘年会を行いました。
メンバーが固定されていて新しい人がなかなか参加されないのは寂しいですが、いつものメンバーといえども実際に顔を合わせて話をするのは年に1回くらいなので、開催できないとやはり寂しいものがあります。
最近は私を始め、参加メンバー各位とも仕事が忙しくほとんど車には乗っていなかったり、メンテナンスも具合が悪くなった維持程度で、新しいモディファイなどはほとんどしておらず、あまり車関係の話では盛り上がれなかったのが残念です。
最近BMWに乗り始めたという方は、単なる情報収集のためだけではなく、ユーザー間のコミュニケーションの場として、こういうMLを活用していって欲しいものだと思います。
MLでは流せないような裏話は、こういうオフミでしか聞けませんしね。



KENWOOD Digital Audio Player HD30GA9

MuVo TX 1GBでは目一杯圧縮してもCD 40枚程度しか入れられなく、もうちょっといい音でもっと一杯入れられるのは出ないかなぁ、と悶々としていたところ、HD30GA9の発売予定ニュースを発見。
LOSLESS圧縮が使えることと、MP3などで圧縮により劣化した高音域を復元するSupreme技術搭載、1bitデジタルアンプによるクリアな音質等々、期待させてくれる機能がてんこ盛りです。
11月末発売ということでしたが、12月1日に秋葉原のヨドバシに行っても見つからず、その後視聴できるところをあちらこちらに探し求めましたが見つからず、結局ヨドバシ梅田店で在庫があるというので、視聴もせずに思い切って買ってきました。LOSLESS圧縮とSupremeが未搭載のHD20GA7は視聴して、これ以上なら文句はないと思ったこともありますが。
買ってきて開けてみると、お試し用の楽曲が2曲KENWODD LOSSLESS圧縮でインストールされています。それを聞いたところでは、かなりの音質。充電が終わらないので、リッピングと楽曲転送は翌日としました。



で、今日は取説を眺めながら、アプリケーションのインストールとCDから楽曲を落とすのを試していました。
MuVo TXだと添付CDに入っていた転送アプリケーションは、本体に入っており、USBでPCに接続すると自動的にインストールが始まるようになっています。インストールはさくっと終わったのですが、なんとこれは楽曲ファイルの転送機能だけで、CDに入っている楽曲をフォーマット変換する機能はありません。取説を見る感じでは、フォーマット変換はWindows Media Playerを使えということらしいです。
CDからリッピングして取り込むのは、ここのところ著作権協会が色々と五月蠅いから、アプリケーションには付けず取説にも記載しないということなのかもしれませんが、それならDRMとかの機能を付けて簡単に取り込めるようにすべきだと思います。はっきり言って、これじゃあ余程リッピングとかフォーマット変換に詳しい人にでないと、薦められないですね。
それはともかく、Windows Media PlayerによりCDの曲をWMAに変換するのは簡単にできたのですが、KENWOOD LOSLESS圧縮にするにはWMVに変換する必要があります。しかしMedia Playerの設定をいくら探してもWMVに変換する方法が見あたりません。ネットで検索してFreeの変換プログラムを探してきて、やっとKENWOOD LOSLESS圧縮で転送ができました。しかし、ファイル容量は大して減りません。WMVの6割程度です。これだと30GBでもCD100枚程度しか入らないので、結局断念。
WMA 192kbps + Supremeでいくことにしました。
この状態でもなかなかよい音です。イヤフォンタイプのヘッドフォンで聴く分には、ほとんどKENWOOD LOSLESSとの差は判りませんでした。
さて後は、バッテリがどれくらいもつかということですな。