中判・大判用デジタル・バック・メーカーのPhaseOneが作成しているRAW現像ソフトです。自社以外のデジタル・バックには対応していませんが、35mm、APS、3/4の一眼レフ・デジカメのRAWファイルには対応しているのです。
日本の一般ユーザーには輸入代理店がぼったくり価格を付けていて(その上雑誌にはほとんど掲載されてませんので)あまり知られていませんが、プロの方やハイアマチュアには人気のRAW現像ソフトです。
一般アマチュア用の低価格なLEとプロ用のちょっと値段の高いProがあります。更に画像データベースソフト付きとかバリエーションがいくつかありますが、RAW現像機能に限ればこの2種類です。
そのLEがProに先んじて、Version 4になりました。
数ヶ月前からBeta版は公開されていて、Beta2からはD3やS5Proにも対応していたのです。とはいえ、D3への対応は不完全だったのですが。
正式リリースではD3のファイルはサクサクと読み込み、処理が可能になっています。Beta2で付いていた非圧縮のみという制限もなくなり、ロスレス圧縮14bitファイルも高速に読み込んでくれます。
リリースされたばかりなせいか、ライセンス認証サーバーが混んでいて接続できず。
まあ30日のFreeトライアルがあるので、しばらくはそちらで試しておきます。
皆さんもFree版を是非試してみてください。
Phase One
(2008/01/08 23:50追記)
サポートにエラー内容を連絡してみたところ「Firewallで跳ねられているみたいだから、切って試してください」との回答。G-DATAのFirewallとScanをOFFにしたけど、現象変わらず。結局一旦G-DATAをuninstallして、ノーガード状態で試したところ、あっさりと認証成功。
OFFにしてもOFFにならないってのも困りものですね。
2007年12月21日金曜日
2007年12月18日火曜日
【D3コラム】D3のノイズ
撮像素子の素子サイズが大型化していて、元々ノイズが少ないのですが、新型LSIによるノイズ除去も効いています。
ノイズ除去を標準にした時のJPEG出力の違いを見てみました。
ISO3200とISO12800での比較です。
100%で見れば違いは明らかですが、ISO12800でも変なノイズの出方ではなく、プリントサイズが小さければ綺麗にトーンも色も出てくれます。
1/5に縮小すると、ほとんど判りません。
一般のディスプレイは72dpiですが、この分解能でプリントすると、D3 FXサイズ 4256 X 2832では約150 X 100cmという巨大なサイズになります。一般的にインクジェットプリントするときは200dpi、印刷原稿では400dpiにしますから、印刷原稿では20%くらいのサイズで見た時が、実際のプリントされた時のノイズ感に近いことになります。まあディスプレイ上のサイズと印刷仕上がりのサイズが一致しないので、こういう計算は単純過ぎますけどね。
最終的にどれくらいのサイズでプリントするかによって、ノイズに対する評価は異なりますが、逆に言えば実際にプリントもせずにディスプレイでの100%表示だけ見て「こんなにノイズが多いじゃないか!」というのは、たぶんまともなプリントをしたことがない人でしょうね。
私はポストカード程度の印刷サイズなら、ISO12800は十分に実用になると思います。
ISO6400でもA4程度のプリントは完全に実用範囲ですね。
ノイズ除去を標準にした時のJPEG出力の違いを見てみました。
ISO3200とISO12800での比較です。
100%で見れば違いは明らかですが、ISO12800でも変なノイズの出方ではなく、プリントサイズが小さければ綺麗にトーンも色も出てくれます。
1/5に縮小すると、ほとんど判りません。
一般のディスプレイは72dpiですが、この分解能でプリントすると、D3 FXサイズ 4256 X 2832では約150 X 100cmという巨大なサイズになります。一般的にインクジェットプリントするときは200dpi、印刷原稿では400dpiにしますから、印刷原稿では20%くらいのサイズで見た時が、実際のプリントされた時のノイズ感に近いことになります。まあディスプレイ上のサイズと印刷仕上がりのサイズが一致しないので、こういう計算は単純過ぎますけどね。
最終的にどれくらいのサイズでプリントするかによって、ノイズに対する評価は異なりますが、逆に言えば実際にプリントもせずにディスプレイでの100%表示だけ見て「こんなにノイズが多いじゃないか!」というのは、たぶんまともなプリントをしたことがない人でしょうね。
私はポストカード程度の印刷サイズなら、ISO12800は十分に実用になると思います。
ISO6400でもA4程度のプリントは完全に実用範囲ですね。
2007年12月17日月曜日
月刊DOUBLE
DOUBLEというミュージシャンは全く知らなかったのですが、かっこいい表紙に惹かれて買ってしまいました。まあ表紙の雰囲気からたぶんミュージック系の人だろうなとは思いましたが、写真集を出すミュージシャンてのも珍しいですね。
撮影はTAKAKI_KUMADAとなっています。聞いたことない人ですが、うまいすね。カラーとモノクロを巧みに使い分けていて、特にカラーのトーンが非常に綺麗で、DOUBLEのスタイルの良さとダイナミックなポージングが100%活きている撮影です。
トーンからすると広告系カメラマン?とググったら、女性ファッション誌や広告なんかで最近活躍されている方ですね。納得。
トーンが綺麗だと思ったら、使ってるのはPHASE ONE P25(2200万画素)らしい。ボディとレンズはマミヤか。こちらもいい意味でも悪い意味でも、言われてみれば確かにマミヤの写りなので、なるほどという感じ。
2007年12月16日日曜日
【BMW雑記帳】GT-Rは日産のMとなれるか?
GT-Rの特集号が色々と発売されていますね。モーターファン別冊「GT-Rのすべて」を買ってしまいました。なんだかんだ言っても、元R32スカイライン・オーナーなので、GT-Rには憧れがあるのです。というか従兄弟の影響で車に興味を持った高校生の頃から、GT-Rというの日本で最高の車だという刷り込みがされてしまっているのです。
それにしても、今度のGT-Rは凄いです。何が凄いって、エンジンのブロックが専用設計ですよ。1車種のためにエンジンブロックを設計製造するというのは、メーカーにしたらめちゃくちゃ大変なことで、現在こういう馬鹿げたことを実践しているのは、フェラーリ、ランボルギニなどのスーパー・カー・メーカー以外では、M社くらいではないかと思います。
その点だけで、もうGT-RはM3/5/6に匹敵するくらいの車といっても間違いありません。
ボディも基本骨格はスカイライン・クーペと共用ですが、もうこんだけやるなら全部新規設計の方が安くできたのでは?と思うくらい手が入りまくり。足回りや駆動系、内装なんかは全部専用ですから、専用部品率で言ったら、M3なんか目じゃないくらいに高いです。というかホワイトボディ以外に共用なのってあるのか?ウインカーライトくらい?
よく値段と馬力が近いから、IS-Fと比較されますが、こちらは既存のボディにちょっとだけ補強入れて、上級車種のエンジンにちょっとだけ手を入れて載っけただけのお手軽設計。まあヤマハが開発しているんだから、性能は高いでしょうけど、メーカー企画的にはお手軽で低コストなぼったくりのはず。
#そもそも420PSっていうと高出力っぽいけど、リッター馬力で考えるとたったの82PSですよ。
開発主査の水野氏が素晴らしいことをおっしゃっています。
「二倍の性能をつくろうとしたら、組織は二倍スリムにしないとダメ。お金と人の数は技術を薄めてしまうから、人の数も予算も減らしたんです」
世の中ではこれとは逆のことが常識とされ、いいものをつくるためにという名目でやたらめったら人と予算を増やして、結局大したものができないことが多いのです。
人の数を二倍にしても、生産性は二倍にはならないんです。意識の共有とか連絡を密にするために、書類を多く書かなきゃならないし、打ち合わせの時間は増えるしで、結局人を増やしてもアウトプットされる結果は同じにしかならないのです。
まあ限度があるから、単純に減らせばいいってものでもないのですけどね。
こういうことを判っていて、なおかつ実践できるということは、水野氏はむちゃくちゃ凄い人であり、その凄い人が開発責任者だったというだけでも、GT-Rは凄い車に違いないと思わされてしまいます。
まあ一生買うことはおろか乗ることもないでしょうけど、これが日産の象徴となって、日産の車が全て素晴らしい車になって欲しいな、という願いを込めて褒め倒しておこう。
それにしても、今度のGT-Rは凄いです。何が凄いって、エンジンのブロックが専用設計ですよ。1車種のためにエンジンブロックを設計製造するというのは、メーカーにしたらめちゃくちゃ大変なことで、現在こういう馬鹿げたことを実践しているのは、フェラーリ、ランボルギニなどのスーパー・カー・メーカー以外では、M社くらいではないかと思います。
その点だけで、もうGT-RはM3/5/6に匹敵するくらいの車といっても間違いありません。
ボディも基本骨格はスカイライン・クーペと共用ですが、もうこんだけやるなら全部新規設計の方が安くできたのでは?と思うくらい手が入りまくり。足回りや駆動系、内装なんかは全部専用ですから、専用部品率で言ったら、M3なんか目じゃないくらいに高いです。というかホワイトボディ以外に共用なのってあるのか?ウインカーライトくらい?
よく値段と馬力が近いから、IS-Fと比較されますが、こちらは既存のボディにちょっとだけ補強入れて、上級車種のエンジンにちょっとだけ手を入れて載っけただけのお手軽設計。まあヤマハが開発しているんだから、性能は高いでしょうけど、メーカー企画的にはお手軽で低コストなぼったくりのはず。
#そもそも420PSっていうと高出力っぽいけど、リッター馬力で考えるとたったの82PSですよ。
開発主査の水野氏が素晴らしいことをおっしゃっています。
「二倍の性能をつくろうとしたら、組織は二倍スリムにしないとダメ。お金と人の数は技術を薄めてしまうから、人の数も予算も減らしたんです」
世の中ではこれとは逆のことが常識とされ、いいものをつくるためにという名目でやたらめったら人と予算を増やして、結局大したものができないことが多いのです。
人の数を二倍にしても、生産性は二倍にはならないんです。意識の共有とか連絡を密にするために、書類を多く書かなきゃならないし、打ち合わせの時間は増えるしで、結局人を増やしてもアウトプットされる結果は同じにしかならないのです。
まあ限度があるから、単純に減らせばいいってものでもないのですけどね。
こういうことを判っていて、なおかつ実践できるということは、水野氏はむちゃくちゃ凄い人であり、その凄い人が開発責任者だったというだけでも、GT-Rは凄い車に違いないと思わされてしまいます。
まあ一生買うことはおろか乗ることもないでしょうけど、これが日産の象徴となって、日産の車が全て素晴らしい車になって欲しいな、という願いを込めて褒め倒しておこう。
G DATA TotalCare
現在最もウィルス検出率が高いのは、このG DATAだそうで、今年春頃にはトップだったK.G.B.製のカスペルスキーを超えているとの噂。
更に一番多機能なこのTotalCareは、PC最適化機能が付いていて、動作速度も快適そうです。
家のPCにはF-Secureを入れていたのですが、あまりにもPC起動に時間が掛かり、動作に負担が掛かっています。ライセンス有効期間がたっぷりと残っているので、買い換えるのも勿体ないかなという気持ちもあったのですが、PCを起動するたびにHDDがグェェェエエという激しい音を数分間立て続けて、こんな調子ではHDDが1年も保ちそうにないぞと思い、負荷の軽いのに買えようと。
で、現在最高という噂を確かめたくて、買ってみました。
さて、ライセンスが切れるまで、PCに居続けることになるかどうか。
(2008/01/03 20:00 追記)
DOS/Vマガジンのレビューによると、G-DATAはカスペルスキーのエンジンとFreewareのウィルスチェッカーのavast!のエンジンを搭載して、両方でチェックするとのこと。
道理でカスペルスキーを超えているという話になるわけですね。
Skagen
腕時計雑誌で取り上げられていたデンマークのデザインメーカーSkagen(スカーゲン)の腕時計を買いました。
黒いボディに紺色の文字盤が格好良かったからです。
現在常用のMTMは分厚くて、スーツの時には似合わないというかシャツの袖に収まらず格好悪いので、薄型のスマートな腕時計を探していて、雑誌の広告写真の素晴らしさと値段の安さに惹かれたのです。
黒ボディに紺色の文字盤のは、丸いのと黒いのとがあるのですが、丸い方は在庫がなく取り寄せを依頼し、四角い方は在庫があったので、買ってきました。
ボディはチタンで、ベルトがステンレスのメッシュという凝った造りと美しいデザインの割に、値段は安く、それはSkagenのデザイナーでもある社長さんのポリシーで「品質とデザインの美しさは高価な必要性はない」ということです。恐らくは自分のデザインしたものを、気軽に多くの人に愛用して貰いたいという気持ちから来るのでしょうが、なかなかこういう達観したポリシーを打ち出して実践するというのは難しいです。
最近は携帯電話が時計代わりという人も多いですが、こういう時計が増えてくれば、また変わってくるのかなとも思います。
(2007/12/16 19:25追記)
あまり物撮りすることはないのですが、デザインの素敵さに惹かれて撮影してみました。
文字盤の青く光っている部分をもっと広く写るようにしないとダメですね。
来週丸いのを無事買うことができたら、再挑戦してみます。
ちなみに"DOM"というのは、デンマーク語で「日曜」を意味します。曜日表示は英語とデンマーク語の2種類から選べるようになっています。なんとなく英語設定はありきたりな気がしてデンマーク語にしてみました。問題は日曜は赤文字なのですぐ判りますが、それ以外の曜日が判らないこと(笑)
(2008/01/09 00:05追記)
"DOM"はデンマーク語ではなくスペイン語だそうです。
日→Domingo(ドミンゴ)
月→Lunes(ルネス)
火→Martes(マルテス)
水→Miercoles(ミエルコレス)
木→Jueves(フエベス)
金→Viernes(ビエルネス)
土→Sabado(サバド)
Domingoはよく判りません(スペイン語でも太陽はSolですし)が、その後は英語での惑星名に近いので
日->DOM->?
月->LUN->Luna
火->MAR->Mars
水->MIRE->Mercury
木->JUEV->Jupiter
金->VIER->Venus
土->SAB->Saturn
という連想ができて、却って判りやすかったりする。
ちなみに丸いのは、私が勘違いしたらしく、指定したモデルには指定した色はないとかで取り寄せ不可。
黒いボディに紺色の文字盤が格好良かったからです。
現在常用のMTMは分厚くて、スーツの時には似合わないというかシャツの袖に収まらず格好悪いので、薄型のスマートな腕時計を探していて、雑誌の広告写真の素晴らしさと値段の安さに惹かれたのです。
黒ボディに紺色の文字盤のは、丸いのと黒いのとがあるのですが、丸い方は在庫がなく取り寄せを依頼し、四角い方は在庫があったので、買ってきました。
ボディはチタンで、ベルトがステンレスのメッシュという凝った造りと美しいデザインの割に、値段は安く、それはSkagenのデザイナーでもある社長さんのポリシーで「品質とデザインの美しさは高価な必要性はない」ということです。恐らくは自分のデザインしたものを、気軽に多くの人に愛用して貰いたいという気持ちから来るのでしょうが、なかなかこういう達観したポリシーを打ち出して実践するというのは難しいです。
最近は携帯電話が時計代わりという人も多いですが、こういう時計が増えてくれば、また変わってくるのかなとも思います。
(2007/12/16 19:25追記)
あまり物撮りすることはないのですが、デザインの素敵さに惹かれて撮影してみました。
文字盤の青く光っている部分をもっと広く写るようにしないとダメですね。
来週丸いのを無事買うことができたら、再挑戦してみます。
ちなみに"DOM"というのは、デンマーク語で「日曜」を意味します。曜日表示は英語とデンマーク語の2種類から選べるようになっています。なんとなく英語設定はありきたりな気がしてデンマーク語にしてみました。問題は日曜は赤文字なのですぐ判りますが、それ以外の曜日が判らないこと(笑)
(2008/01/09 00:05追記)
"DOM"はデンマーク語ではなくスペイン語だそうです。
日→Domingo(ドミンゴ)
月→Lunes(ルネス)
火→Martes(マルテス)
水→Miercoles(ミエルコレス)
木→Jueves(フエベス)
金→Viernes(ビエルネス)
土→Sabado(サバド)
Domingoはよく判りません(スペイン語でも太陽はSolですし)が、その後は英語での惑星名に近いので
日->DOM->?
月->LUN->Luna
火->MAR->Mars
水->MIRE->Mercury
木->JUEV->Jupiter
金->VIER->Venus
土->SAB->Saturn
という連想ができて、却って判りやすかったりする。
ちなみに丸いのは、私が勘違いしたらしく、指定したモデルには指定した色はないとかで取り寄せ不可。
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