2017年2月17日金曜日

中華思想の根源がわかる! 中国古代史入門 / 渡邉 義浩



入門という割には結構難しいことが書かれている、というよりは、古代中国は色んな民族が入れ替わり立ち替わり中原を支配しようと、国を奪い合い皇帝位を簒奪し合いで、休む暇なしですな。
ややこしすぎてよく判りません(笑

2017年2月13日月曜日

日本の武器で滅びる中華人民共和国 / 兵頭 二十八



中共政府が軍事拡張を積極的に行い、領土の拡大を目指しているのは承知の事実ですが、周りの諸国は中共の軍事力を恐れて手が出せません。
本格的な戦争状態になるのを、周辺諸国も中共政府も恐れているので、膠着状態ではありますが。
とはいえ、本格的な戦争に入って一番困るのは中共政府で、それ故に挑発はしても戦闘行為は決して仕掛けて来ないのです。
中共政府が備蓄している石油は、差程多いわけではなく、まともに戦争が始まったら東南アジア海域を封鎖されて原油の輸送ができなくなり、1〜2週間で戦艦も戦闘機も動かせなくなりますから。
本書でも、小型潜水艇により機雷をばらまいて中国沿岸部を封鎖すれば、その瞬間に中共政府の支配は崩壊し、内戦によって壊滅させるという策を提案しています。
何も実弾をドンパチするだけが戦争ではないんですよね。
それを大日本帝国軍の幹部は丸っきり理解していなかったから、勝てる戦争でわざわざ負けに行くような羽目になるんですけどね。
日本国民の戦争に対するイメージも同じなので、戦わずに勝つということはどういうことかが理解できないんでしょうな。
相手の言い分を大人しく聞いてあげるのが国家間交渉という幻想から、いい加減に醒めてくれないものだろうか。