月村氏の小説家デビュー10周年だそうですが、まだそれくらいしか経ってないのか?と思ってしまう程、長く感じます。
機龍警察シリーズは、新書版はいいペースで発刊されていますが、文庫化されるまで結構時間が掛かるので、その待たされ感で勘違いするのか?
今回は露西亜の元警官が主人公です。
極寒の国からやってきた、一見冷たくクールなキャラと思われた男が、実は極めて熱い漢だったと。
機龍同士のアクションシーンもありますが、今回はシリアスな人と人の繋がりを描いた作品になっています。
月村氏の小説家デビュー10周年だそうですが、まだそれくらいしか経ってないのか?と思ってしまう程、長く感じます。
機龍警察シリーズは、新書版はいいペースで発刊されていますが、文庫化されるまで結構時間が掛かるので、その待たされ感で勘違いするのか?
今回は露西亜の元警官が主人公です。
極寒の国からやってきた、一見冷たくクールなキャラと思われた男が、実は極めて熱い漢だったと。
機龍同士のアクションシーンもありますが、今回はシリアスな人と人の繋がりを描いた作品になっています。
神々の指紋
にしても、学会の上層部が学説を牛耳っていて、その人達の説に反する説を唱えたり批判したりすると、キャリアを潰されるというのは、日本の学会固有の問題で、欧米ではもっと自由闊達に議論が行われているものと思ってましたが、違うのですね。
少なくとも考古学の分野では、現代の人類以前に優れた文明があったという説を唱えるのは、地震の考古学者としてのキャリアを潰す、自殺行為のようです。
古代の人達が、ある分野では現代の技術よりも優れた技術を持っていたことは、発掘された遺跡から明らかであるにも関わらず、それを認めたくない人が多いんですよね。
巨石文明についても、現代の重機で動かせないような巨大な岩を、人力と木材のようなものだけで削りだし運びだし積み上げるなど不可能だ!という先入観があるからでしょうけど。
そういうことをいう人には、是非大阪城の石垣を観て戴きたいものです。
現代の重機では運び出せない巨石が、石垣に組み込まれているのは有名ですが、その岩が中国地方の山奥から瀬戸内海を経由して大阪城に運ばれたことは、記録としてキチンと残っています。
そしてその岩は、人力と木材による機材だけで運ばれたことも分かっています。
でもそれを再現しろと言われると、具体的な細かな手順は忘れられてしまっていて、現代人には運ぶことは不可能なのです。
こういう例だけではなく、ほんの数百年前にはできたけど、現代ではできなくなったことは多数あります。
人間の勘と感覚の方が、現代の最新のセンサー技術や測量技術、製造技術よりも上のことなど、まだまだ山のようにあるのです。
1万年以上前に、現代文明よりも遙かに発達した機械文明があったかどうかは分かりませんが、機械でなくとも現代技術以上のことが可能なことは多いのです。