2015年1月22日木曜日

カンナ 京都の霊前 / 高田崇史



カンナシリーズ最終巻です。
しかし終わりかたからすると、同じ登場人物で別シリーズとして続編が始まってもおかしくはないですが。

聖徳太子に始まったカンナシリーズは、再度聖徳太子に戻って来ました。
随書に当時の大王は姓が「阿毎(アメ)」名が「多利思比孤(タリシヒコ)」とあるのですが、記紀ではこの時の大王は推古天皇ということになっています。
どちらが誤魔化しているかというと、随が嘘を書く必然性はないので、記紀ということですね。
通説では、大陸政府に自国のトップが女性というのが憚れたので、摂政の聖徳太子を大王ということにしたことになっています。

果たして聖徳太子は実在したのか?或いは?
まあ本書を買って、読んで、高田流解釈をお楽しみください。

2015年1月19日月曜日

平井和正氏の訃報

平井和正さん死去 「幻魔大戦」「ウルフガイ」

高校生の頃はウルフガイに嵌まり、大学生から20代は幻魔大戦に嵌まってました。
それより遙か以前に、幼稚園の頃はTVアニメの8マン(原作が平井和正氏)に嵌まってたから、物心ついた頃からずっとってことですね。
30代以降は、平井氏は新作を発表されることが少なくなったので、必然的に読まなくなったのですが、幻魔大戦の続編が登場することをずっと待っていたのは確か。
結局は、その望みは叶いませんでした。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。