2013年11月22日金曜日

【α7R】開発者インタビュー

デジカメWatch ソニーに聞く「α7R」「α7」のこだわり

言われてみれば1/8000sシャッターをあのサイズのボディに組み込むのは大変ですね。
フルサイズだからこそf1.4以上の大口径レンズを使いたいわけで、そうなればISO100でも快晴の日には1/8000sが必要になりますからね。

【iPhone5】Apple StoreでSIMフリーのiPhone5s/5cの取り扱いを開始

ケータイWatch アップル、SIMフリー版iPhone 5s/5cをApple Storeで販売開始

ITMedia SIMフリーiPhone 5s/5c国内発売 Apple Storeで公式に

ASCII.jp 速報】Apple StoreでSIMフリー版iPhone 5s、国内発売

日本国内3キャリアでiPhoneを販売するようになりましたが、それに合わせたのかAppleから3キャリア全てに対応するSIMフリー端末が発売になりました。
けどね、Apple公式サイトの「あなたのiPhoneがどの国で4G LTEネットワークに対応しているかについては、以下のリストを参照してください」を見ると、日本の3キャリアに対応したモデルは、日本以外では米国とプエルトリコのキャリアにしか対応してないのですよ。
しかも米国もATTとVerizonは非対応なのです。
元々SIMフリー端末が欲しいという人は、国内のキャリアを自由に選べることよりも、海外に頻繁に行く人が(値段の高いローミングではなく、値段の安い)現地のSIMを使いたいという需要がほとんどだと思うんですよね。
やることが中途半端というか、この対応表を見ていると日本は米国のマイナーなキャリアと同列扱いかよって感じで、Appleが日本を重視していないのか、日本の電波行政がクソなのか、どちらかは判りませんが、いずれにしても悲しいことです。

2013年11月21日木曜日

【α7R】TA-GE1Bに反射防止処理を施す

CONTAX G Sonnar 90mm/F2.8 を TA-GE1B 経由でα7Rに装着して風景を撮ろうとしたところ、盛大なフレアが発生しました。



先日近所のお散歩撮影をした時は、近接メインで撮影したのと、空を入れるときはガバッと多く入れていたため、この現象に気が付かなかったみたいです。
空と被写体の輝度差が大きく、画面は暗いけど、画面上部枠外ギリギリのところが明るい場合に発生するようです。

TA-GE1Bの内面は反射防止処理としてベルベット様の反射防止布が貼られているのですが、電子接点を収めるプラスチックの部分だけは、この反射防止処理が施されていません。


画面のフレアの位置から考えて、このプラスチック部分に光が反射しているとした考えられないため、対策として反射防止の布を貼ることにしました。


発生していた条件と同じような被写体を探して、軽く撮影して確認してみましたが、これで何とか収まったようです。
まだ条件によっては影響があるかも知れませんが。

【α7R】オールドレンズ50mm三題

AF以前の銀塩時代に設計されたオールドレンズは、基本的に空間周波数が低い領域での性能を重視しているため、35mmフルサイズより小さい撮像素子ではその特性を活かしきれません。
フルサイズ・ミラーレスのα7/7Rの登場が、このオールドレンズファン待望なのは、設計時に想定された空間周波数で撮影でき、本来の設計者の意図が再現できるからです。
ということで、60年代から70年代に設計された50mmレンズ3本の作例をば。

まずはMayerが生んだ奇跡のレンズ Domiplan 50mm/F2 です。

全群繰り出しながら、最短が30cmとセミ・マクロ的な使い方ができるレンズです。
まあ流石に50cm未満になると明らかに性能が落ちるのが判りますが、逆にその収差が増える領域での描写がフワッとして軽く霧が霞んだように滲んむような感じになり、幻想的な描写になります。
ピントが合っている部分はそれなりに解像しているのですが、その前後のボケ始める箇所が美しい滲むようなボケ方をするのです。

次はRollei SL35用の Planar HTF 50mm/F1.4 です。

CONTAX RTS用のPlanarと同じ設計という説もありますが、私の個人的な感想としては(同時に撮影比較したことはないですが)描写は異なります。
CONTAX RTS用の方は後ボケに二線ボケ傾向が強かったのですが、Rolleiの方にはあまり見られません。
また開放最短での描写性能も、CONTAX RTS用がフワッとした感じになるのに対して、Rollei用の方は結構シャープな描写性能を保っています。

三ッ目は旧東独Carl Zeiss Jenaの Prakticar MC 50mm/F1.4 です。

開放での球面収差が過剰補正になっているみたいで、これも開放最短ではピント前後に滲むようなボケがあります。
最短が40cmなのと球面収差の絶対値がDomiplanに比べると少ないので、Domiplan程明らかな滲み方はしませんが、拡大すると微妙に滲んだ感じになっており、しかし全体をみるとそこそこシャープな感じで、柔らかな描写とシャープ感が程よく合わさっています。

こういう特徴あるレンズを活かせるα7Rを発売してくれたSONYさんに感謝!

2013年11月19日火曜日

【α7R】100%拡大のシャープさは洒落になりません

CONTAX G Sonnar T* 90mm/F2.8で撮影。ISO400, F2.8, 1/500s。JPEG出力設定は標準のまま。

まずは全体を縮小したもの。


猫の顔の部分を100%切り出ししたもの。


JPEG出力なので、レンズがいいのか、撮像素子がいいのか、画像処理エンジン(BIONZ-X)がいいのかは不明ですが、これであれやこれや文句があるなら、デジタルは止めてフィルムで撮るしかないっしょ。

またAFがちゃんと合わないので、ピーキング表示によりマニュアルでピント合わせしましたが、ばっちりと合ってます。
露出も絞り優先AEで撮影していますが、気持ちアンダー目ですがほぼ意図通りの露出になってくれています。
Nikonのデジタル一眼レフが(白飛びを嫌うせいか)所謂適正露出より1〜2段くらいアンダーになり勝ちなのに比べて、(このカットだけでなく絞り優先オートで撮った全カットで)ほぼ適正露出になってくれています。
D800Eと基本同じ撮像素子だと思われるのですが、D800Eとは(1年半程前に発売ですが、タイの洪水がなければ2年前に発売になっていたはずなので)開発期間的には2年の差があり、その分撮像素子も進化しているように感じられます。

祝!CAPA通巻400号



1981年10月号が創刊号で、そこから32年休みなく毎月発刊され、晴れて400号に。
たまにしか買いませんが、アサカメや日カメみたいに気取った権威主義な記事がなく、気楽に読めるのが好きです。
#アサカメや日カメの厳密な光学特性測定に基づくテストレポートは、もちろん重要ですけどね。

記念号でおまけ付き。のせいかいつもより値段は高くなってますが。

いつもの所でブルースを / 外道



サブタイトルに「外道 LIVE IN CROCODILE」と付いてまして、2011年9月8日に渋谷のライブハウス クロコダイルでのLIVEを収録したライブアルバムです。
クロコダイルは30年くらい前に一度だけ行ったことがあるなぁ。なかなか洒落たレストラン式のライブハウスでしたが。

元々外道はライブバンドで、スタジオアルバムがほとんどなくて、デビューアルバムもライブアルバムだし、一番有名なアルバムも京都十得でのライブアルバムですね。
本アルバムに収録されている曲は、ハワイでのスタジオライブに収録されている曲がメインになってます。
#ハワイでのスタジオライブも伝説で、それが機会で海外デビューの話が来てたそうですが...当時の事務所が潰したらしい。

Amazonのレビューで「外道が過去のバンドではなく現在進行形のヤバいバンド」と書いている方がいますが、正にそうですね。
デビュー当時から加納秀人様のギターは「魔性のギター」と言われていましたが、聴く人を魅了する魔性は更に磨きがかかってます。
テクニック的に特別なことなど何もしていないと思うんですが、一体これはなんなんでしょうね?
また歌声が当時と全然変わっていないのも凄い。

この魔性の魅力は実際に聴いた人でないと理解できんよ。

【α7R】バッテリーと充電器のセット



α7/7Rの縦位置グリップ VG-C1EMはバッテリーが二個入るようになっているのですが、一個だけだと重量バランスが悪くなるので、二個入れないとなりません。
純正バッテリーは結構高くて、安い互換バッテリーが大量に世に溢れているのですが、リチウムバッテリーはよく発火事故やメーカーのリコールが起こるように、安いのは非常に危険です。
純正バッテリーを安く売っているところがないかと探したところ、充電器とのセットがをSONYさんが用意していて、それがリーズナブルな価格で出ていたので、そちらを購入することにしました。

バッテリー二個を装着した縦位置グリップは、縦位置でも横位置でも非常にバランスよいです。
でもせっかくの軽量ミラーレスの意味がなくなるくらい重くなってしまいました。
#とはいえ、D3Sに比べたら遙かに軽量ですけどね。

α7Rは液晶モニターかELファインダーがほぼ常時点灯しているので、バッテリー消費が割と激しく、お散歩撮影くらいならともかく本格的な撮影には予備バッテリーは必須になると思われますので、α7Rでガンガン撮影しようと考えている方は、予備バッテリーは用意すべきでしょう。

2013年11月17日日曜日

【α7R】ファーストインプレッション

FEマウント対応のオートフォーカスレンズは購入していない(というかまだろくに発売されていない)ので、反射防止策を入れたアダプタでちょいと撮影しました。
EL液晶のファンダーの見やすさとフォーカスの山の掴みやすさを危惧していたのですが、ピーキング機能というピントが合っている部分を色付け(設定で白・黄・赤のいずれかから選べる)してくれる機能が非常に便利で、ピント合わせはこれを使って行うことで確実に合わせられました。
こういうのに慣れてしまうと、D800Eなどの光学ファンダーで自分の眼を頼りにして合わせるのが辛くなるかも知れません。
お年寄りの方で、マニュアルフォーカスのピント合わせが見えにくくて辛い方には、この機能は非常に助かると思います。

まだRAW現像ができないので、撮って出しのJPEGをリサイズして(色空間設定をAdobeRGBにして撮影したのでWeb閲覧用に)sRGBに変換しています。

まずはElmarit-R 135mm/F2.8を使った、α7Rを手にして1発目のショット。



恐ろしいくらいの立体感と解像感です。
Leicaレンズの凄さとα7Rの真のローパスフィルターレスの効果とBionz-Xエンジンの処理が生み出す画像は、D800Eを完全に追い越しています。
D800Eとの併用を考えていましたが、ここまで差が付くとは、困ったものです。

次にCONTAX GのSonnar T* 90mm/F2.8。TECHARTのNEX用アダプタがそのまま使えました。
ただ、液晶のスリープタイマーによりスリープに入ってしまうと、復帰するのに一旦電源をOFF->ONし直さないと駄目っぽいです。
面倒なので撮影終了毎に電源をOFFにして、撮影したいものが見つかればONするようにしました。
まあそうしないと電池の減りが早いということもあったので。



このSonnarはガチガチの解像感はなく、どちらかというとふんわりした印象で、でも拡大するとしっかりと解像しているという性格のレンズみたいです。
たぶん空間周波数が低い範囲ではMTF値が高く、高くなると急激にMTF値が落ちるのではないかという感じです。
そのせいか、AFがほとんど合いません。
結局マニュアルフォーカスでほとんどを撮影しました。

最後に旧東独Carl Zeiss Jenaの銘レンズ Macro-Prakticar MC 55mm/F2.8です。
限定生産のレアもので、非常に素晴らしい性能と描写のレンズなのですが、この素晴らしさを活かせるボディがなく(Prakticaのフィルム用カメラはフィルムの平面精度が悪くて、マクロ撮影時のピントがキチンと出ない)、製造から30年以上経った今やっとその素晴らしさを満喫できます。



早くApertureがRAW対応してくれないかなぁ。

後、電池の充電器が付属されていなくて、USB電源アダプタからUSBケーブルをボディに差して充電するようになっています。
これが時間が掛かるし、縦位置グリップ装着だとUSBケーブル経由では充電されないし、で不便だなと思って充電器をSONYのWebカタログで調べていたら、バッテリーも充電器も今持っているNEX-5Nと全く同じでした。
2年前のモデルとバッテリーが同じというのは、SONYさん偉い!
お陰でNEX-5Nの充電器でサクッと充電して快適に使えました。
ただ、NEX-5Nは年末に遊びに来る甥か姪のおもちゃになってしまう予感がする(というかもうNEX-5N使うことないし、中古として売るにしてもほとんど値段出ないし、子供のおもちゃにしかならない)ので、充電器は買わないといけないですが。
また縦位置グリップがバッテリーを2個入れるようになっていて、1個だけだとバランスが悪いので、バッテリーももう1個買わないといけません。