2009年8月20日木曜日

ここまでわかってきた日本人の起源 / 産経新聞 生命ビッグバン取材班



縄文人、弥生人の遺伝子などから、現代日本人のルーツを探る研究の最新成果をサーベイした本です。
遺伝子解析の技術が進んだことで、人類の進化の足跡が辿りやすくなったのですが、それでも縄文人がどこから来たのかは、まだまだ謎が多いようです。弥生人は割とはっきりしているようですが、それでも半島や大陸からどういう集団がやって来たかがはっきりしないようで。
ま、結論から言えば、まだまだ判らないことだらけ、と。


2009年8月16日日曜日

【BMW雑記帳】BMWネタはないですが

再生GMから新型カマロが発表され、日本でも今秋から発売のため予約受注が始まったのですが、年内販売予定の120台が既に完売だそうです。エコカーとは対極のカマロが売れるというのは、それだけ日本には余裕のある人がいるってことでしょうね。
GMのスポーツカーというと、高級スポーツカーのコルベット、中級のファイアーバード・トランザム、そして廉価版のカマロというラインアップでしたが、トランザムは7年程前にシリーズ自体がなくなり、カマロも日本では人気がないため輸入中止になっていました。
FORDのマスタングやクライスラーのダッチ・チャージャが、日本でもそれなりに人気なので「カマロも売れるはず」という目論みになったんでしょうね。

トヨタ/ホンダがハイブリッド、日産/三菱がEVと、エコカー攻勢を掛けるようですが、どちらにしても頼みはバッテリー。今はニッケル水素電池ですが、今後はリチウム電池が中心になります。が、ニッケルもリチウムも、所謂レア・アースと呼ばれる資源量の乏しい物質なので、需要が多くなると一気に高騰することになります。
特に最近は、値段が上がりそうなものがあると、金融関係の連中がここぞとばかりに攻め込んできて、実需以上に価格が高騰してしまうので、EV技術が確立されて量産が開始されても製造原価が下がらないということになってしまいます。

またEVにしたところで、製造時に使用するエネルギーコストはどれくらいか?充電に使用する電力はどうやって発生させるか?もキチンと考えないと、結局はディーゼルやガソリンが一番CO2排出量が少ないという本末転倒の自体にもなります。
実際プリウスよりも、場合によっては新型GOLF TSIの方が燃費がよい場合もあるらしいしね。

(2009/08/16 18:22追記)
スーパーの駐車場で、買い物の奥さん待ちなのか、駐車したままエアコン掛けっぱなしのプリウスに乗っているおじさん発見。そういうことするんだと、プリウスの意味ね〜ょ。
どんなに燃費がいい車が開発されても、乗る人の意識が伴わないと、地球の温暖化はひたすら進むのみ。


SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM

メーカーのスペック表

1ヶ月以上前に、行き付けのカメラ屋さんの中古コーナーにあるのを衝動買いしたのですが、こういう望遠域はなかなか使う機会がなくて、置いたまま放置状態になってました。
昨日は久々に雲一つない快晴で、これは絶対綺麗な夕日が撮れるぞ、と慌てて淀川の河川敷に車を飛ばして撮ってきました。
夕日の撮影なので、太陽をもろに入れて撮影することになりますが、フレアは皆無、ゴーストが極僅かに見られる程度で、最近のSIGMAは逆光耐性が非常に優秀ですね。
しかし流石に重さが重さだけに、手持ちのLinhof三脚では不十分なようです。もっとがっちりとした三脚と雲台を探さねば。

取り敢えず、夕日の作例。こういう撮り方なので、解像力とか立体感とかの判定はちと無理です。D3 ISO200で、Aperture2で現像。
150mm F5 1/4000s
200mm F5.3 1/4000s
250mm F5.6 1/4000s
300mm F6 1/4000s
400mm F6.3 1/4000s
500mm F6.3 1/4000s