2009年9月17日木曜日

Lotus is back!

F1を撤退することになったBMWですが、BMWザウバーチームはスイスの投資会社に売却が決まったようです。チーム自体は存続ができるようなので、スタッフは一安心しているでしょうか。
またLotusが来季からF1界へ復帰するとのこと。Lotusは現在マレーシア資本の傘下にありますが、そのマレーシア政府の援助を受けての復帰だそうです。
色々と不穏な噂の多いF1ですが、来年もF1を楽しめるといいなぁ。


アンブロークン・アロー 戦闘妖精・雪風 / 神林長平



"Unbroken arrow" - 直訳すれば「折れない矢」ですが、内容的には「未だ矢は折れず」というところでしょうか。
第1部がSFマガジンで連載が始まったのが1979年なので、もう30年前ですね。この30年間でやっと第3部まで来ました。「敵は海賊」シリーズの怒濤の刊行ペースに比べると、10年で1巻という低ペース。しかしながら内容はとてつもなく濃いので、書くのに10年掛かっても仕方がないよなぁ、と納得してしまうところに、神林氏の発想の凄さがあります。
こういうスローペースで発表されているにも関わらず、第2部を下敷きにしたOVAが作成されているし、様々なアニメや小説に影響を与えていて、「敵は海賊」シリーズとは別の意味で、日本SF界の金字塔的作品と言えましょう。

今回は戦闘機でのドンパチはほとんどなくて、登場人物達の精神的葛藤シーンのオンパレードです。ジャムの攻撃が物理的なものから心理的なものに変わったためです。これまでの雪風とは雰囲気が違いますが、むしろこういうのが神林調なんですよね。
なので、これはちょいとOVA化は難しいだろうなぁ。


2009年9月16日水曜日

月刊 渡辺奈緒子



え〜すみません、私はこの女優さん全然知りません。なのに何で買ったかというと、「窪塚洋介・撮」とあったので。俳優兼ミュージシャンがどういう写真を撮るか興味があったのです。
渡辺奈緒子と窪塚洋介は、今同じ事務所所属みたいですね。その縁でこういう取り合わせになったのでしょうかね?

で、知りたかった窪塚カメラマンの写真ですが...まあうまいアマチュアの撮るエロ写真ってとこですな。撮影テクニック的には見るべきものは特になし。モデルさんとの親密さで撮っている、というか撮らさせれている感じ。


2009年9月15日火曜日

勝たせたるさかい、おっちゃんのゆうことよ〜聞くんやでぇ

2年前にロス・ブラウンがHONDAに加入することが発表された時、某自動車誌の1コマ漫画でロス・ブラウンがドライバーに「え〜か〜、勝たせたるさかい、おっちゃんのいうことよ〜聞くんやでぇ」と諭しているという(*1)のがあったのですが、今回のイタリアGPでのブラウンGP 1,2finishは、正に名将ロス・ブラウンの戦略による勝利といえるでしょう。その戦略に忠実に走れる2人のドライバーも、もちろん凄いのですけどね。

ヴェッテルは今回はマシンが安定せず8位で、バトンとのポイント差が26ポイントと広がってしまいました。まず今期のチャンピオンは絶望です。個人的にヴェッテルには是非最年少記録を打ち立てて欲しかっただけに残念です。

最年少年間チャンピオン記録の保持者のハミルトンは、3位でゴールまで後2周というところで、不可解なクラッシュでリタイア。リプレイを見ていても、コーナリング中にリアタイヤが突然バーストして車が回転して壁に激突したように思われます。何かの破片でも踏んでパンクしてしまったのでしょうか?

*1 40代以上の人でないと判らないかも知れないので、念のために書いておくと、「あしたのジョー」のパロディです。

Really Right StuffのBall Head, Quick Release and Plates

三脚や雲台のことをググっていると、あちらこちらで「RRSのプレート」というのが出て来ます。なんじゃらほい?と更にググっていくと、Really Right StuffというQuick Releaseをメインにしたガレージメーカーらしいことが判明。なんでも米国のプロカメラマンが、アルカスイスのQuick Releaseの精度に不満を持って「こんなんならワシの方がもっとええもん作ったるわい」とやり始めた会社らしいです。とはいえ今の経営者はその創業者の人ではないっぽいですけどね。
日本ではまだ輸入代理店がないらしい上に、B&Hですら取り扱ってない。どうやって手に入れるんだ?と思ったら、何のことはないReally Right Stuffのショッピングサイトから簡単に買えました。

配送方法として、UPSとUSPSの2つのどちらかを選択するようになっていたのですが、UPSは(超特急コースなのか)1万円くらい、USPSはIntenational Express Mailで4,500円くらいとかなり差がありました。急ぐわけでもないし、USPSのExpress Mailで過去に何度も(他の色んな業者さんから)送って貰ってますが、特にトラブルにあったこともなかったので、安いUSPSにしました。
Webで注文後、注文受付メールが来たのですが、「わしんとこは注文されたのが全部揃ってから送るので、欠品の分も揃ってからになるけん、しばらく待っててちょ」みたいなのが来て、あれ?Stock OKじゃないのがあったかな?と思ったら、翌朝「送ったでよ。配送状況はこっちを見てちょ」というメール。よく読み直したら「もし欠品があったら」で、そのメールが送られた時点では、まだ注文品に欠品があるかどうかは未確認で、一般的なコピペの断り書きが書いてあっただけでした(苦笑)
USPSって要するにアメリカの郵便局なんで、土日は休みなのかL.A.で土日挟んで3日程止まっていた模様。日本に到着したのが木曜の晩で、そのまま税関で金土日と留め置かれて、月曜の本日の午前中に到着。ちょうど10日間掛かったってことで、まあUSPSのExpress Mailとしては平均的な日にちで到着しました。


今回買ったのは、
・BH-55 LR (一番大きなボールヘッドにレバー式のQuick Releaseが付属)
・BD3: Conventional plate for D3 & D3x (D3専用Plate)
・BD3-L: L-Plate for D3 & D3x (同じくD3専用Plateで縦横両方で装着できる)
・L10: Lens Plate for Nikon 70-200mm/2.8 (70-200/2.8対応のPlate)
・MPR-113: 113mm Multi-purpose rail (長さ113mmの汎用レンズPlate)
です。D3用のL型Plate装着すると普段使いにくいかもと思って、普通のPlateも買ったのですが、結果的には無駄でした。L型装着のままでも普通に手持ちで使用するのに何も支障もなく、付けっぱなしでも問題ないと思います。
実は私は今までQuick Releaseは使ってなかったのです。理由は単純にガタ付くのが嫌だから。実際、カメラ仲間でQuick Releaseを使っている人達は、寄るとどこのQuick Releaseがガタ付きが少ないかの話ばかり。そのため多少不便でもQuick Releaseを使わずに、直接カメラやレンズを雲台にネジ留めする方を選んでいたのです。
今回あちらこちらで、RRSのQiuck Release Plateの精度の高さが絶賛されていて、鳥を撮る人達の間では、脚はGITZO、雲台はアルカスイスZ1、Quick ReleaseはRRSというのが定番とのことで、思い切って買ってみましたが、RRSのQuick Releaseは確かにがっちりと固定されビクともしません。なんかガタがあるなと思ったら、レンズとカメラのマウント部分だったという落ち。
RRS BH-55もガッチリしていて、L型Plateで縦位置にしての撮影が手持ちの気軽さで行えます。腕の力がかなり落ちてきていて、D3をキチンと保持できなくなって来ているので、三脚でしっかりとフレーミングを気軽にできるようになるのはありがたいです。
来週の連休に実戦投入...できるかなぁ。

2009年9月13日日曜日

WANTED



直訳すると「手配中」とかになるんですが、原題そのものが曖昧すぎて映画の内容に合ってないよね。
ジャケットカバーも公開前のプロモーションも、アンジェリーナさんが前面に出ていて、ど派手なアクションで銃を撃ちまくるシーンが流れていたから、アンジェリーナさんが主演かと思ったら脇役でした。まあ準主演級の助演ですけどね。
主人公はさえない男(という役柄)なので、営業的にはアンジェリーナさんを全面的に中心におくのは判らなくもないが...ちと姑息やな。

内容は...う〜ん、なんか最近よくあるようなストーリーで奇抜性はなし。
面白いといえば面白いけど、前評判とか公開時に観た人の感想とかで、かなり期待していただけにちょいとがっかり。


ENDGAME / MEGADETH



21世紀に入ってからのデイヴは、腕の故障もあってインタビューの度に「もう解散する」とか泣き言が多かったのですが、その割にはザ・システム・ハズ・フェイルドとかユナイテッド・アボミネイションズなどは、私的には非常にいいアルバムだと思っていて、なんだかんだ言いながらツアーも精力的にこなしているし、もうちっとファンに夢を見させるような発言してくれよという感じがしていました。
しかし今回はリリース前に「もうMEGADETHはダメだと思っている連中も注目せずにはいられないアルバムになるだろう」と積極的な発言をしていたそうで、新ギタリストのクリスの加入もあり、デイヴもやる気満々で制作されたようです。

実際、本作は唯一言「素晴らしい」出来です。
MEGADETHファンのみならず、HR/HMファンは必聴ですよ、これは。




神君の遺品 目付 鷹垣隼人正 裏録(一) / 上田秀人



タイトルに惹かれて買ってみました。上田氏の時代小説は初めて読みますが、なかなか面白いです。時代小説なので時代考証は厳密にはなりませんが、背景は当時を忠実に再現されているようです。
物語が佳境に入ったかなと思ったところで、この巻は終わり。続きを待つことになりました。文庫本書き下ろし作品とのことなので、数ヶ月もすれば出るのかなぁ。