2004年2月27日金曜日

ディック作品集 ペイチェック

ハヤカワ文庫SF フィリップ・K・ディック著 朝倉久志・他役
映画化される表題作を中心に、ディックの各年代の短編を納めた短編集です。映画公開に合わせて新たに編集されています。


実はSFファンの癖に、何故かディックの作品は避けて来てたというか、読む機会がなかったんですよね。けどこの本の後書きで、あのSF映画の金字塔「ベイブレード」の原作が「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」だったり、このblogで感想を書いた映画「マイノリティ・レポート」の原作を書いていたりと、彼の作品が映画の原作として多く取り上げられていることを知りました。
残念なのは、これらの映画をディックは観ずに亡くなったことでしょうね。天才は死んでから評価されるということが多いのですが、ディックも亡くなってから評価が高まったような所があり、不遇の作家と言えるかも知れません。
いずれにしてもディックのこの作品集には、時代を思わせる旧さもあるのですが、文学として伝えるべきメッセージをしっかりと備えた作品が並んでいます。

2004年2月25日水曜日

007 ゴールデン・アイ

発売元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
主演がピアーズ・ブロスナンになっての第2作目、通算で17作目の007シリーズです。
珍しく007のSEXシーンがありません。一応ベッドシーンらしきものはありますが。
珍しくボンドカーでのカーチェスがなく、ボンドカーが傷一つ付きません。激しいカーチェイスはたっぷりとありますが。
#戦車がドリフトできるって初めて知りました (^^;;;;
ソ連が崩壊して冷戦が終結したことを受けてか、初期の007を自らパロっているような感じが多々見受けられます。

2004年2月23日月曜日

STAR TREK 5 新たなる未知へ

今回は神を探す旅です。
カーク艦長ことウィリアム・シャトナーが、初監督を担当したことで話題になっています。
この方は脚本なども書いたり、原作も書いたりしてるんですよね。単なる俳優ということではないのでしょうけど、カーク艦長のイメージが強すぎて、他の作品への出演がないのが残念かも知れません。
スポック役のレナード・ニモイは、刑事コロンボに犯人役で出演していたことがありますが。
それはさておき、映画自体はスタートレック・シリーズの例に漏れず楽しめるのですが、どうも西洋の人達の神というのは、日本人からすると薄っぺらな感じがして仕方がありません。私はそれだけが気になりました。

DAMAGEPLAN : NEW FOUND POWER

元パンテラのG & Drが結成したバンドです。
面白いのがVoが元ハルフォードのギタリストなんですねぇ。
ザック・ワイルドもゲスト参加しています。実はパンテラはほとんど聴いたことがなく、ザックがゲスト参加しているから買ったんですが、ベテランのメンバーが結集しただけのことがあって、かなりレベルの高い楽曲と演奏が聴けます。
ゴリゴリのヘヴィなのがお好きな方は、是非聴いて見て下さい。

EDGUY : KING OF FOOLS

3月に発売される予定のフルアルバムに先行して発売されたミニアルバムです。
とはいえ、フルアルバムに収録されるのと共通なのは1曲だけで、それも別のアレンジということで、5曲の内4曲がフルアルバムには未収録の曲ということなので、フルアルバムと別にこのミニアルバムを買うだけの価値があるようになっています。
EDGUYというバンドのアルバムは始めて買ってみたいのですが、なかなかのレベルの高さです。視聴機に店のお勧めHR/HMが10枚入っていた中で、この1枚だけを気に入って買ってきたのですが、選んだだけの価値はありました。

PRIMAL FEAR : DEVIL'S GROUD

ドイツの超強力HMバンド、PRIMAL FEAR の5枚目のアルバムです。
1枚毎に日本でのファンを着実に増やして来ていますが、即日売り切れになるとは思ってませんでした (^_^;;; 久しぶりに日本橋に買いに行ったのですが、「売り切れ」の札に愕然としました。梅田に行って何とか梅田三番街店の最後の1枚を確保して帰って来ました(苦笑)
というくらいの人気に違わない内容です。くどくどは言いません。HR/HMファンなら迷わず買え!!以上!

よしもと ザ・ブロードキャストショー 研究科 第4期生卒業公演

「うぉーあいにー」
於 : 一心寺シアター倶楽
写真のモデルをして貰っている子が出演するというので、観に行って来ました。
う〜ん、ストーリはイマイチよくわからんかったです (^^;;; いやストーリ自体は判るんだけど、結局の落ちがなんなのか。
主演格の男女も研究生なんでしょうけど、やたらとうまかったなぁ。他の出演者もそれなりにうまいけど、一頭地飛び抜けてて、出演時間やせりふが飛び抜けて多いのも、さもありなんという感じでした。
よしもとの強さって、こういう新しい芸人の育成力がダントツということがあるのでしょうね。

Kelly & Bonn Live Concert 2004

於 : 大阪狭山市さやかホール
2003/11/14のこのblogで紹介したボンケリーのライブが昨日あり、行って来ました。
バンド名は「ボンケリー」なのですが、ライブでは「Kelly & Bonn」なんです(笑)
客層のほとんどが地元狭山商店街の方達ということで、HR/HMな曲は控えめで、最初にアコースティックバージョンということで、しっとりと聴かせる曲を、カバーを含めて約1時間。その後休憩を挟んで、エレクトリックバージョンということでボンケリーのアルバムの曲を中心に40分ほど。最後にKellyには珍しい日本語の曲を歌い上げ、アンコールで再度エレクトリックギターを手にしてきっちりと締めてくれました。
3月には京都VOXホールでライブがあるとのことなので、今から非常に楽しみです。

2004年2月22日日曜日

【BMW雑記帳】 久々に遠出

遠出といっても同じ大阪府下ですが(笑)私の家が大阪府北部なので、大阪府南部まで下道をトコトコ行くと2時間くらい掛かるのですよね。ま、今日はライブを見に、トコトコと下道を1時間半ちょっと掛けて行って来ました。会場が田舎の方なせいか、駐車場が安かったし、電車で行くとかなり面倒なので。カメラバッグ(ライブの撮影をいつもさせて貰っているミュージシャンのライブなので)も重いから、歩くのが嫌だったし(爆)
いや〜でも〜、運動不足を感じてしまいましたよ。ライブが始まってから1時間ほどしたところで休憩があったのですが、その間にトイレに行くため階段を昇ろうとすると、太股が痛い (^_^;;;; ステージ下で中腰でいたため、太股に疲れが来てる。日頃の運動不足が丸出しです(苦笑)
いや撮影って疲れるんですよ。とくにライブ撮影の場合は、シャッターチャンスを逃さないようにしつつ、ピントや構図に気を付け、かつ見に来ている人の邪魔にならないようにしながらなので、集中力が半端でなく必要なのです。それを休憩を挟みつつ2時間だから、今日の撮影は疲れました。今日はもう一人カメラマンがいたので、途中でサボりながら撮ってましたが(笑)、一人だったら最後まで持たなかったかも知れません。
BMWで下道をトコトコ2時間近く運転するのも疲れますが、ああいう撮影の後だと、楽に感じてしまいます。いや別に気を抜いた運転をしていたわけではないですが。
明日も出掛けますが、電車で行こう。駐車場ないし。