2013年3月14日木曜日

生元素とは何か / 道端齊



生体を形成しているのはほとんどが水素、酸素、炭素、窒素ですが、その他に鉄とかの金属元素も含まれています。
それら金属元素が何故使われているのか、何故その金属でないといけないのか、について述べられています。
全てそれなりに理由があって選ばれているんですよね。

古代中国には砒素を薬として調合する専門の薬師がいたのですが、砒素は人体には猛毒なんですよね。
ごく微量なら薬になるという説ととんでもない迷信というのとあったのですが、本書では砒素が生元素に含まれていて、生体には極微量であれば有用みたいですね。(砒素の役割については特に書かれていなかったのが残念ですが)

タンパク質をメインに使った生体のメカニズムというのは、ちゃんと理由があって形作られているのですが、こんな複雑なシステムが自然に形成されたのというのは、知れば知る程驚異で奇跡的な出来事だったんだなと思わざる得ません。

道端先生は、サプリメントなど無用とおっしゃっていますが、消化系の弱い私にはやっぱり亜鉛のサプリメントが必要なんじゃないでしょうか。

2013年3月10日日曜日

THE WHO LIVE AT HULL 1970 / The Who



Status Quoのライブ盤買ったせいか、他の英吉利バンドのライブアルバムもAmazonのお薦めに色々と出て参りまして、あの伝説のLive at Leedsの翌日のライブを余すところなく収録したアルバムというので、思わず買っていまいました。
The Who自体は(曲がそんなに好きなのがないので)めちゃくちゃ好きってことはないんですが、一番好きなドラマーと一番好きなベーシストが在籍するバンドということで、ライブ演奏は非常に好きなのです。ギターのコードワークも絶品ですしね。

Leeds大学での猛烈な演奏を行った翌日に、ほぼ同じ内容で同じような超絶なライブパフォーマンスを行ってます。
ということはですね、連中に取って、あの猛烈なライブパフォーマンスというのは、ごく普通の日常的な演奏に過ぎないってことだったんでしょうね。
あの頃のミュージシャンって、今から考えると途轍もないことをごく普通にやってたんですよね。
スゲーよなぁ.......。

録音状態はかなり良好です。
ただミックスがキースのドラムの音がでかい!ためか、ジョンのベースの音が今一つ聞こえにくいです(苦笑)
ピートのギターの音が綺麗ですな。この頃は特注のHIWATTのアンプを使用していますが、HIWATTアンプもクリーンから思いっきり歪んだ音までシームレスに出せてて、素晴らしい音です。
なんで今は誰も彼もがMarshallで、HIWATTとかを使わなくなったのか不思議だ。