2013年1月12日土曜日

【Android】スマフォもHD解像度が標準になってきた

米国でCESが開催されていますが、HTC J Butterflyと同じ5inch Full-HD(1920 x 1080)のスマートフォンを、SONY、ZTE、Huaweiが出品しています。Huaweiなどは6.1inch画面のスマフォ(あくまでスマフォでタブレットではない)まで出品しています。
5年半前に、Appleが3.5inch画面のiPhoneを発表した時は、「こんなでかくて重い端末なんか持ち歩けるか!」と否定する人が多かったのですが、画面のサイズと解像度は瞬く間に増えていき、今年はスマフォでも5inch Full-HDの画面が当たり前になりそうです。
6〜7年前、携帯端末にワンセグTVが搭載されるようになったとき、ちょうどHD(1280 x 720)のビデオカメラが5万円を切る価格かつ手のひらサイズで発売されるようになり、「後5年もすればハイビジョンが携帯で観れるようになりますよ」と半ば冗談で言っていたけど、実際に720p HDは数年前から携帯端末で再生可能になり、今では1080pのFull HDも撮影&再生が可能な時代になってしまいました。

でも中身は全部QualcommのQuad Core CPUチップで、同じなんですよね。
スマフォ用のチップは、今のところ完全にQualcommの一人勝ち状態になりつつあります。
これをSamsung、Nvidiaが巻き返すかが、今年のスマフォ業界の焦点になるんじゃないかと思います。

また今年のCESでは、Full HDの4倍の解像度の4Kと呼ばれる超解像度で大画面の液晶TVが、現実的な価格を予告しながら大量に出品されています。
しかし大型画面のTVでも、まだ家庭への普及はこれからというのに、Qualcommが4Kの録画・再生が可能な携帯端末用チップを発表しました。
流石にスマフォの5inchクラスの画面で、4Kは解像度が高すぎて、実現は当面は不可能だと思いますが、10inchのタブレットなら、単純にFull-HD 5inchを4つ並べるだけなので、実現は可能ですね。コスト的にはともかくとして。

解像度が増えてくると、CPUの能力よりも、GPUの能力の方が問題になります。
スマフォ用のCPUがARMの一人勝ち状態なのに対して、GPUの方は競争が激化しています。
Qualcommは、AMDがATIを買収したときにモバイル用のAdrenoというGPUを、開発要員ごと買い取って、それを毎年改良して使っています。Android向けのチップがQualcommの一人勝ち状態なので、必然的にGPUもAdrenoが一人勝ちみたいになってますけどね。
Appleは、PowerVRというモバイル用GPUのIPを買って使っています。PowerVRは、スマフォ以前の携帯の3D GPUとしてよく使われていたのですが、最近はあまり使われなくなって来ているようです。iPhoneのパフォーマンスを見る限りでは、PowerVRのパフォーマンスも結構高いはずなのですけどね。
Nvidiaは当然ながら自社設計のGPUを使っています。
Samsungは、以前はPowerVRを使っていたのですが、ここ最近はARMが設計したMariというGPUを使っています。でもSamsungチップ搭載のGalaxyのパフォーマンスが今一なのは、このGPUのせいなのかなという気がします。他にあまり採用例がないから、driverソフトが今一なんじゃないかな。

ということで、今年のスマフォ戦線はかなりのパフォーマンス競争が激化しそうですね。
まあ、私は昨年後半に、iPhone5とButterflyを購入したので、今年は静観させて戴きますが。
でも秋にはiPad2の割賦金が満了になるので、新しいiPad Retinaを購入するとは思いますが(爆

2013年1月10日木曜日

現代素粒子物語 ヒッグス粒子から暗黒物質まで / 中嶋彰



正月休み中に読み切るつもりが読み切れませんでした。
著者はサイエンスライターの方で、素人に判りやすく科学を伝えるのが専門の方なので、確かに判りやすくは書かれているのですが、いかんせん素粒子というのは難解極まりない代物で、煙に巻かれて終わった気がします。
それでも今まで読んだ解説書には書かれていないことが色々と書かれており、素粒子についての理解が進んだことは間違いないと思います。
内容的には素人向けというよりは、これから量子物理学方面に進もうとしている学生さんにいいじゃないでしょうか。

2013年1月9日水曜日

FlashからHTML5に移行して、再度Flashへ

1年半程前まで、Web製作にMacで簡単にFlashコンテンツを作成できるiD for WebLiFEを使用していましたが、これは本来Power Macでしか動作せず、Intel MacではRosettaが必要で、LionでRosettaが切り捨てられたために使えなくなりました。
また世の中の流れとして、iOSがFlash再生をサポートしないこともあって、「これからはHTML5だ!」という方向に行っており、そのためBiND for WebLiFEのHTML5テンプレートでのWeb製作に、全面的に切り替えました。

が、ここのところTIZENとかFirefoxOSとかChromeOSとかを搭載した携帯端末の噂が流れ、それらの上で動作するアプリはHTML5によりWebアプリになるということで、HTML5の調査を始めたのですが...こいつがどうしようもなく使えない。
何よりもブラウザによる動作の違いがあり過ぎます。HTML5のAPIで、動くものと動かないものの差があり過ぎる。
新春の日経新聞に、docomoがTIZEN端末をリリースするとのニュースが出ていましたが、あの貧弱で制限だらけのAPIでdocomoのサービスが実装できるんだろうか?Cでゴリゴリとネイティブアプリを作らないと駄目なんじゃないかなと思いますが。
#そういう意味では、Ubunts携帯の方が、最初からC/C++なのでやりやすいと思う。

更に一年程前に、PuffinというiOS上でFlashコンテンツ再生が可能なブラウザが登場しており、iPhoneやiPadでFlashコンテンツ再生も普通にできるようになっているんですよね。

なので、一度HTML5へ行った人達が、またここのところFlashに戻って来ているのです。
Adobeのツール類も馬鹿高い値段でしたが、月々5,000円(旧バージョンを持っている人は、最初の12ヶ月間は月3,000円)で、ほとんど全部のツールを使い放題なコースがあるので、Flash作成ツールのコスト的な障害も低くなりました。

年末にもうCS4からの切替はこれで最後ということで、CS6にアップデートして月々コースにしました。
そしたら、InDsign CS5から、Flashを書き出せるようになっていたんですね。
Webコンテンツを指定して作成して、Flash書き出しすれば、取り敢えず写真アルバムは作成できました。
もうちょっと色々と工夫できるらしいけど、今は時間的に凝ったこともできないので、こんなもんかなということで。
一応、BiNDに乗っけることもできましたし。
#InDsignが書き出したhtmlを切り出して、BiNDの中に貼り付け。
#swfをBiNDのソースに置くと、自分が管理していないファイルは削除する仕様になっていやがるので、別途サーバーへ直接ftpする必要がありましたが。

10年後くらいならHTML5も使えるようになっているんでしょうかねぇ。
ただ現在策定中の仕様を見ても、DRMなものが一切なくて、コンテンツを保護することができなさそうなので、それが解決するまでは、FlashとPDFが根強く残ることになりそうです。

2013年1月6日日曜日

【Android】オーナーズブックを買ってみました



Android4.1 - JellyBeanには不慣れなのと、HTCJ独特な裏技みたいなのがあるかもと思って、ケースと一緒に注文してみました。
が、完全に初めてスマートフォンを使う人向けで、裏技的なのは何もありませんでした。
もうちょっとしてからでないと、裏技集は出て来ないかな。