2021年11月23日火曜日

【くるまのおと】Roadsterのペダルセット

 

ND Roadsterのアクセルペダルは、最近のマツダ車共通のオルガン式になっていますが、これだとヒール・アンド・トゥがしにくいというかできないんですよね。
よってトゥ・アンド・トゥをせざるを得ないのですが、その場合でもブレーキペダルとアクセルペダルの位置に結構差があってやりにくいのです。
という不満を大勢の方が抱いているようで、この段差を埋めるペダルカバーというかなんというか、そんなアイテムが売られています。

今回購入したのは、アルミペダルセットに合わせて嵩上げするブラケットも、別売ですがセットとして販売されているものです。
これもどうやら米国製らしいですが。
ブラケットを装着するためのナットが付属していたのですが、どうやってもナットを止める方法が分からず、ネジだけで止めましたが、まあ一応ちゃんと付けられているようです。

まだMT車に乗っていた時の勘が戻っていなくて、減速の時のシフトダウンのタイミングに合わせて、トゥ・アンド・トゥするのが上手くできていない(昔やってたわけじゃないのに、何故かダブルクラッチで回転合わせしようとしてしまう。今はシンクロが強力だからダブルクラッチで回転合わせなんざ必要ないのは、頭では分かっているのに身体が動いてしまう)ので、評価できるところまで行ってないのですが、でもなかったらアクセルを煽る小指側が空振りしてアクセルをふかすことすらできないから、装着して正解だと思います。

それはさておき、世間的にはNDの1.5Lエンジンは非力だと、あまり評判が宜しくないようですね。
直列4気筒エンジンは、排気脈動の関係でトルク特性がふたこぶラクダになるのが普通で、そのためトルクの谷から山に移る辺りで回転がグワーンと盛り上がり「カムに乗った」という表現をされたりして、それがパワー感をもたらしています。
要は錯覚なんですけどね。
NDの1.5Lエンジンは、一体何をどうやったのか発表資料を見ても分からないのですが、極めてフラットなトルク特性をしており、2千回転からレッドゾーンまで途中で途切れることなく、一気に吹け上がります。
理想的なエンジン特性なのですが、これが逆に盛り上がり感に欠けているように感じて、パワーがないように錯覚してしまうんでしょうね。
実際、カタログスペックでは、馬力もトルクも大したことないですから。

しかも元々Roadsterは初代から、速さではなく楽しさを主題に置いています。
パワーが足りないと思うのであれば、今ならBZR/GR86もほぼ同等の価格帯でありますし、もっと値段が高くてもよいなら、選択肢はいくらでもありますよね。
きちんと適切なギアを選択しながら、きちんとアクセルを踏み切れば、(サーキットでレースするなら別ですけど)街中で不満を感じることはないと思うんですけどねぇ。


2021年11月21日日曜日

【くるまのおと】Roadsterのドアブッシング

ボディ側でドアを受け止める硬質ゴムがあるのですが、Roadsterでは初代NAから現行NDまで同じものが使われているそうです。
ドアが凹になっていて、ボディ側の硬質ゴムが凸になっています。
この凹凸の合わせ精度でボディの剛性感が変わるということで、日本のチューニングショップからも同じようなものが販売されています。

これは米国製らしいですが、日本製ではなくこちらを選んだのは、Amazonで注文できたからなのと、赤い色がオシャレかなと。
日本製のに比べるとちょっと高いのですが…と、これを書くのに見直したら値段が半額近くになってる…この値段なら日本製と変わらんやん。買ったタイミングが悪かったか(涙

剛性感が上がるそうですが、買ってすぐに取り付けたせいか、違いが分かりません。
まあ、多分ドア周りのガタは減っているだろうとは思いますが。

 

世界史を変えた植物 / 稲垣 栄洋

我々が生活する上で必要不可欠になっている穀物や飲用品を中心に、それらが如何に世界史に影響を与えたかを解説した書です。
植物の性質については重要な部分については解説されていますが、それ程詳しいわけではなく、世界史の方が中心です。
なので、各植物がどういう性質かを詳しく知りたい方にはあまりお勧めできません。
しかし、今後の世界動向を占う上では非常に重要なことが書かれています。
世界の食糧事情に関わるからです。
そちら方面に興味がある方には、お勧めです。