2020年3月9日月曜日
神の時空 京の天命 / 高田 崇史
本シリーズ最終回です。
にしても、こういう終わり方は…もうちょっと盛り上がりを期待させる展開が進んでいたのに、いきなり大英断になった感じで、最後はあれ?となってしまいました。
それはさておき、現代の日本でも初詣には殆どの人が出掛けて願掛けするわけですが、神様に願い事を頼むばかりで、尊敬・畏敬の念など感じられません。
宮本武蔵の独行道というのに「仏神尊し、頼みにせず」というのがありますが、そういう念を全ての人に抱いて戴きたいと、本作を読んで改めて思います。
星系出雲の兵站-遠征-3 / 林 譲治
快調なペースで書き下ろし発刊されている本シリーズ。きっと売上が好調なんでしょうね。
実際、話が進めば進む程、面白さが増してきます。
今回は、あまり兵站の話は出て来ません。皆無ではないですが。
人類と同じ考え方をするとは思えない未知の存在に出会った時にどうすべきか、を示唆してくれています。
とはいえ、欧州人が亜細亜大陸や亜米利加大陸へ乗り込んで行った時は、こういう感じでお互いに相手のことを探り合いながらの攻防だったんでしょうね。
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