2008年4月12日土曜日

ミトコンドリアが進化を決めた / ニック・レーン (著), 斉藤 隆央 (翻訳)



十数年前にパラサイト・イヴ (新潮文庫 (せ-9-4))という小説が大ヒットし、映画にまでなりました。以来、ミトコンドリアの不思議が頭から離れずにいます。
人間が所属する真核生命体は、核細胞とミトコンドリアという元々は別々の生命体が、共生関係を築いて成り立っているんですよね。何故そんなことが起こったのか、不思議でしかたありません。
本書は、ミトコンドリアにまつわる生命の起源など様々な謎の解明状況を、最近の研究に基づいて解説してくれています。でも残念ながら、最先端の科学者たちにもまだ実は何も判っていないという状況です。
本書を読んで初めて知ったのですが、鳥類には老化がないそうです。これもミトコンドリアの働きに由来するらしいのですが、どういう仕組みで老化せずに長寿を保てているのかが解明されれば、不死は無理でも不老が実現する可能性はあるようです。



月刊 森下悠里



週プレのグラビアに先行でオフカットが掲載されていて、その写真が素敵にエロかったので、発売と同時に買って来ました。
今回の撮影は設楽茂男という方で、CMとかファッション雑誌を中心に活躍されている方です。
トーンからするとEOSのフルサイズ系デジタル1眼の気がしますが、氏のサイトには使用機材とかの記載がないので、確かなことは判りません。
有名企業のCM撮影されているだけあって、悠里ちゃんの魅力をうまく引き出しているなと思います。
最近こういう着エログラドルが、AVに転身する例が多いのですけど、悠里ちゃんも近い内に...と感じさせられなくもないです。



2008年4月7日月曜日

THE YEARS OF RAGE / OUTRAGE



タイトルからするとベスト盤みたいですが、ライブCD&DVDセットです。
交通事故による体調不良から脱退していたヴォーカル橋本氏が、デビュー20周年記念で戻ってきたライブを収めたものです。
曲も橋本時代の名曲のオンパレード。
橋本氏が脱退してからのOUTRAGEは活動が低迷していたのですが、このサウンドを聴くとそれが信じられないくらい迫力のあるライブです。
ドラム、ベース、ギターそしてヴォーカルが、正に一体となって、ごっつい岩のような音の塊が耳に炸裂しています。
完全復帰してくれるといいんだがなぁ。



空飛ぶモンティ・パイソン



これを観ている間に、吹き替え声優のお一人である広川太一郎さんがお亡くなりになりました。ご冥福を祈り、ここに哀悼の意を表します。

45歳以上の方にとっては伝説の番組ですね。再放送がなかったことと、深夜番組だったことで、当時小学生以下だった方々は観られたことはないと思います。
このDVDは英国で放送されたものを全収録して、日本での吹き替えが発掘され復元できた箇所は、英語/日本語の2ヶ国音声に、それ以外の箇所は英語のオリジナル音声のみという構成です。
日本では独自に編集して放送されていたのですね。当時の日本では理解できないものが多かったためだそうです。
実際、全然(DVDでは)放送時期が異なるコントが、日本の編集スタッフで組み合わされていることが、これを通して観てよく判りました。というかかれこれ30年前に1回観たっきりの内容をよく憶えているな俺って感じなのですが、それだけ強烈な印象があったということですね。でなければこんな高い金払ってもう1度観たいという気は起きませんわな。

日本での放送では、番組の終わりに今野氏の解説とタモリ氏などによるコントがおまけに付いていたのですが、残念ながらそれは収録されていません。
まあ解説をしないと判らないコントってのも妙な話なのですが、当時の日本ではイギリスのギャグを理解できるだけの欧米に関する知識が乏しかったということで仕方がなかったのでしょう。それでも英国での放送と日本での放送は、5年程のタイムラグがあったのですけどね。


2008年4月6日日曜日

【BMW雑記帳】 暫定税期限切れ

今月のモーターマガジンが「BMWのハイパフォーマンス」と題して特集をしています。
今月は135iの特集や試乗記が多く、読んでいると欲しくなってきてしまいますね。これがM3とかだと「1千万超なんてとても買えねぇ」になるのですが、135iとかは500万円代で「普通のサラリーマンでも無理すれば買えなくもない」ので、ちょいとグラっと来るものがあります。
今でも120iなどは350万円前後で、オプション色々付けたりドレスアップしたりすれば400万円は軽く超えてしまいますからね。それを考えたら、いっそのこと...などという危ない考えも。



ということ言いながらも、どうも今のBMWって今ひとつピンと来ないのです。現行3シリーズとか1シリーズとかは、微妙に乗り心地とかステアリングの感触が、トヨタっぽい感じになってしまっていて、しっくりと来ません。試乗した後に家の子に乗ると、なんかホッとするのですよね。
で、この両角さんの本音のクルマ論 (Gakken Mook)を読んでいたところ「E90系ではほとんどM-B流、それも20年前の登場直後そのままの配置の短アーム型マルチリンクに転身。しかもリンク取付点のゴムブッシュ(たわみ要素)を増やした構成にしてしまった」という記述がありました。
これを読んで成るほどと思いました。E36/46とはガラリと変わった味付けは、ランフラットタイヤのせいかなのかと思っていたのですが、恐らくはブッシュで緩めた足回りがトヨタっぽい感触を生み出していたということでしょうね。リンクのブッシュを硬いものにするか、いっそのことピロボールにすればいいのか?いやそもそもアーム長が短いのでは無理がありますか。





ガソリンや軽油などの税金の暫定税率が失効して、本則の税率に戻りましたね。
与党は未だに諦めずに、再度暫定税率に戻そうとしているようですが、暫定税率で増税する根拠をはっきりと示して貰いたいものです。
道路予算が足りなくなるというけれども、国土交通省や関連の役所がどれだけ予算を無駄使いしているか、散々指摘されているにも関わらず、そちらはほったらかしで足りないなどとはどういうことなのか?国交省が設立した天下り用御用達機関で、天下り役人達がどれくらい甘い汁を取り続けているのか?税金が足りないなどという誤魔化しを言う前に、これらの天下り役人どもを公金横領罪で逮捕し、彼らが盗んだ本来道路建設に使われるはずだった金を国庫に戻せ!
高速道路建設も赤字だと言いながら、公団が民営化された途端に黒字化。これも単に孫会社曾孫会社に移している金の一部を、公団に戻して帳簿を合わせただけで、黒字。今までの赤字が大嘘なのが丸わかり。公団の関連会社に国交省の役人は天下りして、濡れ手に粟で、建設予算を横領しているのは、相変わらず。

Color Efex Pro 3.0

先日PIEでデモを見て欲しくなったと書きました、このフィルタープログラムですが、キャンペーン価格にて購入致しました。
取り急ぎ、欲しくなった理由であるDynamicSkinSofnerを試してみました。あまりキツク掛けるとマネキンみたいになるのですが、デフォルトで試したところ自然さを失わない程度の軽い設定だったので、その設定でフィルタしたのを置きます。
元々肌が綺麗なモデルさんなので、そういう意味ではあまり参考にならない作例ですが(笑)
元画像はDP1でRAW撮影して、純正ソフトでTIFF変換。PhotoshopCS3に読み込み、ノイズ除去をDFineで行い、ColorEfexPro3.0のDynamicSkinSofnerを掛けています。比較の元画像はノイズ除去前のものです。

まずは全体画像を縮小したもの。このサイズだと効果は判りませんね。



肌の部分を100%で切り出したもの。スムーズになっているのが判ると思います。


髪の毛とネックレス部分の100%切り出し。肌はソフトになっても、髪の毛とかは影響を受けていないことがわかると思います。暗部のノイズが減っているのは、DFineの効果です。


こういう肌を滑らかにする加工は、やろうと思うと多大な時間が掛かったのですが、このフィルタを使用すればボタン一発で済みます。効果の度合いも自由に調整できますし、自分なりの設定を登録しておくこともできるので、ファッション系雑誌のレタッチャーさん達は仕事がなくなるかも。

ポートレート用フィルタでは、GlamourGlowというのが一番よさげ。