2021年10月15日金曜日

織田信長推理帳 五つの首 / 井沢元彦

織田信長が事件を推理により解決するという物語。
なので、史実に基づいた事件ではないです。
足利義昭(物語の時点では義秋ではなかったかと思うのですが、本編では義昭で表記されています)が、越前から岐阜へ御座を移す時の様子が題材となっています。

将軍家の煩わしい格式と礼式が出て来ますが、尊氏公も将軍宣下を受けてからは、こういうしきたりに従ったんでしょうか?

 

2021年10月12日火曜日

日本人の祖先は縄文人だった! ―いま明かされる日本人ルーツの真実 / 長浜 浩明

長浜氏が科学的な思考で歴史を解き明かす著作を発表されるようになって、もう10年経つのですね。
しかし歴史学の思い込みを優先し、事実から目を背けて嘘を垂れ流すという姿勢は変わらないようです。
井沢氏が逆説の日本史で、如何に日本の歴史学者がいい加減で出鱈目かを糾弾されるようになって、30年近く経ちますが、なかなか歴史学の流れは変わりませんからね。

そんな状況で、世の中に相変わらず嘘がまかり通っているのを、氏は我慢できなかったようで、未だに「日本人の祖先は半島や大陸から来た人々だ」という説を唱える人達の嘘を暴かれています。
DNA解析が進んだ今では、それが如何に出鱈目かがすぐに分かるはずなのですが、解析結果を誤魔化して自説を頑として正しいと誤魔化す所行の数々。
なんで世の中の学者というのは、嘘つきが多いのか。

そういう嘘を付く学者が、マスコミには重宝されて、出鱈目な説が正しい説であるとして大衆を洗脳する。
共産党からどれだけ袖の下を貰ってるんでしょうね。