2003年11月15日土曜日

ボンケリー : Journy To The End

発売元 : フェイス・ミュージック
MI大阪校の超速課講師ケリー・サイモンとギター課講師ボンのユニット。
テクニックのオンパレードではあるが、楽曲も優れていて楽しめます。
キャッチーなロックからメロディアスなハード・ロックなど、割と広いレパートリーの曲が揃っています。ディープ・パープルやインギーなどの系統のハードロックファンなら、きっと気に入ると思います。
置いてあるレコード店はあまりないので、彼等の公式HPをどうぞ。

2003年11月14日金曜日

ネアンデルタール人類のなぞ

奈良 貴史著 岩波ジュニア新書
ネアンデルタール人について、2003年時点で判明していることについての解説書です。


昔は我々ホモサピエンスの直接の先祖が、このネアンデルタール人ではないかと言われていたのですが、そうではないことが判って来たみたいです。
DNA鑑定や骨の鑑定などから、ネアンデルタール人と現代人の差は、意外と大きく、年代的にネアンデルタール人が現代人に進化するには、時間的に足りないのだそうです。
つまり数十年前までは、ネアンデルタール人とホモサピエンスは、同時に存在し、共存していた可能性もあるようです。
もしネアンデルタール人が、現代にも生きていたら?外見的には、ちょっと変だけど、でも一応人には見えるようです。

2003年11月13日木曜日

PASSENGER : PASSENGER

発売元 トイズファクトリー
イン・フレイムのボーカリストAnders Fridenの別プロジェクト。
とはいえ、私はイン・フレイムは聴いたことないんですよね。このアルバムを買うときも、イン・フレイムの新作が同時に発売されていて、これと両方が視聴機に入っていました。
で、両方を視聴して、これだけ買ってきたというわけです。
リフはヘビーで、歌メロはゴリゴリのコアメタルなのと、メロディカルなのが交互に来るという感じですね。ニルバーナ以降、割とポピュラーになったタイプのヘヴィ・メタルです。
楽曲・演奏ともレベルはかなり高目で、お勧めの1枚。

月刊 杉本彩

映画の公開に合わせてでしょうけど、今月の写真集月刊誌「月刊」は、杉本彩です。
内容も映画に合わせて、ボンデージSMな衣装で撮影されています。
しかし、うん、どうも企画倒れのような気がするなぁ。全然エロくない(笑)モデルも衣装もポーズもエロいのに、写真にエロさがないってのは...。

2003年11月12日水曜日

Lybch/Pilson : Wicked Underground

販売元 ビクターエンターテイメント
なんかビクターの回し者みたいに、ビクターのCDばかりですねぇ (^_^;;; HR/HM系は他がだらしないってことなんでしょうけど。
ご存じ、元ドッケンのギタリストGeoge LynchとベーシストJeff Pilsonの共同プロジェクトです。
全曲二人の競作で、Jeffがボーカルも担当しています。
実は私は昔のドッケンを知らないんですが、解説書によれば、今のドッケンよりも昔のドッケンの雰囲気が漂っているそうです。
それを読んで、ドッケンの昔のアルバムも買ってみたくなりました。
このアルバムは、ドッケンファンに関わらず、HR/HMファンなら聴いて損のない1枚だと思います。

2003年11月11日火曜日

逆説の日本史

井沢 元彦 著 週刊ポスト連載中
日本史の常識を覆す新設を次々と提示し続けて、今週で547回。現在、豊臣秀吉の唐入りについての考察中です。
この唐入り政策については、無謀とか誇大夢想の暴挙と言われているそうなのですが、当時日本は世界最大の軍事国だったのは事実です。何しろ日本が所有していた鉄砲の総数は、ヨーロッパ諸国のものを全て合わせた数よりも遙かに多かったのですから。
ところで、先日「秦の始皇帝」を読んで気が付いたのですが、秀吉の刀狩りはこの始皇帝の真似なのですね。このことはまだ井沢氏の著述にはなかったと思いますが。

Moro/Martin : The Cage 2

販売元 ビクターエンターテイメント
発売元 マーキー・インコーポレーティド
イタリアの天才ギタリスト Dario Moroと、元Black Sabbathのボーカル Tony Martinの合体プロジェクトThe Cageの2枚目。
Tony Martin時代のBlack Sabbathをもう少しポップにした感じです。この頃のBlack Sabbathが好きな方なら、1枚目と共にお勧め。


David Coverdale : Burnのインタビュー

立ち読みしただけなので、全部は読んでいないのですが、悲しい話が載っていました。
CDの売り行きが世界的に落ち込んでいる現在では、新譜をレコーディングしたくとも、制作費に対して売り上げが伸びないため赤字になってしまうため、できないのだそうです。


確かにここ何年か、有名なミュージシャンでも、制作費がレコーディング途中でショートしてしまって続けられなくなった、とかいう話はちょくちょく聞きます。
CDの売り上げ減少の原因が、違法コピーのせいだけとは思いませんが、要因の一つではあるのでしょう。
こういう違法コピーが蔓延り、そのためミュージシャンがアルバム制作の費用を捻出できなくなってしまったら.....。
私は好きなミュージシャンのCDは、基本的に新譜で買っています。たまに中古で買うことはありますが、レンタルをコピーというのはしていません。
我々ファンが、ミュージシャンにできることは、アルバムを買うこととライブに行くこと、この2つだけです。違法コピーでは応援はできないのです。

2003年11月10日月曜日

DEREK SHERINIAN : BLACK UTOPIA

発売元 ZAIN RECORDS
元ドリームシアターを始めとして、テクニカルバンドのキーボードを担当してきた経歴を持つ、Derek Sherinianの3枚目のソロ・アルバム。


ギターに2枚目のソロアルバムにも参加したザック・ワイルド、スティーブ・ルカサーの他に、イングヴェイ・マルムスティーンが参加。
ザック&イングヴェイのギターに、デレクのキーボード、更にはビリー・シーン&トニー・フランクリンのベースが絡み合う6曲目などは、どえらいことになっております。
とは言っても、テクの披露合戦に終始しているわけではなく、楽曲も優れたものが多く、しっとりと聴かせてくれる曲もあります。ハードロックやプログレのファンは聴いて損のない一枚です。

2003年11月9日日曜日

アビス 完全版

発売元 20世紀フォックス ホーム エンターテーメント ジャパン
「1枚買ったら1枚タダ」キャンペーンで、「ゾルタン星人」と一緒に買いました。
深海で、異星人とコンタクトするという物語。


深海の環境というのは、宇宙環境とに非常に共通する所が多いそうなのですが、ストーリーをそのままで宇宙物に変えても十分通用するでしょうね。
深海アドベンチャーSFとしては、定番的な映画ですので、内容は面白いです。最後の決着の付け方は、ちょっと安易すぎるんではないかなぁとも思えなくはないですが....異星人だからって、あそこまでのことが可能というのは、ちょっとどうかなぁ、と。
そこに行くまでは、ハプニングにつぐハプニングの連続で、観る人に油断させる暇を与えないのは、流石ジェームズ・キャメロン監督という感じです。

【BMW雑記帳】ネタがない

Chargeという雑誌で、ベンツ&BMW特集をしています。よくある対決特集ではなく、単に並べて特集という感じですけどね。
東京モーターショーも終わりましたが、行かれた皆さんは、どういう感想をお持ちになりましたでしょうか?
関東在住の時は、毎回行っていたましたが、関西に戻ってからはなかなか行けなくなりましたねぇ。考えたら、昨年の7月から後は東京へ行ってないや。再来週は、東京の写真クラブの作品展があるので、今年こそは是非行きたいものです。作品展、3年連続で行きそびれてます(泣)。ここのところ、行く予定をしていて直前に休日出勤、というパターンで。

EPSONのプリンタにCANONのペーパー

今使っているプリンタは、EPSON MC-2000という顔料プリンタです。これを最新のPX-G900に買い替えようと思ってはいるのですが、予算の問題と、サイズがA4までということで、ちょっと躊躇しています。


通常はA4までしかプリントしないので、普段の使用には問題はないのですが、12月に控えているグループ展に出品する分はできるだけ大きなプリントにしたいと考えており、ノビA3までプリントできるMC-2000でそのまま行こうかなと考えているためです。
PX-G900には、大きなサイズを分割してプリントする機能もあるので、A4を4枚組み合わせてA2サイズにするという方法もあるのですが、繋ぎ目が綺麗に繋がるかどうかが心配ですし。どのみち買い替えるつもりなのだから、買ってみて使ってみてから、出品するプリントをどうすれば決めるという手もあるのですが、部屋が狭いため2台のプリンタを置くもの、ちょっと難しいものがあります。
などと悩みながら、MC-2000で写真画質に近いプリントができないものかと、ペーパーを色々と試しているのです。 EPSON純正用紙も綺麗に出るのすが、光沢紙がないんですよね。特に葉書サイズがなくて、毎年年賀状などでは、苦労しています。
富士フィルムの「画彩」というのを使うまでは、純正以外の光沢紙ではインクが垂れてベタベタになってしまったのです。が、画彩でようやく、それなりに印刷できる葉書サイズ用紙が得られました。最初の頃は色が薄かったのですが、Advanceというのになってからは、色もそれなりにちゃんと出るようになりました。
そして最近発見したのですが、CANONの光沢用紙がいい具合なのです。 MC-2000のインクは乾きが遅いのですが、CANONは黒に顔料を使用しているせいか、顔料インクでもすぐに乾くようになっちるみたいで、インクの垂れは全くなく、かつ色の濃度もしっかりと出てくれます。
EPSONの純正紙は、純正だけあって無難な発色をしてくれるのですが、物足りない部分も多いのですよね。 2L〜A4用紙で色々と試しているところですが、グループ展には、EPSON MC-2000とCANON Professional Paperの組み合わせで挑むことになるかも知れません。

gordian knot : EMERGENT

販売元 ビクターエンターテイメント
発売元 マーキー・インコーポレーティド
伝説のテクニカル・ベーシスト、Sean Malone(といっても、このアルバムを買うまでは知らなかったのですけど)のソロ・プロジェクト gordian knot の2枚目。


私は中高生の頃、ベースを弾いていたので、ベーシストのソロ・プロジェクトとかソロ・アルバムというと、つい買ってしまうのです。
ハード・ロックではなく、プログレ系の人で、参加ミュージシャンも、ドラムのビル・ブラッドフォードを始めとして、プログレ系の大御所が揃っています。
楽曲は全てインストルメンタルで、歌はありません。
ハード・ロックぽいプログレ曲が中心です。演奏・楽曲共にレベルが高く、聴いていて心地のよいクオリティの高い音楽です。
これを買って聴いて気に入ったので、1枚目も買いましたが、こちらも同じくらいレベルの高い楽曲が揃っており、どちらを買っても文句なく、もう1枚も買いたくなると思います。
しかし、なんか2枚目ばかり紹介してるな (^^;;; 発売元も全部同じだし。

ゾルタン星人

発売元 20世紀フォックス ホーム エンターテーメント ジャパン
2000年公開のアメリカ映画。ドタバタコメディー。
ストーリーはハチャメチャで、解説のしようがないですが、面白いです。
しかし、これが公開当時、全米で4週連続TOP10入りとは....他に面白い映画がなかったんだろうか。

古代史を解く九つの謎

黒岩 重吾 著 PHP文庫
神武東遷から大化の改新までを扱った、歴史解説書。


物語や小説ではなく、黒岩氏の古事記や日本書紀に対する見解を述べたエッセイというべきかな?
内容的には、通説からそれ程逸脱した解釈は、特にないように思います。
日本の古代史は好きで、この手のものをよく読んでいるのですが、皆さんどうも34世紀頃の日本の文化・文明レベルを低く見積もり過ぎているのではないかという気がします。
この本でも、邪馬台国に「一大卒」という中国の官僚制度に習った官位があることを認めながら、律令制度は「あるはずない」と言うのは、矛盾しているのではないかなと思ってしまいます。
先日読んだ「秦の始皇帝」においては、紀元前3世紀の秦国において、既に緻密な法制度が確立されていることが書かれています。
3世紀の日本の知識人が、秦の歴史を知らないはずはありませんし、知っているが故に「一大卒」がいるわけです。ならば、秦にならって法制度も整えていたと考える方が自然だと思うのですけどねぇ。法制度を整えずに階級制度だけ整えたというのも不自然だと思うのですが。