2004年8月28日土曜日

義経と静御前・二人の「その後」

PHP文庫 今泉 正顕 著
副題に「各地に残された生存伝説は何を語るのか」とあるように、東北地方や北海道に残る義経の逃避行伝説を追ったものです。
義経が弁慶と共に大陸に渡ったという結論が本当かどうかは、今の段階では不明ですが、平泉の黄金文化が大陸との貿易でもたらされたものであるということを考えると、あながちあり得ない話ではないと思います。
昔から奥州藤原氏が、どうやってあれほどの財力を誇っていたのか不思議だったのですが、この本を読んでその謎が解けました。

ANTHEM Japan Tour 2004

於:心斎橋 BIG CAT
.......燃え尽きました......。

2004年8月24日火曜日

エイリアン3

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
映画館に観に行くことはあまりない私ですが、そんな私が映画館で観た数少ない映画の中の1本です。
シガーニー・ウィーバーといえばエイリアン、エイリアンといえばシガーニー・ウィーバー、というくらい切っても切れない関係で、本作は脚本がなかなか決まらず、シガーニー・ウィーバーも共同プロデューサーとして参加して、やっと完成したという難産の末生まれた作品です。
本作のエンディングは、映画史上でも名シーンの一つに挙げてもいいのではないでしょうか?


2004年8月23日月曜日

ザ・ローリング・ストーンズ ブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアー

発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
1988年のライブの模様を収録した映画です。野球場に設置された特設会場でのライブですが、ストーンズのライブって会場が広すぎて客席の半ば辺りにもなるとメンバーが豆粒みたいになるのですよね。
メンバーの様子を後ろの観客もよく見えるように大画面のTVを設置してあったり、ステージ脇から後方へ長く伸びる張り出しがあったり、途中で観客席の真ん中付近に設置された小ステージに移って演奏したり、会場全体が楽しめるように色々と工夫がされているのは流石ですね。
しかしミック・ジャガーも若い頃に比べると動きが衰えるのか、昔見たストーンズのライブ映像では2時間丸々ステージを左右に走りっぱなしだったのが、走るシーンはほとんどなくて歩いていました。まあそれでも2時間のステージで歌いっぱなし、踊りっぱなしというは大変なことなのですが。
それと昔は「アンコールはやらない。アンコール用に曲を残すような出し惜しみはしないんだ!」といっていたのが、この時はアンコールをしていますね。
それはともかく、ミックさんもキースさんもかっこええです。なんでローリング・ストーンズって、こんなにいかしてるんでしょうね。不思議だ。

ターミネーター2 JUDGMENT DAY 特別版

発売元:パイオニアLDC
劇場公開版では削除された16分の映像を加えた特別版のT2です。
といっても私は劇場公開版の方は(恐らくカットされている)TV放映でしか観てないので、どこが追加になったかが判らないのですが(笑)
ジョン・コナー役のエドワード・ファーロングは、この後ティーンだけで構成されたBad 4 Goodというロックバンドのヴォーカルをしていたんですが、そのバンドもアルバム1枚出しただけで解散しちゃったし、その後どうしてるんでしょうかね?

2004年8月22日日曜日

黒衣の宰相

文春文庫刊 火坂 雅志 著
火坂雅志というと、肉体アクションのSFぽい小説が思い浮かぶのですが、近年は本格歴史小説でも活躍されていて、本作などは700ページ以上の大作で、非常に素晴らしい歴史小説です。
主人公は徳川幕府創世期に南光坊天海と共に、家康のブレーンとして活躍した金地院崇伝で、世間ではあまり評判のよくない人です。豊臣家を滅ぼすために方広寺の梵鐘の名文にいちゃもんを付けたので有名なためでしょうね。
しかし37歳で南禅寺の住持(要するにトップ)になり、40歳で家康のブレーンとなるという、当時としては異様な若さでの出世を遂げていることから考えても、異才というに相応しい人だったことは想像に難くありません。
火坂氏が描く崇伝は、非常に魅力的です。700ページが非常に短く感じられました。

【BMW雑記帳】今週もネタがないっす

例年だと夏は山だ海だと走り回ってたりするのですが、今年は諸般の事情で全く行っておりません。何年かぶりで海へ行かない夏になりそうです。
先月から客先へ出向しているのですが、エレベータから降りようとするときに、ドアが開くと共に飛び込むように乗ってくる人が多いんですね。その会社だけがそうということはないと思いますが、社員数が多くてエレベータの数も多いところで仕事をするのは初めてなので、気になるのかも知れませんが。
普通は降りる人がいないことを確認してから乗るものだと思うのですが、どうも出社時退社時昼休み以外はエレベータを使う人が少ないから、ドアが開いても乗っている人はいないものとでも決めつけているのでしょうか。
エレベータで人にぶつかるくらいなら大した被害はないですが、こういう人達って普段道を歩いているときとか車を運転しているときも同じような行動をとっているのでしょうかね?だとしたら怖いことですが。
前にも書いたことがあるかと思いますが、滅多に人が来ないからといって、ブラインドカーブに突っ込んでいくのは自殺行為です。毎日通っていてよく知った道だという油断が事故を引き起こします。30年間365日通っているとして、10950回。往復で21900回。その約2万回で1回人がブラインドコーナーの向こうにいたら?2万分の1だから0.005%の確率ですよね?毎日ブランドコーナーに突っ込んでいって、人をひき殺して、0.005%の運の悪さに当たっただけだと思いますか?
否、それは必然なのです。いつか弾の出ることが確実なロシアンルーレットをやっているのと同じです。それを避けるには、僅かでも危険の可能性があれば避けることです。まあそれを言ったら車を運転できなくなるという話にもなりますが、注意して避けられることは避けるべきでしょう。それでも事故は起きますけどね。