2024年8月20日火曜日

マツダ/ユーノス ロードスター―日本製ライトウェイトスポーツカーの開発史 / 平井 敏彦 (著), 小早川 隆治 (編集)

 マツダ/ユーノス ロードスター―日本製ライトウェイトスポーツカーの開発史

30周年記念時に発刊された、初代ロードスターの開発について、開発に関わった方々が、各々の思い出を語った開発記録書です。
今年は35周年で、350冊限定で復刊されました。
数が少ないので、既に売り切れですが。

米国での販売を考えて、衝突時の修理費が安く済むように部品のコストを政策的に安くして、保険料が安くなるように工夫したというのを読んで、やはりクルマの開発は考慮しないといけないことが多いなぁと感心してしまいました。
一応、開発をやっている者として、普段やっているものは、なんも考えてないに等しいようなぁ、と思い、反省することしきりです。

 

2024年8月18日日曜日

韓国の絶望 日本の希望 / シンシアリー

韓国の絶望 日本の希望 (扶桑社新書) 

今の日本の政治は、記録に残る歴史上最も税率が高い酷税国家と言われていますし、長期的に人口が減り続けているのも初めてです。(あくまで長期的になので、戦争や飢饉で短期的な人口減少は除きます)
そんなひどい状況に陥りつつある日本ですが、お隣の半島国や大陸国はもっと悲惨な状況になっています。
韓国の若者なんかは、どうやって韓国を脱出して、日本や他の国に仕事を見つけて移住するかばかり考えているみたいですしね。
作者自体、韓国に見切りを付けて日本に移住し、日本の国籍取得を目指されています。
そんな中国や韓国に憧れる人たちがいることが信じられないんですけどね。


中東問題再考 |ハマス・パレスチナ・イスラエル-ーメディアが隠す事実 / 飯山 陽

中東問題再考 (扶桑社新書) 

ハマス・パレスチナ・イスラエル-ーメディアが隠す事実 (扶桑社新書) 

先日、イスラエルがハマスの最高幹部を暗殺しましたが、その場所がカザフ地区から遠く離れたイランのテヘランだったことに、違和感を持った人はいるでしょうか?
多分日本人の感覚だと、同じ中東だからすぐ傍のように思うかも知れませんが、2千kmくらい離れています。札幌から沖縄本島くらいの距離ですね。
カザフ地区の戦闘から離れた場所で、超高級ホテルで贅沢な暮らしをしながら、携帯電話やネット通信で現地のテロリストにイスラエルへの攻撃指示を出しているのです。
中東のテロリスト国家/組織の実体を、日本では全く報道せず、米国の陰謀の犠牲になった可哀想な人達だという報道をしています。
どれだけ日本のマスコミが出鱈目な報道を行い、それにより日本の国益が損なわれているのか。


戦狼中国の対日工作 / 安田 峰俊

戦狼中国の対日工作 (文春新書 1436) 

大陸の中国は、人口で日本の10倍以上、国土面積で30倍以上の多民族国家なので、一口に「中国では」と語れない複雑な国です。
習近平の独裁国家になっているような印象がありますが、実際には北京の支持なぞ無視して勝手なことやっている連中が大勢いて、国内統制は無茶苦茶な状態みたいです。
人民解放軍幹部の粛清が激しいですが、北京のいうことを聞かない連中が粛清されていると考えたら、人民解放軍と北京の溝がどれだけ深いか想像が付くと思います。
常に習近平暗殺計画がどこかで進んでいるらしいですしね。

と、以上は本書の内容とは直接関係ない、私個人の感想です。
とはいえ、本書を読めば、私の憶測の成否はなんとなく想像が付くんじゃないかと思います。


日本の国際報道はウソだらけ / 飯山 陽, 島田洋一

日本の国際報道はウソだらけ

まあ日本の報道は、国際報道だけではなく国内報道も嘘だらけですけどね。
専門家を称する解説者も、詐欺師としか言いようのないレベルの人しか、テレビや雑誌報道の解説に出てこない。
本当のことを国民に知られると、共産主義国家の工作員たちに不都合なことばかりだから、まともな人は排除されるんですよね。