2019年6月4日火曜日
マツダ 心を燃やす逆転の経営 / 山中 浩之
マツダの社内改革がどのように進められたかを、マツダ元会長の金井氏とのインタビューで解明しようという一書です。
日本の学校教育や社員教育は、戦後は軍隊式で行われていて、上の命令をそのまま実行するだけの働き蟻を作るようになっています。
それ故に、今の日本にはリーダー足る人があまりいないんですよね。
それはさておき、金井氏が語られている意識改革というのは、実はまっとうなものです。
働き蟻の日本人は、目的と手段が簡単に入れ替わってしまい、何をしたいかをすぐに見失います。
目的はなにか?何のためにしたいと思っていたのか?をキチンと詰めれば、よりいい製品、よりいいサービスなどなどは生まれてくるものなのですが、その現場の凝り固まった「常識」という名の誤解を解くのは非常に大変です。
いくら説明しても、理解しようとすらして貰えませんからね。
今の日本は、バブル崩壊以来の20年間を「失われた20年間」と呼んでいますが、それも「常識」という名の下に本当の改革を拒み、自分達のやっていることを変えたがらない連中のせいで、多くの人が幸せになれないままでいる。
本書を読んだからと言って、直ぐに考えを改めるというのは難しいでしょうけど、できなければ日本は終わりです。
2019年6月3日月曜日
レプリカズ
レプリカズ公式サイト
キアヌ・リーブス主演のSF映画ということで観に行って参りました。
マトリックスで、莫大な人気を博し、以来日本での人気も高い…はずなんですが、いつも行く映画館では上演されず、行った映画館でも上演開始から2週間しか経ってないのに夜間1回だけという状況。
近々、ジョン・ウィック・シリーズ第三作目が公開になるそうですが、この調子では…。
それはさておき、観ていてかなりSF的にも無理が多過ぎるなというのが気になって。
人間の脳神経のマッピングを、数十秒で完了。→人間の脳細胞の複雑さから言って、最新のスパコン使っても数ヶ月は掛かるはず。
クローン人間を狙った年齢まで溶液ポッドの中で育てる。→DNAが同じでも育成環境が異なると全然異なる身体(骨格とか筋肉の付き方とか)になる。
ストーリーも結局何が言いたいのか、今一つはっきりしなくてね。
作品としてはB級SFって感じです。
キアヌ・リーブス主演のSF映画ということで観に行って参りました。
マトリックスで、莫大な人気を博し、以来日本での人気も高い…はずなんですが、いつも行く映画館では上演されず、行った映画館でも上演開始から2週間しか経ってないのに夜間1回だけという状況。
近々、ジョン・ウィック・シリーズ第三作目が公開になるそうですが、この調子では…。
それはさておき、観ていてかなりSF的にも無理が多過ぎるなというのが気になって。
人間の脳神経のマッピングを、数十秒で完了。→人間の脳細胞の複雑さから言って、最新のスパコン使っても数ヶ月は掛かるはず。
クローン人間を狙った年齢まで溶液ポッドの中で育てる。→DNAが同じでも育成環境が異なると全然異なる身体(骨格とか筋肉の付き方とか)になる。
ストーリーも結局何が言いたいのか、今一つはっきりしなくてね。
作品としてはB級SFって感じです。
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