2005年1月1日土曜日

DGM / Misplaced

発売元:マーキー・インコーポーレイティド
イタリアのメロディアック・テクニカル・ハード・ロック・バンド、DGMの日本発売第3弾です。
前作、Hidden Placeの延長上にあって、かなりの高レベルな作品に仕上がっています。
ボーナストラックに、アニメ「北斗の拳」の主題歌が選ばれており、日本語で歌われています。日本のファンのために是非日本語で歌いたかったとのこと。
しかし、日本の歌は、欧州のバンドが演奏しても日本ぽくなるのですねぇ。欧米と日本のバンドの違いは演奏技術というよりは、楽曲の違いということなのでしょうか。

写真集を大量処分

部屋を大掃除しようとしましたが、途中でギブアップ。雑誌や本を片付けるだけで疲れてしまった (-_-;;;
片付けている間に発掘した写真集を、一気に処分することにしました。興味のある方はこちらをご覧下さい。
年始の休みの間に、溜まっている本とか撮影用衣装とかも出品する予定です。

2004年12月31日金曜日

リーグ・オブ・レジェンド

発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン
「伝説の7人が時空を超えて集結」とキャッチコピーにあったので、時代を超えた人物がタイムマシンか何かで未来に運び込まれるというストーリーを想像したのですが、時空は超えてませんでした(苦笑)
大英帝国を舞台とした数々の物語の主人公が集結して、同じく物語の主人公である悪役と戦うというお話です。
パロディもいくつか入っているようなのですが、私がはっきりと気が付いたのは、話の最初の方で主人公役のショーン・コネリーが地下の隠し部屋で会う英国政府の代理人が「M」と名乗るシーンくらいです。いつまで経っても、ショーン・コネリーといえば007というのも、本人に取っては迷惑な話かも知れませんね。
しかしこういう話は、登場人物の著作権が切れているからできたのでしょうけど、先日アメリカで改正された所謂ミッキー保護法が適用されると、引っ掛かるキャラクターがいるような気がします。


異形の剣 長崎異聞悪太郎奮闘記

ハルキ文庫刊 柘植 久慶 著
柘植氏の作品としては珍しく歴史物語です。初というわけではないようですが、私は氏の歴史物語を読むのは初めてなので、そういう意味で非常に興味深く読んだのですが、全然違和感がなく自然に読む進めました。
舞台は幕末の長崎なのですが、開国して異人が長崎市内にも居住するようになった様子が、非常に克明に書かれています。当時の事情というのが興味深く洞察されています。
こういう作品を読むと、氏が単なるアクション物作家ではなく、豊富な資料と綿密な考察の元にストーリーを描く、本格的な作家であることがよく判ります。
このシリーズは続いていって欲しいものです。


Derek Sherinian / MYTHOLOGY

発売元:マーキー・インコーポーレイティド
今更デレクについては何も言うことはございません。前2作に続き、本作でも名ギタリストをゲストに迎えてのやりたい放題(笑)呆れて物がいえんわいレベルのプレイのオンパレードです。まあ前作に比べると、しっとりと聞かせる曲も増えてます。

2004年12月27日月曜日

今月はライブ撮影が4回

異常だ(笑)
通常は、モデル個人撮影が月に1〜2回、モデル撮影会が半年に1回程度、ライブ撮影が2〜3ヶ月に1回程度なのに。
今月は、モデル個人撮影1回は普通だけど、モデル撮影会3回に、ライブステージ撮影4回。
かなりのハイペースところか、めちゃくちゃなペースです。年明けは少しペースを落とさなきゃ。と思いつつも、かなりの撮影が入りそうだけど。

でもまあ、お陰で買ったばかりの新兵器、S3Proの特性を試す機会が多くて助かってはいます。
ラチュードが400%とかという謳い文句ですが、S2ProのCCDのラチュードは、ほぼポジフィルムと同じ程度の5EVなので、その4倍の20EVもあるのか?と思ったらさにあらず(当たり前だけど)+2EVくらいの感じです。
ネガが10EVですから、それよりはずっと狭いわけですが、ポジの5EVよりは確実に広いわけで、またRAW現像による増減感の範囲もかなり広いので、実質的にはネガとの差はないというか、下手すりゃネガよりも広い場合もあります。
ネガでもISO800辺りだと、どうも10EVもラチュードはない感じで、S3ProでISO800で撮影する方が、ラチュードが広いような気もしています。
同じ時に撮影したとはいえ、瞬間瞬間で光の状態が全然異なるので、全く同じ条件で撮影できているわけではないのですが、まあほぼ同じ撮影条件と考えていいと思います。そういう中での比較を2回のステージについてやってみた結果なので、ネガで撮影するよりも、S3Proで撮影する方が露出は確かと言ってもいいでしょう。
問題は、S3ProでRAW-WIDEで撮影した場合、連写が全くできないこと。デジタルだけで撮影するとなると、Nikon D2Hが欲しくなりますね。

2004年12月26日日曜日

【BMW雑記帳】Benz vs BMW vs Audi

今月も雑誌発売の週になりました。
オートジャンブルが、コスワースの大特集を組んでるのですが、その陰で密かに、1シリーズと3シリーズの違いについての解説をやっています。1シリーズに試乗したときに、路面の感触のステアリングへの伝わり方が、家の子とは全く違った感触だったので、ちょっと戸惑った憶えがあるのですが、この解説によるとそれは正しい印象だったみたいです。
ル・ボランが「メルセデス vs BMW vs アウディ」という大特集を組んでいます。数年前まで、ル・ボランは2月号でBenz VS BMWの特集を組むのが恒例だったのですが、今年度辺りからAudiも加えた3ツ巴の特集に代わっています。Audiのプレステージ性も、それくらい上がってきているということなのでしょうね。
他にはAuto Carのスクープで、X5の3列シート版とか、M6なんかがスクープされていました。それとちょっとショッキングなニュースですが、BMW 5と1がEURO衝突テストで、あまりいい成績があげられなかったようです。特に衝突した歩行者に対する安全性は最悪だったとか。バングルデザインは、そこまで考慮はされていなかったということでしょうか。
今日、書店で気が付いたのはそれくらいかなぁ。
ところで、今年はこれが最後の雑記帳ですね。いつも読んで戴いている皆様、来年もよろしくお願い致します。
よいお年をお迎え下さい。


もうひとりの義経 源氏武者列伝

学陽書房文庫刊 火坂 雅志 著
清和源氏の血を引く武者達を主人公にした短編集です。
元は1997年に「源氏無情剣」というタイトルで単行本として発刊されたものです。それの文庫化ということになりますが、2001年に「源氏無情の剣」というタイトルで一度文庫化されており、これは2回目の文庫化ということになります。
タイトルからして、来年のNHK大河ドラマに合わせた刊行でしょうね。
それとは無関係に、本作はこれまで私が読んだ火坂作品の中では、一番の力作のように感じました。この作品を書かれた頃から、アクション物から歴史小説へと傾倒していくようなのですが、アクションを主体としたストーリー展開から、人間の心の奥底の動きを主体とした展開へと、描き方が変わってきているのですが、それが絶妙な筆で的確に描かれています。
今後の氏の作品が楽しみです。