2014年4月19日土曜日

THREE LIONS / THREE LIONS



元TENのギタリスト、Vinny Burnsが久々にシーンに登場!というので買ってみたが...全然好みではなかった(泣)
演奏はいいんだけどね。タメの効いた泣きのギターは相変わらず見事だし、あくまで好みじゃないってだけで、悪いわけではない。
こういうの好きな人には受けると思いますけどね。

2014年4月18日金曜日

Comply Foam Tips



iPhoneで音楽を聴くのに、ここ数年はWestone 4を使用していて、イヤーチップにはずっとゴムのを使ってました。
半年程前にそのゴムのイヤーチップが駄目になって、付属の交換用チップの残りで一番感触がよかったのが、このComplyのだったのです。
ウレタンのふわふわした感じが気色悪くてずっと使ってなかったのですが、ゴムので私の耳のサイズに合うのがなくなってしまったので、仕方なしに耳穴のサイズに合うのをしばらく我慢して使っておくかという程度で使い始めたのですが...ずっとゴムのを使っていた私が馬鹿だった。
耳に入れる前に指でギュッと縮めて、しっかりと耳の奥まで差し込んでやって、脹れて元に戻るとあら不思議、なんて素敵な音なんでしょう。
以来、iPhoneで音楽を聴くのが益々楽しくなったというか、家でSTAXのイヤースピーカーで聴くよりも低音がしっかりと出てて、音質的にもある面では凌駕していて、ヘヴィメタル聴くのならSTAXよりWestone4 + Complyの方がええんとちゃう?というくらいのレベルです。

でもウレタンなだけあって、耐久性が低いんですね。
3組セットとか5組セットで売っているのも、耐久性が低くてすぐに駄目になるからなんでしょうね。
個別に購入すると結構なお値段ですが、一度味わうと病み付きになって止められません。

2014年4月17日木曜日

ジェフ・ベゾス 果てなき野望 / ブラッド・ストーン



私がAmazonから買い物をするようになったのは、まだ創業2年目くらいで、同僚から米国から技術書を個人輸入するのにここが便利と教えて貰ったのがきっかけです。
米国から航空便で太平洋を渡って送って貰っても、近くの大型書店の輸入書コーナーで買うよりも安く、在庫がなく取り寄せになる場合だとAmazonの方が早かったのです。
まだWebでの技術情報などほとんどない頃で、日本語に翻訳したのはアメリカで出版されてから1年以上後になりますから、最新のプログラミング技術の解説書となると英語版を取り寄せて、読むしかなかったのです。
今は翻訳本が3ヶ月から半年くらいで発売になるし、Webにも日本語で最新情報が掲載されていることが多いので、楽になりましたけどね。

その頃のインタビューで、ベゾス氏が「顧客がネット通販で注文するという流れができてしまえば、後は販売する商品のラインアップを順次拡大していけばいい」と、いつまでも本屋のままでいるつもりはないことを答えてた記事を覚えているのですが、本書によるとその頃は「書籍以外を取り扱うつもりはない」と公言していたことになってます。
最近のインタビューで「10年後にどのように変わっていくか?」という質問に「10年後に変わるものを考える質問には興味がない。10年後でも変わらないものに興味がある。10年経ったら顧客が値段が高くてもいいというか?NOだ!だからAmazonは値段を安くすることに注力する。10年後には注文したものが届くのが遅くなってもいいと顧客が言うだろうか?NOだ!だからAmazonは配送時間を短くすることに注力する。」というのがあったのですが、誠に慧眼と感服しました。

本書で何度も語られているのですが、ベゾス氏は長期戦略に拘り、短期的な利益など無視してライバルを徹底的に蹴落とし、競争に勝ち、顧客優先主義を徹底的に貫いています。
実際、私がAmazonで買い物をするようになって、かれこれ20年くらいになるわけですが、苦しいときのAmazon頼みで、大阪市内の大型店舗にもないものがAmazonでなら簡単に買えてしまうという経験を何度もしており、依存度はかなりのものがあります。
顧客にとっての信頼度の高さは、私だけではなく周りの人達を見ても、非常に高くて、本書に語られているように中毒レベルになってますね。
買い物をしなくても、Amazonのお薦めをチェックするのが日課になってますし(笑)

反面、社員の勤務状況の酷さは、これがあの顧客に親切なAmazonなのか?と驚くばかりです。
顧客第一主義の犠牲として、社員の方々の血と汗と涙が、洒落でも冗談でもなく、あるわけで。

これからの商取引の店舗はどうなって行くでしょうね?
私は結構リアル店舗で買うのが好きです。
実際に手に取ってみたいし、なにより店員さんと顔馴染みになって、何も買わなくてもフラっと店に行って雑談だけして帰ってくるのも好きです。
そういうのを楽しみたい人がいる限りは、リアル店舗は残るでしょうし、店舗としてもそうやって顔馴染みのお客さんを増やして継続して来店して貰えるかが、生き残る鍵になるんでしょうしね。

ネットオークションの最大手、eBayとの確執も書かれています。
今はeBayはAmazonに比べるとパッとしないようですが、私はeBayでも結構買い物をしています。
本当に馬鹿みたいに安い物があるのは、eBayが一番ですね。
Yahoo!オークションも安いのはあるけど、何故か海外から買う方が、送料合わせても安いんだもの。

というわけで、Amazonに世の中を支配されたくない人は、できる限り馴染みの店を作って、そこで買い物しましょうね。

2014年4月14日月曜日

【Android】NEXUS5に変更しました

EMobile NEXUS5

auがいつまで経ってもHTC ButterflyのOS Updateをしてくれないのに業を煮やし、2年契約が切れた3月末でauからEMobileにMNPしてNEXUS5に変更しました。
Android 4.2(Jelly Bean)から、Android 4.4(KitKat)へ一足飛びにアップデートです。
iOSだと同じ端末でも4年くらいはOSのUpdateに対応してくれてますが、Androidの場合は長くて2年くらい、通常の端末だと1年程度しか対応してくれません。
最新のOSにUpdateしたかったら、機種変更するしかないという悲しい現状。

それでも世界的には、端末価格の安いAndroidのシェアが高いんですよね。
日本はSoftbankの戦略的値付けのお陰と、日本の端末メーカーが機能てんこ盛りにする高価格体質のせいで、Android携帯とiPhoneの値段が変わらないという、他の国の人達からすれば羨ましい状況になっていて、iPhoneのシェアが非常に高いわけで。
まあ実際、私も仕事の関係でAndroid携帯を買ってますが、そうでなかったらiPhoneとガラケーにします。
否、今ならもうiPhoneだけで十分ですね。
iPhone3Gを購入した時は、MMS未対応だし通話機能もおまけ的な感じだしで、電話としては使えんよなと思って買い足しにしたんですが、電話しながらiPhoneで色々と調べつつというのが非常に便利で(マップ見ながら電話で場所を聞いたりとかは凄い便利です)重宝していたので、2台持ちが止められんかったのよね。
今ならスピーカーフォンにして、電話しながらマップやらブラウザやら操作できるから、2台持ちにする理由がないのです。
なので、どうしてもAndroid端末じゃないと嫌だとという方には、Nexus5はお薦めですが、そうでない方にはiPhone5sをお薦めします。

ま、それはさておき、NEXUS5にして10日以上経ちましたが、非常に快適です。
HTC Butterflyに比べて、OSの違いか操作が軽いし、スクロールも引っかかりが全くなくスムーズだし、電池の持ちも(Butterflyは優秀だったけど)更に持つようになってます。
画面の大きさは変わらないけど、全体のサイズは一回り小さく薄くなっていて、持ちやすさが格段によくなってます。
私の愛車の小物入れには、Butterflyだとまっすぐ縦にギリギリ入らなくて斜めに置いていたんですが、NEXUS5はまっすぐ縦に置けます。
ただ画面の色の綺麗さはButterflyの方が彩度が高くて(たぶん色域も広いんだと思いますが)、写真が色が綺麗で立体感もよく出ますね。
Nexus5の画面の結構綺麗で、Butterflyを知らなかったら十分なんですが、Butterflyの画面を知ってしまうと、ちょっと残念な気分にはなります。

後はキャリアメール向けのEメールアプリが搭載されていなくて、Google謹製のHungoutというアプリでSMSとMMSのやり取りをするんですね。
これがちょいと使いづらい。
Email To MMSというアプリを使って、まあ何とか使えてます。
心配なのは、GoogleのアプリってGmailアカウントで何でもかんでも同期させようとするので、HungoutもGmailアドレスでメール送信しちゃわないかってことです。
実際、Gmailのメルアドでの表示も出るんすよ。
まあ今のところ、Gmail宛のメールはちゃんとGMailアプリで受けていて、Hungoutには来てないみたいだし、送信の方も大丈夫みたいだけど。
Gmailもほぼリアルタイムに着信して、着信バイブとLED表示されるから、キャリアメール使う理由もないのですけどね。

EMobileはSoftbank回線を使うので、接続キャリアの表示がSoftbankになります。
auに比べてSoftbankは電波が悪いと、周りのauユーザーの友達から散々言われてたけど、実際にau回線を2年間使ってみて(その間SoftbankのiPhoneと併用して)、特にauの方がよく繋がるとかというのはなかったです。
あんまり田舎の方へは行かないというのもあるのですけど、auが繋がるところはSoftbankも繋がるし、Softbankが繋がらないところはauも繋がらなかったです。
逆にWiFi Spotが、Softbankはあちらこちらにあるけど、auはほとんどないし。
またこの2年間の間にauは重大な回線トラブルが2回あったけど、Softbankはなし。
特に1年前に関東地方でキャリアメールが繋がらない障害が発生した時は、ちょうど東京へ遊びに行っていて、auユーザーの友達にメールが送れなくて、かなり焦りました。
幸いSMSの方は送受信できたので、事なきを得たのですが。

料金もEmobileにしたことで、月々の支払いが1/3になる予定です。
定額通話のオプション契約が、端末割引に必須とのことで契約い入れているのですが「通話をあまりされないのであれば、初月は無料で4月中に解約しても端末割引もそのままなので、4月末日に解約するといいです」と契約時に親切に教えて戴きましたので、通話はほとんどしない私はそのお教えに従って、定額通話は解約予定です。
通話料金が毎月2千円以上の方は、EMobileの定額通話を検討される価値はあると思います。

それにしても、Androidになって日本の携帯端末製造業は、完全に壊滅状態ですね。
一体何をどう間違えたのか。
Androidをガラケー化しようとしたこと。
OSSというものをちゃんと理解せずに、最新のOSを自社端末に搭載する体制が整えられなかったこと。
ルネサスが自社の通信チップでAndroidの対応をしなかったため、Qualcomm独占状況を招き、日本のメーカーはQualcommから高い価格のチップを買うしかなかったこと。

ま、今更どうしようもないんでしょうけどね。