文春文庫刊 瀬名 秀明 著
ロボットの現実を描いた、近未来小説の連作短編集です。
一貫して「アトム」が語られているのですが、アトムのイメージが現実のロボット開発を阻害しているのではないかという説には賛同できます。
女優の顔と体型を写したアンドロイドをテーマとする編の中で、すぐにネットでSEXの相手をするアンドロイドが開発されるかの噂が流れる、という描写は実際に起こり得ることでしょうね。
でもSEXの相手をさせるのには、金属骨格と電気アクチュエータで作られたアンドロイドでは、重すぎて人が潰れます。有機体ベースのでないとね。それにそういう高度な機能を持ったアンドロイドが、一般人にも購入できるようになるのはまだまだ後100年以上は掛かるでしょうね。
2005年10月14日金曜日
2005年10月12日水曜日
2005年10月9日日曜日
【BMW雑記帳】メーカー再編成
今週はBMWネタではありませんが。
先週、朝刊を読んでいたら「ポルシェがVWを子会社に」という見出しが目に入りました。見た瞬間は逆じゃないか?と思ったのですが、記事を読んでいくとポルシェがVWの株式の20%を取得するということです。
ベントレー、ランボルギニー、ブガッティと、次々に高級ブランドを傘下に収めているAUDI/VWグループですが、意外にも台所は火の車のようですね。AUDIもVWも、売り上げ好調だと思っていたのですが、実際には売り上げも利益も落ち込んできているようです。
それ以上に問題なのが、VWはVW法というドイツの法律に守られており、VWの株式を大量に取得しても経営権を握ることができないようになっているそうなのですが、EC連合から違法であるとして撤回を求められているそうなのです。
VWはポルシェに車の開発や設計の委託をかなり頼んでおり、VWの経営権がどこかに移った場合ポルシェの売り上げが激減する恐れがあるため、それを防ぐために株式の大量取得を行うようです。
それにしても、ちょっと前まで瀕死だったポルシェが、それ程の大量の株を購入できるほどの余裕ができたというのは、凄いですね。ボクスターとカイエンのヒットのお陰でしょうけど。
逆に瀕死のGMは、富士重工の株を売って、少しでも稼ごうとしているというニュースが飛び込んできました。売り先はトヨタというのは、他にそれだけの大量の株を買える余裕のあるメーカーがないからでしょうね。
GMグループのラインアップの中でも富士重工の車種は特異で、プラットフォームやエンジンの共有化が図れず、株式を所有していてもコストメリットが図れないのですから、遅かれ早かれ買い手があればすぐにも売りたかったでしょうね。
しかし買ったトヨタにしても、プラットフォームやエンジンの共通化は図れそうにありませんし、富士重工をどういう風に扱うつもりなのでしょうか?
一応は、アメリカでの製産を拡大するために、富士重工のアメリカ工場を利用するとのことですが。
更にGMの部品製造子会社であるデルファイが破産宣告をしたそうです。親会社の売り上げが激減していますから、それに伴ってデルファイの売り上げも激減していたのでしょうね。
デルファイと同じくフォードの部品会社であるACデルコは、フォードの依存率を下げて生き残りを図っているようですが、デルファイはそういう方策を採らなかったんでしょうか?
今後は、デンソー、ボッシュ、ACデルコが、自動車部品のシェアを取り合うことになるんですが、果たしてボッシュとACデルコがどこまで頑張れるのか。
デンソー一人勝ちになったら、それは即トヨタの一人勝ちを意味します。なにしろデンソーはトヨタの子会社なので、一番新しくて一番いい部品を一番安い値段でトヨタに売るわけですから。
先週、朝刊を読んでいたら「ポルシェがVWを子会社に」という見出しが目に入りました。見た瞬間は逆じゃないか?と思ったのですが、記事を読んでいくとポルシェがVWの株式の20%を取得するということです。
ベントレー、ランボルギニー、ブガッティと、次々に高級ブランドを傘下に収めているAUDI/VWグループですが、意外にも台所は火の車のようですね。AUDIもVWも、売り上げ好調だと思っていたのですが、実際には売り上げも利益も落ち込んできているようです。
それ以上に問題なのが、VWはVW法というドイツの法律に守られており、VWの株式を大量に取得しても経営権を握ることができないようになっているそうなのですが、EC連合から違法であるとして撤回を求められているそうなのです。
VWはポルシェに車の開発や設計の委託をかなり頼んでおり、VWの経営権がどこかに移った場合ポルシェの売り上げが激減する恐れがあるため、それを防ぐために株式の大量取得を行うようです。
それにしても、ちょっと前まで瀕死だったポルシェが、それ程の大量の株を購入できるほどの余裕ができたというのは、凄いですね。ボクスターとカイエンのヒットのお陰でしょうけど。
逆に瀕死のGMは、富士重工の株を売って、少しでも稼ごうとしているというニュースが飛び込んできました。売り先はトヨタというのは、他にそれだけの大量の株を買える余裕のあるメーカーがないからでしょうね。
GMグループのラインアップの中でも富士重工の車種は特異で、プラットフォームやエンジンの共有化が図れず、株式を所有していてもコストメリットが図れないのですから、遅かれ早かれ買い手があればすぐにも売りたかったでしょうね。
しかし買ったトヨタにしても、プラットフォームやエンジンの共通化は図れそうにありませんし、富士重工をどういう風に扱うつもりなのでしょうか?
一応は、アメリカでの製産を拡大するために、富士重工のアメリカ工場を利用するとのことですが。
更にGMの部品製造子会社であるデルファイが破産宣告をしたそうです。親会社の売り上げが激減していますから、それに伴ってデルファイの売り上げも激減していたのでしょうね。
デルファイと同じくフォードの部品会社であるACデルコは、フォードの依存率を下げて生き残りを図っているようですが、デルファイはそういう方策を採らなかったんでしょうか?
今後は、デンソー、ボッシュ、ACデルコが、自動車部品のシェアを取り合うことになるんですが、果たしてボッシュとACデルコがどこまで頑張れるのか。
デンソー一人勝ちになったら、それは即トヨタの一人勝ちを意味します。なにしろデンソーはトヨタの子会社なので、一番新しくて一番いい部品を一番安い値段でトヨタに売るわけですから。
BAD BOYS / BAD BOYS 2 BAD
発売元:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
SPEのDVDジャケットは、主人公達の写真が多いのですが、ジャケット上部に書かれている名前の位置と写真の位置がいつも違うのはなんでかなぁ。"MARTIN LAWRENCE"の直下にWill Smith、"WILL SMITH"の直下にMartin Laerenceが立っているやよなぁ。両作とも。
で、舞台はマイアミです。主人公の2人は刑事です。となると、マイアミ・ヴァイスの世界です。
マイアミ・ヴァイスでは、主人公の刑事がフェラーリ(逮捕した犯罪者のを警察が押収して市が管理しているのを勝手に使用してた)に乗っていました。それに対抗してか、BAD BOYSでは特別仕様のポルシェ、BAD BOYS 2 BADではフェラーリ512Mにお乗りです。
マイアミ・ヴァイスで使用していたフェラーリはコルベットをベースにしたレプリカで、やたらと野太い排気音を響かせていましたが、BAD BOYSではどちらも本物を使用していたみたいで、美しいエキゾーストノイズを聴かせてくれます。
銃撃シーンたっぷり、カーチェイスたっぷりで、楽しませてくれます。
SPEのDVDジャケットは、主人公達の写真が多いのですが、ジャケット上部に書かれている名前の位置と写真の位置がいつも違うのはなんでかなぁ。"MARTIN LAWRENCE"の直下にWill Smith、"WILL SMITH"の直下にMartin Laerenceが立っているやよなぁ。両作とも。
で、舞台はマイアミです。主人公の2人は刑事です。となると、マイアミ・ヴァイスの世界です。
マイアミ・ヴァイスでは、主人公の刑事がフェラーリ(逮捕した犯罪者のを警察が押収して市が管理しているのを勝手に使用してた)に乗っていました。それに対抗してか、BAD BOYSでは特別仕様のポルシェ、BAD BOYS 2 BADではフェラーリ512Mにお乗りです。
マイアミ・ヴァイスで使用していたフェラーリはコルベットをベースにしたレプリカで、やたらと野太い排気音を響かせていましたが、BAD BOYSではどちらも本物を使用していたみたいで、美しいエキゾーストノイズを聴かせてくれます。
銃撃シーンたっぷり、カーチェイスたっぷりで、楽しませてくれます。
ANTHEM : PROLOGUE LIVE BOXX
発売元:ビクターエンターテインメント
行きたかったなぁ〜。本作に収められている3回のライブは、全て渋谷なので、大阪からはちょっと行けなかったが。
その上、今年の夏の20周年記念ライブも行けなかった。土曜日だったのに、休出を強制されて...。
しかしアルバムを丸々ライブで再現するというのも前代未聞でしょうねぇ。それをアルバム3枚分を3回に渡ってやるというのも。アルバム全曲が名曲でなければやれませんわな。普通のミュージシャンのアルバムだと、捨て曲と呼ばれる適当な曲が何曲があるものだけど、柴田直人率いるANTHEMにはそんなものは一切なし。ライブも妥協は一切なし。
こんなバンドが、アルバムが売れずに一度解散しているというのは、どういうことなのか。
行きたかったなぁ〜。本作に収められている3回のライブは、全て渋谷なので、大阪からはちょっと行けなかったが。
その上、今年の夏の20周年記念ライブも行けなかった。土曜日だったのに、休出を強制されて...。
しかしアルバムを丸々ライブで再現するというのも前代未聞でしょうねぇ。それをアルバム3枚分を3回に渡ってやるというのも。アルバム全曲が名曲でなければやれませんわな。普通のミュージシャンのアルバムだと、捨て曲と呼ばれる適当な曲が何曲があるものだけど、柴田直人率いるANTHEMにはそんなものは一切なし。ライブも妥協は一切なし。
こんなバンドが、アルバムが売れずに一度解散しているというのは、どういうことなのか。
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