2017年1月20日金曜日
呆れた哀れな隣人・韓国 / 呉善花 加瀬英明
お二人の対談形式で語られています。
まあ今更ですが、韓国人の精神性の狂い方はどうしようもないです。
漢字を止めたのは、漢字が日本を思い起こさせるからだそうですが、学者が過去の史書を読むために漢字を習うことすら禁止されているんだそうで、よって韓国の歴史研究者は大陸や半島の古書を読むことができないんだそうな。
古代の書物どころか、日程支配下時代の論文や記録も読めないので、妄想で適当なことを言うしかないのも無下なるべきか。
本書の終わりの方で、韓国は古代から売春立国で、現在でも韓国内の売買春産業がGDPの5%に相当する規模で、満20〜34歳の女性の4%が専業売春婦として働いているんだとか。
韓国政府が調査して公表している数字なので、実態はもっと多い可能性もあるし、「専業」だけでこれなので、パートタイムやアルバイトも含めたら、どれくらいになるんでしょうね?
更に海外に大量の売春婦を輸出していて、たぶんその人数はこの統計に入っていないんじゃないかと思うんですが、今の韓国国内では売春の取り締まりが厳しくなっていて、それでこの数字なので、海外の出稼ぎ組を統計に入れたら、どれだけ増えるんでしょうね?
2017年1月18日水曜日
〈ひらがな〉の誕生 / 山口 謠司
ひらがなは空海大師の発案という説がある(いろは歌は空海大師の作という説もある)のですが、本書によると空海大師存命中にはまだひらがなはないそうで。
ひらがなが生まれるまでに、万葉仮名からいくつかの段階を経てひらがなが生まれるのですが、その経緯を解説されています。
ひらがなより先にカタカナが考案され、使われるようになったそうなのですが、元々カタカナは漢文を読み下し文にするため漢字の横に小さく書く送り仮名などのために発案されたものだそうで。
今でも漢文の授業で使われているあれですけど、1000年以上も変わらず使われているのは凄いですね。
本書によれば、言葉というものは100年経過すると通じなくなるそうで、よって漱石の小説は現代人はなんとかそのまま読めるけど、二葉亭四迷は読めないのだそうで。
ましてや1000年前の平安時代の詩をそのまま読んでも、現代人にはちんぷんかんぷんですよね。
しかし平安時代の貴族が、漢字とひらがな交じりで大和言葉を表記する記述法を確立してくれたお陰で、日本は古代から世界でもっとも識字率の高い国であり続け、今でも世界で最も技術が進んだ国でもあるわけです。
そう考えると、平仮名、片仮名というのは、凄い発明だったんだなぁと思わざるを得ません。
2017年1月16日月曜日
ヒュレーの海 / 黒石 迩守
第四回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作を加筆訂正した作品だそうです。
人間の精神(魂)とか現実世界の構造を、ソフトウェアの構造に比定しているのは、ちょっと違和感があるんですが、話としてはまあ面白いかなとは思います。
でも本書巻末に掲載の、コンテスト審査員各人の評を読んでも、その辺りの突っ込みが消化不足という私の感想は正しいみたいです。
書こうとしているテーマが大きすぎて消化不足が目立ってしまい、アイデア倒れの一歩手前という感じ。
面白いことは面白いので、作者の今後に期待したいです。
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