2021年12月10日金曜日

【くるまのおと】福野 礼一郎 の クルマ論評 6

今年も無事にクルマ論評が発刊されました。
あとがきに書かれていますが、紙の書籍の売上が壊滅状態になりつつある現代では、毎年コンスタンスに単行本を発刊するのが困難になって来ているんですよね。
クルマも趣味のアイテムから、日用品になりつつある日本では、こんな本を買って読んで、次に買うクルマの参考にしようという人も少ないだろうし、単に読んで楽しいと思う人も少ないでしょうからね。
私と同年代か、それ以上の爺さん世代の方々くらいしか楽しめないんでしょうから、この先需要はドンドン縮んでいくと。

月曜日に発刊予定だったのですが、その直前の土曜日に某大型書店に立ち寄ったら、既に店頭に山積みになっており、思わずフラゲ出来ました。
が、まだクルマの教室も読み終えてなし、他の小説も溜まってるしで、後回しになって今頃ブログで紹介という。
それでもいまだに教室が読み終えてのですが、読みやすいこちらの方をさっさと読み終えて、教室は1ページ1ページ噛み締めるように読んでおります。

脳の寿命を決めるグリア細胞 / 岩立康男

人間の脳は神経細胞の塊ですが、これまでその神経細胞を保持するスポンジと思われてきたグリア細胞が、実はヒトの脳の働きに非常に重要な役割を持っていることが明らかになってきました。
それと合わせて、何故に動物は睡眠を必要とするのかも、グリア細胞の働きが解明されるにつれて、分かってきたようです。
寝不足も良くないけど、寝過ぎも良くないそうです。

また、ヒトが天啓を得るような閃きが起きる時というのは、ボーッとしている時なんだそうですが、それにもグリア細胞の働きが関わっているそうです。

何にしても、ストレスを抱えてイライラしていると、脳の働きは悪くなるし、寿命も短くなるそうです。
まあ実際、頭の悪そうな連中って、常にイライラして文句ばっかり垂れてますよねぇ。