2006年11月24日金曜日

デセプション・ポイント〈上・下〉 / ダン ブラウン



ダビンチ・コードのDVDが発売になっていますが、その原作者ダン・ブラウンの第3作で、ダビンチ・コードの前に書かれた作品です。
これもかなり映画向きな作品ですが、事件に関わる複数の登場偉人物の視点によるシーンが代わる代わる切り替わり、同時並行的に物語が進んでいく手法が取られています。こういうのは新たに登場したブルーレイDISCを使って、複数のストーリーをみれるようにすると面白いのではないでしょうか。
これまでダン・ブラウンのダビンチ・コードや天使と悪魔は、読み始めると止まらない勢いでしたが、本作も同様に上下2巻を一気に読んでしまいました。巡る魔しくどんでん返しに継ぐどんでん返しで、読む人に息つく暇も与えてくれません。

デセプション・ポイント〈下〉


2006年11月22日水曜日

軽くて薄くて黒いやつ - iPos nano 8GB



通勤中に音楽を聴くためのMP3プレイヤには、音質重視でKENWOODのKENWOOD HD30GA9を使ってました。が、これも重くて大きいので、新調したスーツのポケットに入れるとだらしなく垂れ下がってしまい、やっぱりスーツには軽くて小さいのがいいよなぁということで、選んだのがiPod nano。単純に内蔵フラッシュメモリタイプで8GBと大容量なのがこれだけだったからです。
PanasonicのSDカードタイプも考えたんですけど、SD 4GBを2枚とプレイヤ買うのとiPod nano 8GBの値段はあまり変わらないし、SDカードを何枚も買う気にはなれないしで、対して悩まずにiPos nano 8GBに決定しました。
でもおしゃれなiPodなのに、なぜか8GBは黒しかないのですよね。なので必然的に色は黒です。SHURE E3C-Jが黒なので、色が色々とあってもたぶん黒を選んだと思いますけどね (^_^;;;


CDからリッピングしてiPodに落とすのに、iTures(Windows版)を使いましたが、これまでに使ったCreativeやKenwoodのソフトとは使いやすさが格段に違います。むちゃくちゃ使いやすい。とはいえ、細かい設定をしなくてもいい反面、細かい設定をしたいとなると途端にどうやったらいいのかが判らないという欠点もあるのですが。でもまあ細かい設定をする必要もないようなので、全部デフォルト設定のまま使ってます。
音質はやはりHD30GA9に劣りますが、それでもSure E3Cと組み合わせるとなかなかよい音で、その大きさを考えれば逆によくこれだけの音質を保てるなと感心するくらいです。
でも付属のヘッドフォンはいけません。こんなのを使ったら頭がおかしくなります。iPod買った方は、速攻でヘッドフォンを買いましょう!
使いやすさもよくて、操作方法は流石にAppleだなと感心させられます。とはいえ、最初は音量調整の仕方が判らずに戸惑いました。クイックスタートにも何も書かれていないし、メニューに最大音量設定はあるけど試聴している音量は変化しないし、どうするのだろうかと悩んだすえにググってやっと判りました。
再生中にホイールを撫でてやればよいだけだった (^-^;;; 単純だけど、ホイールを使ったことない私にはさっぱる想像が付かなかったのです。でもホイールのインターフェースになれてみれば、これほど使いやすい操作方法はないですね。
実際にiPod買ってみて、その素晴らしさがよく判りました。これじゃ、CreativeもKENWOODも負けますよ。値段だってそれ程差があるわけでもないし、音質だってほとんど判らない程度の差だし。
こうなってくるとやっぱり何が何でも、Apple Mac Proが欲しくなってくるなぁ。まあApple Mac miniでもいいのだけど。

2006年11月21日火曜日

軽くて薄くて白いやつ - 705P

これまでは904SHを使用していたのですが、新調したスーツが軽くて柔らかい生地のため、重さと厚みでポケットに入れるとポケットが垂れ下がってだらしないことになってしまいました。
もっと薄くて軽いのにしなきゃならん&予想外割引にして月額を減らすには機種変更しなきゃならない、という浅はかな理由で、705Pにしました。Panasonicは7〜8年振りの2台目です。前のもあまり機能が付いてない(機種変更の時に無料で機変できるので在庫にあったのという、これまた安易な理由で)赤いPanasonic端末にしたんですけどね。
今回は、「薄くて軽い」のが欲しかったので、最初は韓国製のも考えたのですが、モック触ったら幅がちょっとあってキーが押し辛かったのと世間(というか価格.com)の評判がイマイチなので、やっぱキャメロンの携帯がええ!ということで白の705Pという安直な選択です(笑)
普段の通勤スーツの時は薄型705Pで、休日でVGA画面やGPSが必要な時はこれまでの904SHと、SIMを入れ換えて使い分ける予定です。


904SHのスケジュール帳のデータが705Pには取り込めなくて(そもそも705Pはカレンダーのデータを外部に出力できないし入力もできない)ちょっとショックでしたが、仕方がない。
ワンプッシュオープンも格好いいですが、ちょっとボタンの感触がおもちゃっぽいのと、液晶部の方がキー部分よりも重いため、開いた勢いで手から飛び出しそうで、開く時には気を付ける必要があります。
後はSIMの出し入れがもの凄くやりにくい。本当にどうしてもGPSが必要な時だけ、904SHとSIM入れ換えするようにしないとすぐにSIMが駄目になりそうです。
それはさておき、薄くて軽くて、3ピースのベストのポケットにすっきりと収まり、スーツのシルエットもすっきりしてよい感じです。当初の目的は達したので、よしとしましょう。
しかし、買った途端に更に薄いサムソン端末が発表になって、ちょっとショック。

2006年11月19日日曜日

【BMW雑記帳】社長交代



復活したモーターファン、イラストレーテッドの2号が無事発刊されています。ちょっと安心。

元BMWの社長で現VW社長のピシェツリーダーが、突然解任されたそうですね。今年5月に役員会で任期延長が決まっていたそうですが、会長であるピエヒ氏の鶴の一声で頸だそうで。なんのための役員会なんだか。
ピシェツリーダー氏は、BMWでもRover買収による業績不振(というかBMW本体は好調にも関わらずRoverの大赤字で利益を食われていた)責任を取らされて辞任しています。
経営者としての能力は買われていたようですが、業績向上には結び付かず、結果を出せなかったのでしょうか?

BMWの社長も、確か先月だったか先々月だったかに交代してたと思います。何でもBMWでの役員の定年は60歳で、次の任期中に60歳を迎えることになり、任期途中で社長交代になるのは望ましくないからというのが、続投しなかった理由だとか。
老害と言われるように、歳を取って新しいことに付いていけなくなり、古い慣習ばかり持ち出して、社員の士気を低下させ経営を危うくさせるのは論外です。が、単に高齢だからといって、必ずしも能力が落ちるわけでもないので、果たしてこの交代が吉とでるのか凶とでるか。大体にして「もう歳だから」とあっさりと後進に委ねる人は、まだまだ時代の先を読む力を失っておらず、逆に「まだまだ若いやつには」といつまでも引退しようとしない人程、頭の中はすっかり古くなっているものなのですよね。

とはいえ、最近の日本では歳は若くても、時代に取り残されて古くさい考え方をする人が多いような気がします。
自分で実際に試さずに、聞きかじりの知識だけを頼りにする人が多いせいでしょうか。
古い都市伝説が今でも蔓延ってるのは、意味も理解しないままに、それを鵜呑みにするからでしょうね。
例えば、エンジンを停める時、アクセルを煽って回転数を上げると同時にキーをひねってエンジンを停止する人が、未だに多いのですよね。
これは昔々、まだキャブレターだった頃は、キャブに溜まったガソリンを吹き飛ばしておかないと、次にエンジンを掛ける時にキャブがガソリンで溢れてしまうからです。
今はインジェクションですから、そんなことをする必要は全くありません。逆にまだエンジンが勢いよく回転している時に、油圧が下がってクランクメタルが擦れて減り、焼き付けの原因になる可能性が高いです。
ということを書いても、キャブ時代の習慣を理由も知らずに信じ込んでいる人達は「嘘だ!」と言って信じないでしょうけどね。逆に嘘だと思うなら、何故アクセルを吹かす必要があるのか、きちんと論理的かつ理論的に説明して欲しいですが(苦笑)まあ結局は都市伝説は亡くならずにいつまでも蔓延ると。