2015年11月29日日曜日

レイク・クローバー / 楡周平




本作は2年前に新書で発刊になっているのですが、冒頭で実にタイムリーな話題が出ています。
楡氏の着眼点の鋭さには、寒気を感じるくらいに的確ですね。
ストーリーは、楡氏らしい感じよりも、故マイクル・クライトンの遺作が出て来たのか?という感じがするくらいで、めちゃくちゃ面白いです。
これが翻訳されて米国で発刊されたら、即映画化が決まるんじゃないでしょうか。
内容的にも映画向きのシーンが多いですし。