2007年7月30日月曜日

イーオン・フラックス



Amazonで半額セールしてたので、買ってしまいました。
なんかここ5年くらい、綺麗で格好いいおねーさんのアクションSFが流行っているのでしょうか?色々と公開されていますよね。これもその流れに乗った作品だと思いますが、話題作だった割には今一かなぁ。
主演のシャーリーズ・セロンさんはいい女なんだけど、今ひとつこれという魅力に欠けるし。
アクションシーンも見事なんだけど、今ひとつ迫力に欠けるし。
ストーリも考えられてはいるけど、説明的なナレーション台詞が多くて、今ひとつ映画の世界に入り込めないし。
過去に名作と謂われ、今でも愛され続けている作品と比べると、あちらこちらで「もう一つ」足りない感じがするんですな。どこを取っても80点で、大きな不満はないけど、満足感もないみたいな。



2007年7月29日日曜日

【BMW雑記帳】M3試乗記

今月の雑誌では、年末に発売予定の4LV8搭載M3の試乗記が目白押しです。
モデルチェンジされたX5の試乗記も各誌に掲載されています。
でも1クーペの発表はあまり取り上げられていません。

とはいえ、どの雑誌でも新型メルセデスCシリーズやフェラーリ60周年記念、マセラティの新車グラン・ツーリズモの話題の前に、BMW勢の話題は影が薄いです。

新型Cシリーズ、BMWにとっては驚異なんだそうです。BMWは走りの良さを売りにしており、BENZとの差別化を図ってきたのですが、今度のCシリーズは走りも3シリーズに匹敵するくらいよくなっており、BMWの売りが取られてしまった形のようで。
しかも貫禄というかブランド・イメージではやはりBENZが上なので、BMWユーザーから新型Cクラスに移行する方が増えているようで。
レクサスについては「高級車市場が活性化するのはよいこと」と余裕の態度を見せており、実際レクサス買う予算でBMWやBENZが買えるという理由で、国産車派だった人達が輸入車に流れて来ているみたいですしね。
ほんと、かなり前にも書きましたが、BENZというのは凄い会社です。
まあ、私は当分BMWユーザーを止めるつもりはないですけどね。
だって、家の車庫に入るFRのBENZなんてないもの(笑)


Majestouch Linear 黒軸



Majestouchをかれこれ1年以上使っていますが、4mmというストロークがイマイチ好きになれず、大手量販店のキーボード売り場に行くと、より自分好みのキーボードを求めて、居並ぶキーボードを手当たり次第に叩いております。
Majestouchの新モデルということで、見本をあちらこちらと探したのですが見つからず、日本橋の上新で「見本ないですか?」と尋ねたところ、新品を開封して試し叩きさせて貰えました。
ストロークは4mmと同じなのですが、重めのタッチがよさげだったので、買ってみました。



で、1週間程使ってみましたが、やっぱり私にはストロークが深すぎて使えない。通常のMajestouch茶軸の方は、2mm押し込んだところでクリックが1度あって、そこから更に押し込める形になっていて、慣れれば最初のクリックだけで打てます。つまりストローク2mmで使えるわけ。でも私は最初のクリックで指を止められる器用さがなくて、途中のクリック感に違和感を感じていたくらいでした。
しかしこの途中のクリック感がない黒軸だと、底まで打ってしまうことに気が付きました。つまり1年以上使っている内に、茶軸で最初のクリックで止めて打てるようになっていたらしい。
黒軸でも2mmストロークで反応するので、最後まで押し込まなくていいんですが、どこで止めていいのか、それこそ判らん状態で...スキャロップなギターに慣れた人なら、この黒軸はよいかも知れません。
しかし、この黒軸を買った1週間後に、クリック感を更に強めた青軸なるものが発表されるとは。
Majestouch click tactile
サイト限定発売のかななしを速攻で注文致しました。
かなありも数量限定だそうなので、レビューを書く頃には売り切れかも。

諜略の三方ヶ原 / 近衛龍春



武田勝頼に使えた諏訪氏間諜の物語です。
武田信玄〜勝頼の小説はいくつか読んできましたが、どれにも共通するのは、
・信玄は天才的な戦略家
・勝頼は血気に逸るだけの凡庸な愚将
という評価で、本作もそういう感じで2人を描いています。

それはさておき、勝頼の母親の家系、諏訪氏というのはかなり古い家系で、神代の世から諏訪神社の神官を代々務めて来た血筋だとか。天皇家、出雲の千家氏に並ぶ、神の子孫の血筋だそうで。
そういう家系を諜略で潰して乗っ取るのですから、信玄が京都まで上っていたら、天皇家も乗っ取っていたでしょうかね。