2006年3月11日土曜日

MTM Special OPSのラインアップ拡大中

Webカタログに掲載されていなかったクロノグラフがお店にあったのが気になったので、以来時々アメリカのMTMのサイトをチェックしていたのですが、案の定カタログ品が増えていました。それもいきなり7種類(内2つはまだComing soonのままですが)。
日本の正規代理店の方は、まだ先日お店で現物を見たクロノグラフPatriotしか増えてませんけど。
私が購入する動機になった強力なライトシステムを組み込んだのは、まだBlack Hawkとその色違いモデルであるThunder Hawkだけなのは残念です。
Coming soonになっている2つの内どちらかが、ライトシステム付きのクロノグラフであってくれればいいのですけど。出たらたぶんすぐ買う(笑)だってやっぱりクロノグラフじゃないと、インスタントラーメン食べるときに不便だもの。3分間が正確に測れないから(爆)
デザインがかっこいいBlack Predatorは、ライトシステムなしでも欲しかったりするけど(笑)


2006年3月7日火曜日

LOOX P70Rのキー入力

なんか原因がよく判りませんが、キーボード入力している途中で、突然カーソルが飛ぶ現象が発生します。それも割りと頻繁に。
キーが小さいので押し間違いでどこかのキーを押してしまっているのかも知れませんが...でもカーソルが飛ぶようなキーって何だろうか?
液晶画面が暗いことを除けば、文章を入力するのにはよいんですけどねぇ。


D1XとD2HとS3Pro

実は昨年末にNikonのオンラインショップのアウトレットで販売されていたD1Xを購入しました。
注文した次の日にD200が発表になって、しまったと思いましたが、時既に遅し(涙)
元々の発端は、とある撮影会で顔馴染みの人がD1Xを貸してくれたことです。ホンのちょっと触っただけなのですが、そのシャッター感触の素晴らしさに魂消てしまいました。D2HやD2Xでも、こういう感触は味わえません。RTS-IIIの軽快なシャキーンという感触も好きですが、機械式の中判カメラを思わせる重厚な感触には感激してしまいました。
それに加えて、S3Proは画質はよいけど連射が全く効かない、D2Hは連射は効くけど画質がよくない。と連射と画質という相反する要件の両極端にある機種であるため、画質と連射のバランスの取れた機種が欲しいと思っていたのです。


D1Xの画質については、ネットでは「D2Xは解像力に優れていて風景には適しているが、ポートレートでは階調の豊かなD1Xに分がある」というのが一般的な評判のようです。受光素子がCCDのS3Pro、D1Xに対して、C-MOSのD2H、D2Xということで考えれば、ポートレートにはCCDがよいということなのかも知れません。
かなり悩みに悩んで(D1Xを実際に触らせて貰ってから買うまで2ヶ月以上掛かったくらいで)、結果として買ってしまったわけですが.........失敗でした。
その1.電池が持たない
専用バッテリ使用なのですが、実際には松下か三洋のニッケル水素電池単三6本をパッケージしたものです。それが2GBのメモリが満杯になる前に空っぽになります。電池の持ちとしてはS1Proと同等程度かな。S3ProやD2Hのように、4GBメモリカードを一杯にしてもまだまだ電池残量インジケータは満タンを示しているのとは比べ物になりません。予備が必要になるのですが、純正バッテリは高いんですよねぇ。
その2.連射が効かない
連射速度は秒3駒なので、S3Proよりはましという程度です。問題なのはメモリカードへの書き込み速度が遅いので、すぐにバッファが一杯になってしまいます。ちなみにバッファは増設済みなんですけどね。連射という点では、バッファ増設済みのS3Proと同等程度でしかないです。
その3.画質が評判程よくない
S3ProはもちろんS2Proといい勝負か?という程度。発売直後だったら確かに最高級の画質だったんでしょうけど、今となってはそう絶賛する程でもないと思うんですが。まあD2Hよりはずっとマシなんですが、妙に癖がある感じで、RAW現像でなかなか狙ったところに行ってくれません。
ポートレートにはD2Xよりも適していると言っている人達は、きっとS3Proなんてメカがプア過ぎて試す気にもならないんでしょうね。
スタジオ撮影でツボに入ればいい描写をするようですが、それだったらS3Pro使った方がよいです。
メカは最高なのですけどねぇ。

2006年3月6日月曜日

COBRA Magic Doll前編

メディアファクトリー刊 寺沢 武一 著
かれこれ20年以上前に少年ジャンプに登場し大人気を博した、スペース・アドベンチャーの続編です。
寺沢氏もコブラ以降何本かの漫画を発表していますが、コブラを超えるキャラクタは生み出せなかったというか、どれもコブラの亜流にしかならなかったと思います。
寺沢氏はコンピュータを使って漫画を描くことに対して非常に積極的で、Apple IIが発売された頃には、既にコンピュータを使った作品を発表しています。7〜8年前には、当時まだ数千万円していたKODAKの一眼レフデジカメでデビューしたてのインリンを実写して、CGに取り込んだ漫画も発表しています。
コブラもCGで全部書き直しているという話を聞いたのですが、最近発刊された完全版にそれが使われているのかな?背景の建物とかも、後でゲームの素材として使用されることを考えて、裏側まで全部3Dで描いているということでしたが。

本作はCGを使って描かれており、全ページカラーという力作です。
本作はとある雑誌で連載中なのですが、連載が始まったのって結構前じゃなかったかなと思ってググったら初出は2000年だとか。これだけ絵をフルカラーで書き込みしてますから、そりゃ時間かかるわな。
寺沢氏はコブラで相当稼いでいると思いますが、数千万円の高性能Warkstationと画像処理機器や画像処理プログラムを買い込んで、作品制作に挑んでいますから、儲かった分をほとんど注ぎ込んでるのではないでしょうか?

相変わらずの気取った台詞とハラハラするストーリー展開で楽しませてくれます。
問題は後編(中編?)が発売になるのは何年後かということでしょうか。

コブラマジックドール 前編 (1)


【ZEISSコラム】Nikon FマウントのZeissレンズ P50/1.4ZF

昨年、Leica Mマウントレンズ&ボディの発売で始まったCarl ZeissとCosinaの共同プロジェクトは、今度はNikon Fマウントでコンタックス/ヤシカレンズを再発売するということになりました。
光学設計も硝材もヤシカの時のものをそのまま流用ということなのですが、雑誌も作例やレンズ構成図を見ていると、微妙に違います。

Cosina Planar 1,4/50 ZF, ZS

最初に発売になるP50/1.4とP85/1.4は、私は好きではなく、実際両方とも初期型を中古で買って、1回試写しただけで「こりゃやっぱり駄目だ」と放り出してましたので、どうしようかなと悩みつつも、ひょっとしたら密かに変えている可能性もあるため、行きつけのカメラ屋さんに予約を入れてしまいました。

で、本日引き取ってきて、早速試してみました。
結論からいうと、Y/CのP50/1.4とは別物です。少なくとも、私が持っていた初期型のAEJとは全然違います。
いい意味でも悪い意味でも、これはP50/1.7です。

いい意味からいうと、この写りは私が好きなY/CのP50/1.7そっくりで、すっきりとした描写でピントの山もはっきりとしていて、ボケも素直でピント位置から離れるに従ってなだらかにボケていきます。
またY/C 50/1.4は、1m以下の近接撮影では画質がガクンと落ちたのですが、ZFではあまり落ちず、最短の45cmでもピントのあっている部分はくっきりとした写りです。
そういう意味で、Y/CのP50/1.4の最短付近でのブワっととろけるようなボケを期待していた人はがっかりすると思います。
S3Proの貧弱なファインダーでちゃんとピントが合いますから、そういう意味でもピントの合わせにくいY/CのP50/1.4とは違います。
悪い意味では、公称の開放F値は1.4ですが、実効ではf1.7です。開放1.4と半絞り絞った1.7で、同じシャッタースピードで露出が同じになります。同じ明るさなどの条件で、f1.4+ 1/125sとf2 + 1/60sでは、f1.4の時の方が1/2段アンダーになり、f1.4 + 1/80sとf2 + 1/60sがほぼ同じ露出です。
最初は最短付近だけかなと思って距離を変えて試して見ましたが、2mでも同じでした。
なんにせよ、このレンズは私好みの写りをしてくれました。
ということは、きっと世間のZeiss好きを称する人達には不評となるでしょう(爆)
P85/1.4 ZFに期待です。

2006年3月5日日曜日

【BMW雑記帳】メーカーとインポータとディーラと

Motor MagazineがGOLF R32 vs 130iMを小特集しています。
R32というとスカイラインを連想してしまうので、どうもGOLFのモデル名がR32というのは馴染めません。なんでVR32じゃないんだ?

今月もマガジンXを買ってしまいました。
BMW関係の記事は、1シリーズのカブリオレのスクープが掲載されています。3シリーズっぽい偽装がされていますが。
カブリオレまで用意されているということは、1シリーズは3や5並みにボディバリエーションが増えそうですね。となると、ガソリンが高騰して小型車の需要が高まっている北米でも発売されることになるんでしょうか?そうなれば、M社も130iMなどでお茶を濁さずに、本格的なMシリーズを開発して来るはずですが。


さて、そのマガジンXですが、車雑誌の中で、メーカーや用品関係、販売店の広告がないのは、この雑誌くらいですよね。その代わりに怪しい広告が多いのですが。
通常雑誌の儲けって売り上げで出ると思っている人が多いですが、実際には広告費で雑誌社の儲けが決まるんです。ですから、車雑誌に限らず、広告主の気に触るような記事は書けません。中にはいかにもテストレポートのような体裁をしているけど、広告費を貰って書かれている広告記事もあるくらいです。最近はそういう記事には、ページの隅に広告であるという旨が記載されるようになりましたけどね。
つまり車メーカーの広告が満載の通常の車雑誌の記事はあまり当てにならないというわけです。対してマガジンXは広告がない分、カーメーカーに対して遠慮することなしに、自由に好きに記事が書けるわけです。


今月ではボルボやジャガーのインポータであるPAGについてのディーラに対する仕打ちが書かれています。
海外のメーカーが日本に販売子会社を作って契約ディーラに卸すという形は、今では当たり前になりましたが、つい15〜20年前までは、丸紅なんかの商社やヤナセなどの大手販売会社がインポータをしていました。
我らがBMWも20年前まではバルコムという商社が輸入代理店をしていたのですが、それをBMW Japanという子会社を設置して、正規ディーラとして契約した販売会社に卸すということを始めたわけです。またディーラに対して、当時流行のCI(コーポレーテッド・イメージ)戦略で、BMWの指定に従った店舗作りを求めらたのも、当時としては画期的な出来事でした。折からのバブル景気もあって、BMWは売れに売れて、インポータは100%子会社にしてディーラの店舗を統制する戦略は大成功しました。
この成功を横目で眺めていたダイムラー・ベンツは、それまで蜜月関係にあったヤナセから輸入代理店の権利を奪い、ダイムラー・ベンツ・ジャパンを設立して正規代理店契約をしたディーラに卸すという、BMWの戦略をそのまま実行して成功しました。
当然他のメーカーは我も我もと、次々とインポータとなる子会社を設立し、正規ディーラ契約を結ぶようになります。お陰でヤナセ(正確にはインポータをしていたのは、ウェスタン自動車という同じオーナーが経営する別会社ですが)は苦労して築いたインポータとしての地位から、唯の正規ディーラになってしまいました。ヤナセがベンツ、VW、OPELなどのインポータとして苦労して、ブランドイメージを確立して輸入台数が増えると、それだけ売れるならとメーカーが子会社を設立してインポータの権利を奪われるのだから堪らないと思います。
正規ディーラとなった販売会社も、正規ディーラとしての看板を掲げられるかどうかはインポータ次第で、BMWでも毎年新規に正規ディーラが誕生する反面、正規ディーラの契約を打ち切られる販売会社もあります。
マガジンXで記事になっているのは、PAGが設立する以前からボルボやジャガーの販売店であった老舗が、突然正規ディーラ権を奪われ、その上ディーラーの顧客にPAGが(ディーラに無断で)勝手に店舗閉店の案内を送ったそうです。正規ディーラとしての契約がなくなったからといって、販売店がなくなるわけではないのですが、それを店が潰れたと顧客に伝えたのです。
ボルボを一流ブランドに育てたのは、その老舗ディーラだといわれており、ボルボがフォードに買収される以前は、そのような仕打ちは考えられなかったのですけどね。PAJに出向できているフォードの社員社長では、ボルボやジャガーのブランドを大切に育てていく気も、日本のユーザーを大切にしようという気もないようです。
ボルボは親友が昔から好きで乗り続けていまして、私もステーションワゴンを買うならボルボだなと思っているのですが、今回の話を聞いてPAG系の車(ボルボ、ジャガー、アストン)はもう日本では駄目だなと感じましたよ。

タブレットの使い心地 - LOOX P70R

昨年の6月から仕事先が遠くなり、通勤に時間が掛かるようになりました。電車の中でボーっとしているのも時間が勿体ないので本を読んでいるのですが、本代が堪らない(笑)
家でデジカメデータのRAW現像をする時間が取れないため、通勤時間中にこのP70RでRAW現像できないだろうかと考えたのですが、駄目でした。というのは、P70Rは電池駆動中は諸電力モードのため、ディスプレイが非常に暗くなり、昼間の明るさの中では画面がほとんど見えないのです。かろうじてこうやって文章をうてるくらいです。
まあ文章を打てるだけでもかなりマシですけどね。Blogを帰宅してからの夜中にしか書けないと、時間がないから書きたいことの半分も書けなかったりするし。


仕事用の17インチワイド液晶搭載の巨大ノートPCの上に鎮座するLOOX P70R


しかしタブレットPCは使いやすそうと思ってたら、そうでもないです。まあこいつが通常のノートPCモードとタブレットモードが切り替わるようになっているため、中途半端になっているからかもしれませんが。
ペンで画面を叩いてマウス代わりにできるのは便利ですが、右クリックに相当する動作ができない。その時は普通にキーボードのマウスボタンを使うしかないみたいで...調べればあるのかもしれませんが。
メニューバーを「自動的に隠す」にしておくと、ペンで近くを叩いてもメニューが出てくれなくて、これもキーボードのマウス機能でバー近くにポインタを持って行ってやらないと駄目。
でもペン先でコツコツと叩いくことで、マウスのダブルクリック動作になるのは使いやすいです。
(そしてまた続く)