2009年10月9日金曜日

SLIK - THE PROFESSIONAL SP N 入荷

50年振りという大型台風が迫り来る中、カメラ屋さんから注文していた三脚が「入荷しました」との連絡あり。雨の中を持って帰るのはちょいと無理があるので、台風一過して晴れた今日引取りに行って来ました。そしたら修理に出していたGITZO G1326Mk2の修理も終わっていて、重量級三脚2本を担いで帰る羽目に(苦笑)

取り敢えず体重計に載せて、重さを測ってみました。
各三脚は雲台を付けていない状態で測っています。

Manfrotto - 190CBL = 1.8kg
Lihof - Light Weight = 2.0kg
GITZO - G1326Mk2 = 2.8kg
SLIK - THE PROFESSIONAL SP N = 3.8kg

持った感じではLihofの方がManfrottoよりも軽く感じたのですが、実測では逆ですね。
SLIKは断トツの重さです。その分、頑丈さも凄いのですが。エレベータがギア式であることも重さの原因になっています。

ついでにJOBUのジンバルヘッドの重さも測ってみました。
JOBU BWG-Pro + Arcatech Level Base = 1.8kg
JOBU BWG-J2 = 0.4kg
これだけ重量差があったら、剛性感が全く違うのももっともです。
しかし、SP NにBWG-Proを載せたら5.6kgになります。
車での移動ならよいけど、持って歩くのは辛いなぁ。
早めにカーボンの三脚も検討しなきゃならないということか。


2009年10月8日木曜日

JOBU BWG-PRO

1ヶ月程前にJobu Desgin製のジンバルヘッドで一番安いBWG-J2というのを買いました。が、安いだけあってZoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G程度なら十分使えるのですが、SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMになると苦しくなり、更にこれにAPO TELE CONVERTER 1.4x EX DGを組み合わせると、明らかに強度不足。
ということで更に上位のジンバルヘッドを購入することにしました。

Jubo Designの対応表によれば、1ランク上のBWG-HD2でも十分そうなのですが、今後更に大きな望遠を購入した時のことを考えると、どうせなら一番頑丈なのをと。
Jobu Designで一番頑丈なのはBWG-Proなのですが、ジンバルヘッドとして一番定評があるWimberley WH-200が、B&Hでは同じ価格で販売されています。どちらにするか悩んだのですが、あちらこちらをググった結果、BWG-Proの方が強度は高そうという結論に達して、BWG-Proにしました。


BWG-J2との比較写真。
床に並べたところ。


三脚に載せて比較。Proは同時に購入したLevel Baseの上に載せています。


まあでかさといい太さといい、全然違います。
違いは頑丈さだけではなく、
・J2は高さを変えるのにネジを外して取り付け直す3段階調整だが、Proはダイヤルを緩めて無段階調整。
・ProはLockスイッチ付きで、ワンタッチで振り子を固定できる。とはいえLockしても遊びがあるので、撮影の固定用には使えませんが。
・J2は振り子を外して天秤式でも使用可能。Proは振り子式でしか使えない。
という仕様上の差もあります。
ちょっと悲しかったのが、SIGMA 150-500mmよりも遙かに長いレンズでの使用を想定しているせいか、高さ調整のダイヤルがカメラボディに当たってしまうという不具合が発覚。
縦位置なら問題ないのですが、横位置だとちょいと苦しい。


でも高剛性のため、SIGMA 150-500を載せて振り回してもビクともせず。
Acratech Level Baseもガチッと保持してくれます。


力を思いっきり掛けると、Linhof Light Weightが軽すぎて動いてしまうくらいで、ヘッド側は全くビクともしません。
かなりしっかりした三脚が必要でしょうね。
修理中のGITZOと注文中のSLIKが、これに耐えてくれるだろうか?

2009年10月7日水曜日

LIVE FOR TOMORROW / MARCO MENDOZA



先日購入したLynchMobのSmoke and MirrorsでのBassが格好良かったので、ソロはどんなんかいなと買ってみました。
けど、あのゴリゴリゴキゴキのHeavyなサウンドは皆無で、軽快なPop Rockがメイン。
プロデュースがRichie Kotzenで作曲もKotzenで、曲想もアレンジもまるでKotzenのソロアルバムな雰囲気。
もっとHeavyなものを期待していたので、がっかり。Kotzenの曲って、Pop過ぎて、私はあんまり好きじゃないし。


2009年10月6日火曜日

Acratech Level Base

円高の内に欲しい物を買っておこうと、またB&Hから個人輸入をしました。
今回はJuboの一番耐荷重の高いジンバルヘッドと、ACRATECHの水準器です。
ジンバルヘッドについては、また後日報告するとして、先にあまりググっても情報が出てこないACRATECHの水準器について。

まず水準器を買った理由について。
ジンバルヘッドやビデオヘッドを使用するときには、三脚の台座部分できちんと水平を出して置く必要があります。GITZOやManfrottoには、このビデオヘッドを使うための水平出し専用のモノポール一体式の水準器が用意されているくらいです。専用なので他の三脚には使用できないため、今回は却下。
Manfrottoには汎用の水準器もあるのですが、水平をすぐに出せそうな方は耐荷重が低そうで、耐荷重が高そうな方は水平を出すのに時間が掛かる、と非常に中途半端な感じで却下。
Linhofのは頑丈で使いやすそうだったのですが、高くて断念。
残ったのが今回購入したACRATECH LEVEL BASEです。
ジンバルヘッドの水平を出すのに、ボールヘッド(特にArca-Swiss Z1)を使っている人も多いので、そちらもかなり考えたのですが、水平出しだけのためにZ1はいくらなんでももったいな過ぎるなと。Z1がUSD364.95に対して、本品はUSD149.95と半額以下ですので、水平を出すという目的のためだけに使っても妥当な値段だろうと。


ACRATECHというメーカー自体、あまり日本では知られていないというか、一応輸入はされているのですが、話題にはなっていません。主にボールヘッドを製造しているメーカーなのですが、アルカスイスに比べて特別安くいとか、(カタログ上の)性能が高いということもないので、使う人がほとんどいない->話題にならない->買う人がいない、という状態のようです。
その他人があまり使ってない、日本では無名だけど欧米では有名、というのが私の趣味にあっていて(爆)興味が湧いたというのが一番の理由かも知れません。
届いたブツは黒の艶消し塗装された、NC加工のアルミ合金で、如何にもメカという感じの構造をしています。まあ単純にボールヘッドの可動範囲を狭くして、その分高さを通常のボールヘッドの半分未満に抑えた構造です。可動範囲は各方向に10度です。
そのボールを締め付けて固定する構造で、締め付け具合でトルク調整ができるようになっています。RRS BH-55はトルク調整ダイアルが付いている割に、細かいトルク調整ができなかった(ゆるゆるから固定されるまでの範囲が非常に狭い)のですが、こいつはかなり範囲が広くてトルク調整は楽そうです。逆にしっかりと固定するためにはダイアルをかなりきちんと締め込まないと駄目なんですけどね。とはいえこれは可動範囲が狭いから、ちゃんと固定されていなくてひっくり返るということもないですけど。
締め込んで固定すると、力を掛けてもビクともしません。
可動部分に油脂類は一切使っていないため、埃などに強いとのことです。
ボールヘッドも同じ構造なので、小まめなメンテナンスが必要なBH-55よりも、ACRATECHのボールヘッドの方が使いやすいのかも知れません。

2009年10月5日月曜日

【Mac mini】Mac対応のポータブルDVDドライブ

新型Mac miniが、DVD再生は問題ないのに、CD再生していると時々読み込みができなくなる現象が発生しています。暫く時間を置くとか、リブートするとかすれば読み込めるようになったりするので、CD媒体の問題ではなく、Mac miniのドライブの問題だと思うのですが、修理に出すにも現象が発生する条件が不定(内部の温度が高くなってくると発生しやすいのは確かなのですが)だし、修理中の代替マシンがAirというのも、ちょっときついのでどうしたもんかなぁと。


AirをMac miniのリモートドライブで接続していますが、Air用のUSB接続SuperDriveもやっぱりあれば便利だろうし、外付けドライブを買った方がよいかなと思って、日本橋の上新に行きました。
Air用のSuperDriveにしようかと思ったら、「Air専用です」との注意書きがあって、店員さんに確認したら、Air以外のMacでは使えないとのこと。ほんまかいなとも思いましたが、店員さんがそう言うのだから、Mac miniに接続しても使えない可能性は高いし、諦めました。
で、Mac用周辺機器のコーナーには、3rd partyのポータブルDVDドライブが2つあったのですが、その内の安い方を買って来ました。
eTechnologysという日本のOEM専業メーカーのET-W2Bという製品で、5,980円。ほむぺ見たら、2007年から更新されていなくて、この製品の情報はなし。大丈夫か、この会社。
Mac miniだけなら、特にMac対応と書いていなくても大抵は動作するらしいですが、Airの方はUSBバスパワーの供給電力の関係か、動かないものが結構あるらしいです。
幸いこの製品は、Airでも特に問題なく動作し、CDも読めました。
Mac miniでもCD再生とDVD再生は問題なし。CDでの音楽再生は、内蔵ドライブよりも音質が高いように感じられます。
書き込みはまだ試してないですが、Airでも問題なく書き込みができるなら、撮影にAirを持って行って、DVD-Rに撮影した画像データを焼いて渡せるようになるな。

鈴鹿はヴェッテルがポール・トゥ・ウイン

鈴鹿の決勝レースのTV放送は昼間だということをすっかり忘れて外出してしまい、見逃した(泣)
ヴェッテルはまだまだ年間優勝を諦めていないのでしょうね。ここへ来てポール・トゥ・ウインという素晴らしい結果。ブラウンGPの2人が7,8位となり、バトン85ポイント、バリチェロ71ポイント、ヴェッテル69ポイントになりました。バトンとヴェッテルの差は16ポイントなので、残り2戦で同じような結果になればヴェッテルの逆転になります。
しかしヴェッテルがもう後1基しかエンジンを使えないはずなので、残り2戦をそれで戦えるかどうかが問題なのですが。
昨年のハミルトンの年間優勝決定同様、劇的な幕切れがアブダビGPで起こることになるのでしょうか?


順列都市 / グレッグ・イーガン



イーガンの邦訳は全部読んでいたつもりでしたが、本作を見落としていました。今回重版されていたのを見つけて買ってみました。
イーガンの作品って理解に苦しむアイデアのものが多いのですが、本作もその例に漏れず、難解です。
一番基本にある「塵理論」というのがさっぱり理解できません。いうなれば無から有を生み出す理論なのですが、一度コンピュータ内で構築された世界が走り出すと、後はそのコンピューターハードウェアの有無に関係なく(更にはそのコンピュータがある宇宙の存続に関係なく)永遠に存続することができると。
ちょっとアイデアがご都合主義過ぎる気がしますよ。

順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)


2009年10月4日日曜日

【BMW雑記帳】フランクフルトショー

モーターマガジンがフランクフルトショーのレポートを詳細にしています。その中でBMWブースはカラー4頁で紹介されています。

今回のBMWのコンセプトカー、Vision Efficient Dynamicsはいいですね。如何にもスポーツクーペなデザインなのに、しっかりと4人乗り。小型な1.5L3気筒ターボ・ディーゼルをリアシート付近に格納しているので、メカ部分の専有区間が小さくて済んでいるからでしょうね。燃料タンクも25Lと小さく(燃費がいいので、これでも650km走行可能)なっていることも、有利に働いているようです。
けどバッテリーのスペースはどこに?と思ったら、電気でのみだと50kmしか走行できないそうなので、最小限のバッテリー容量にしているみたいです。あくまで主役はディーゼルエンジンということになります。
なのでハイブリッドといっても、所謂マイルドハイブリッドに近いのですかねぇ。一応プラグイン・フルハイブリッドとは謳ってますが。
まあ燃費はプリウスやインサイト並なのですが、パフォーマンスはM3同等ということなので、パフォーマンスをプリウス並に低機動化すれば、もっと燃費がよくなるのかも知れません。それをせずにパフォーマンスとの両立を目指すのは、BMWというメーカーが自らをスポーツカーメーカーだと思っていることと、ハイブリッド化で高くなる値段に見合う価値をユーザーに認めて貰うためには、パフォーマンスが必要だと思っているからでしょうね。ドイツだとやはりパフォーマンスも、燃費と同等に評価項目に入れて、顧客が車種選択をするんでしょうね。

もちろんこれはコンセプトなので、そのまま市販されるわけではありませんが、この路線で市販化が進むのでしょうか?市販車として出てくるとすれば、まだ後3年くらいは掛かるでしょうけど。
問題は、収益が急激に悪化しているBMWが、それまで保ってくれているかどうか...。


ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈セカンド・シーズン〉 コレクターズ・ボックス2



米国でも結構人気の番組なので、もっと続くのかと思ったら、これで終了です。
サラ・コナー クロニクルズは、冒頭からコナー親子が未来へタイムスリップして、歴史が変わってしまっていて、この先どうなっていくのか?と疑問だったのですが、最後のあの終わり方はないやろう?って感じです。
登場人物達がドンドン死んでいって、その挙げ句がこれかい!みたいな。
映画のとは全く別の世界の話に終わってしまいましたな。