1970年代半ばの
BOW WOW![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_vSH2TGQkDoYMwBINMgNtwvhy7YD6uaFEspz96_AmcyTllZHE1z5Pl4g50YIl6HmbEsLNaOo_OgazCQ0TKH0ZxEKnaPCY1iRQSJq8T7WABD8WDR8eT_kbpts_mFMAnJrA=s0-d)
登場は、当時ギターキッズだった私には非常な衝撃でした。日本で初めてのDeep Purpleの影響を受けた本格Hard Rock Bandであることと、メンバーの演奏テクニック、山本氏のコンポーザー&プロデューサーとしての能力は、当時の日本音楽界のレベルを(Rockに限らず)遙かに凌駕していたからです。
そのBOW WOWが更なる高みを目指して、ヴォーカルに人見氏を採用してVOW WOWと改名したのが、1980年代半ばでした。
ちょうどLPからCDへの移行期にあたる時期ですが、私はこの頃六畳一間に一人暮らしで、LP再生装置を置くには狭く、CD再生装置はまだまだ高価で買えず、仕事も忙しかったこともあって、'80年代前半から終わりに掛けて音楽をほとんど聴いていなくて、この頃にデビューしたバンドに関してはすっぽり抜け落ちているのです。
CD再生環境を買ってCDを買い漁り始めた頃に、Mountain Topが発売になり、しかしながらVOW WOWは解散してしまったのです。
このMountain Topはそれからずっと私のお気に入りの1枚で、特に人見氏のヴォーカルは日本で最高のRock Vocalだと思っているくらいです。その人見氏が、VOW WOW解散後は実家に戻って、高校の英語教師をされているという話を聞いた時は悲しかったですね。日本の音楽界ってどこまで酷いのかと。こんな素晴らしい才能を埋もれさせたままにするなんて。最近はNHKの子供番組の歌を歌われているようですけど...元Anthemの福田氏が謎々怪人やってたのもショックだったけど...偶然TVで声を聴いた時は愕然としました。
先日行き付けのCD屋さんでジャパメタ特集をしていて、VOW WOWのIIIが置いてあったので、買ってきたのです。
聴いて「あ〜、やっぱり元喜の歌はええなぁ〜、恭司さんの溜の効いたギターはええなぁ〜」と思い、Amazonで検索したら、2年前に全アルバムが再販されていてまだ入手可能なことが判り、思わず残りのアルバム全部(除くライブ)を注文してしまいました。
"III"の後が"V"で、何で"IV"がないねん?と思ったら、どうもライブアルバムがあるから1個数を飛ばしたらしいです。日本人らしい縁起を担いだのかも知れませんが。
ビート・オブ・メタルモーション
サイクロン
III
ハード・ロック・ナイト
V
VIBe