2015年1月9日金曜日
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 / 浅川 芳裕
日本は平地が狭くて土地も人件費も高くて、燃料代や電気代も高いから農業には向かない、と小学生の頃から教育という名の刷り込みをされて育っているのですが、色々な書籍を読んでいると実は日本の国土は農作物に取っては、世界でも類を見ないくらいに非常に豊かな土地であることが判って来ました。
実際に日本の農作物が、台湾や香港などの富裕層には大人気という話もよく聞きます。
なのに自給率の低さや農業従事者の減少など、悲観的な話も依然減りません。
まあ結局のところ、日本の農業が衰退しているわけではなく、多大な予算を分捕るために、農水省の役人どが浅ましい宣伝を行って、国民に農業は衰退しているように見せかけているだけのことなのですね。
近年バターが急に不足して大騒ぎになる事件がありましたが、これも農水省の連中が利権を貪るために、バターの輸入を民間ではできないようにしているために起こっているだけで、世界的な需要が逼迫しているわけでもなんでもないとか。
はっきり言って、もう農水省という役所自体が存在する必要は全くないでしょう。
役人が税金で私腹を肥やす体制が、日本では制度として出来上がってしまっていて、利権を貪ることが合法にされてしまっている。
こういう状況をどうにかできないものでしょうか?
大陸や半島の政府でも、役人が私腹を肥やすことは頻繁に起こっていますが、それは法的には完全に犯罪なので、警察と司法がその気になれば、腐敗役人を罰することが可能です。
日本では合法化されているので、警察や司法も有罪にできないんですよね。
(最も警察組織も天下り利権を大量に持っているので、同じ穴の狢状態だから、警察が動くことはまずないでしょうしね)
日本の官僚組織は余りにも酷すぎる。
2015年1月6日火曜日
動乱の日本史 日本人が知らない源平誕生の謎 / 井沢元彦
武士の起源といえば、源氏と平氏なのですが、元々皇族から臣籍降下した貴族である源氏と平氏が、如何にして武士になったのか。
その武士が中央の政権を左右するようになったのは何故なのか。
知ってるようで、実は知らないのですよね。
だって学校の歴史ではそんなこと習わないんだもの。
何故習わないかというと、歴史学者さん達が武士の誕生を不思議に思ってないからですね。
日本独特の天皇&貴族の権威と武家の権力の二層構造は、実に謎に満ちています。
それを解き明かす一端がここにあります。
ただ、私は未だに、何故に天皇家や貴族が武力を捨て去ったのか、その切っ掛けが今一つ理解できんのですけどね。
天皇が武力を保持しつつ、貴族連中には放棄させるとかなら判るんだが。
#実際のところ、英吉利では王家以外には一貴族にのみ武器の保持を許されているだけで、通常の貴族は普段は武器を保有することは許されてないそうですしね。
【くるまのおと】バカになれ! カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」 / 水野和敏
正月をのんべんだらりと過ごしていたら、Blog投稿を全然してなかった(苦笑)
本書を読み終えたのは大晦日なのですが、今頃投稿です。
まあ、なんというか、やっぱりこの方の発想は根底から違いますわ。
言われても、とてもそんなことできないですね、普通の人には。
判っていてもできない。
まず周りが許してくれない。
それを貫き通せるのは、単に意志が強いとかの問題ではないです。
読んで感心して納得するでしょうけど、実践はとてもできない。
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