2014年9月18日木曜日

カンナ 出雲の顕在 / 高田崇史



「臨兵闘者皆陣列在前」の在まで来て、いよいよ残り1巻になりました。
今回はクライマックス直前ということで、本シリーズの中心にある『蘇我大臣馬子博歴』の謎が何なのかの一端が見えてきます。
出雲大社とスサノオの関係について、長々と語られています。
一体、ここからどういう風に話が落ちるのか。
展開からすると、とても後1巻で終わりそうな気配ではないのですが。

2014年9月17日水曜日

【ZIESSコラム】久々にZMレンズが登場、Distagon T* 1,4/35 ZM

今年はフォトキナ開催ということもあるんでしょうけど、Loxia銘でFEマウントのF2/50mmとF2/35mmを発表し、Otus銘でZF.2/ZEのApo Planar F1,4/85を発表し、そして今回はかなり久しぶりにZMマウントのDistagon F1,4/35mmが登場です。

Distagon T* 1,4/35 ZM (公式サイト)

データシート(PDF)

現在発表されている資料からすると、ZF.2/ZEのDistagon 1,4/35のように、フローティングや非球面や異常分散レンズなどは一切使っていないようです。
それでいながら、解放のMTF特性はより高くなっており、歪曲は最大約0.6%と小さくなっています。
バックフォーカスを伸ばすDistagon方式でも、バックフォーカスを短くすることで性能が上がるということがよく判りますね。

レンジファインダー用なので、最短が0.7mとちょっと物足りないかも知れませんが、コシナのClose Focus Adaputerを使えば、十分に寄れるようになるでしょうね。
「EUR 1.679,84 or USD 2.290,00」とあるので、日本だと24万円くらいでしょうか。
特別なガラスとかを使っていない割には、ZF.2/ZEよりも高価になりそうです。

2014年9月14日日曜日

学校では教えてくれない日本史の授業 天皇編 / 井沢元彦



いつもの井沢節全開です。
逆説の日本史を読んでいる方なら、ほとんどの部分は承知のことですが、逆説の日本史では書かれなかったことも散見されます。
古代史から平安時代辺りになると、逆説の日本史の執筆が20年以上も前になり、その間に遺跡の研究が進んで、見解が変わったものがあるので、そういう新情報を元にした部分は変わるのは当然でしょうね。

【くるまのおと】新型マツダ・デミオ



発売日と価格が正式発表になり、特集号も発売されるようになりました。
いやあ、中身を知れば知るほど、今度のデミオの出来は素晴らしいようです。
ボディーカラーが11色(1色はXDのみで受注生産)とバリエーションが多いです。
ただちょっと気になるのが、XDではフロントグリル内のルーバーの色がボディ色に関係なくソウルレッドになるっぽいんですよね。
ガソリンの最上級ではボディと同色とあるんで、たぶんディーゼルは全車ボディ色に関係なくソウルレッド。
白、灰色、黒などの無彩色ならいいでしょうし、ソウルレッドなら同色だからいいでしょう。
けど、青系統が3色と紫が1色あるのですが、それにソウルレッドのグリルって...。
鮮やかな青ならアクセントになるんだけど、薄めの青とか紫だと、ちょっと違和感なるなぁ。
デザインが素晴らしいだけに画龍点を欠く感じがします。