2021年1月1日金曜日

謹賀新年

2020年12月26日土曜日

ウッドロー・ウィルソン 全世界を不幸にした大悪魔 / 倉山 満

 

ちょっと前に亜米利加合衆国の大統領選挙が行われましたが、あの狂乱的な選挙を見たら、歴代の大統領に気がおかしい人物が紛れ込むのも仕方がないかという感じですね。 実際、在任中の言動を後世の精神科医が分析して、精神異常の可能性が高いと診断された元大統領もいるようですが、その方達に比べるとトランプ大統領などは発言は過激だけどやってることは割とまともだったりするわけで。 で、倉山氏認定の最も狂気に満ちた大統領が、ウッドロー・ウィルソンだそうです。 世間一般には国際連盟の発足を提唱して第一次世界大戦を停戦に導いたとして、平和の象徴のように言われているそうですが。 国際連盟の発足を提唱したけど、加盟せずで、結局何がやりたかったのか。 本書の語るところでは「イエス・キリストになりたかった」のだそうで。 新興宗教の教祖様になろうとしてなれなかったけど、その妄想を捨てきれない中二病のファザコンが、何故また大統領になることができたのか。 その前に州知事になってますが、それも不思議で。 日本の総理大臣など、この方々に比べたら極めて良識的な人達ばかりに見えてしまいます。 #日本の政治家は、チキンばかりででかいことなど何もやれないという方が正しいのでしょうけど。

2020年12月19日土曜日

機龍警察 暗黒市場 上・下 / 月村 了衛

 

 月村氏の小説家デビュー10周年だそうですが、まだそれくらいしか経ってないのか?と思ってしまう程、長く感じます。
機龍警察シリーズは、新書版はいいペースで発刊されていますが、文庫化されるまで結構時間が掛かるので、その待たされ感で勘違いするのか?

今回は露西亜の元警官が主人公です。
極寒の国からやってきた、一見冷たくクールなキャラと思われた男が、実は極めて熱い漢だったと。
機龍同士のアクションシーンもありますが、今回はシリアスな人と人の繋がりを描いた作品になっています。


2020年12月14日月曜日

人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(上・下) / グラハム・ハンコック

 

 

神々の指紋は、沖縄の海底遺跡が取り上げられていたせいか、日本では大ベストセラーになりましたが、その後の作品はオカルトティックな内容が嫌われたのか、話題にすらなりませんでした。
今回の作品は、一応新聞広告も出て、書店でもそこそこの冊数が積み上げられていたので、まともな内容として扱われているみたいですね。

にしても、学会の上層部が学説を牛耳っていて、その人達の説に反する説を唱えたり批判したりすると、キャリアを潰されるというのは、日本の学会固有の問題で、欧米ではもっと自由闊達に議論が行われているものと思ってましたが、違うのですね。
少なくとも考古学の分野では、現代の人類以前に優れた文明があったという説を唱えるのは、地震の考古学者としてのキャリアを潰す、自殺行為のようです。

古代の人達が、ある分野では現代の技術よりも優れた技術を持っていたことは、発掘された遺跡から明らかであるにも関わらず、それを認めたくない人が多いんですよね。
巨石文明についても、現代の重機で動かせないような巨大な岩を、人力と木材のようなものだけで削りだし運びだし積み上げるなど不可能だ!という先入観があるからでしょうけど。
そういうことをいう人には、是非大阪城の石垣を観て戴きたいものです。
現代の重機では運び出せない巨石が、石垣に組み込まれているのは有名ですが、その岩が中国地方の山奥から瀬戸内海を経由して大阪城に運ばれたことは、記録としてキチンと残っています。
そしてその岩は、人力と木材による機材だけで運ばれたことも分かっています。
でもそれを再現しろと言われると、具体的な細かな手順は忘れられてしまっていて、現代人には運ぶことは不可能なのです。

こういう例だけではなく、ほんの数百年前にはできたけど、現代ではできなくなったことは多数あります。
人間の勘と感覚の方が、現代の最新のセンサー技術や測量技術、製造技術よりも上のことなど、まだまだ山のようにあるのです。
1万年以上前に、現代文明よりも遙かに発達した機械文明があったかどうかは分かりませんが、機械でなくとも現代技術以上のことが可能なことは多いのです。

2020年12月2日水曜日

本能寺消失 信長秘録 / 井沢元彦

井沢氏の小説はかなり久しぶりです。
歴史の解説書というべきか、逆説の日本史や世界史に掛かりっきりで、本業の小説はあまり書かれていなかったような感じで。
#某大型書店では、逆説シリーズは歴史研究のコーナーではなく、時代小説のコーナーに置かれていたこともありましたが(笑

といっても、新作というわけではなく、1997年に発刊された小説を、加筆修正・改題しての発刊なので、過去作品の改訂版ということですね。
なので、基本的には、氏が以前から本能寺の変について推測されている内容を反映したものになっています。

本能寺の変の黒幕は誰か?
本作での氏の推理は、真実に迫っているように思います。


見えない宇宙の正体 ダークマターの謎に迫る / 鈴木洋一郎

 帯に「解明まであと一歩」とあるから、かなり分かって来たのかな?と思いきや、全く以て分からん!という方がいいような内容でした。
とはいえ、これまで色々と候補に挙がっているもので、該当しそうなものがない、というのは前進といえば前進でしょうか。

ダークマターで不思議なのは、物質の5倍以上存在し、重力が働くのであれば、我々の住む地球を構成する8割方はダークマターであって然るべきだと思うのですが、太陽にしても地球にしても他の太陽系内の惑星にしても、物質100%でダークマターは含まれないようです。

最近、ダークマターを含まない銀河が発見されたそうですが、何でも近くの巨大銀河の重力でダークマターだけが引き寄せられてなくなってしまったんだとか。
重力で移動するけど、物質と結合するとかは全くないってことですかねぇ。

どうにも訳が分からん挙動をするよなぁ…。

 

2020年11月28日土曜日

A VIEW FROM THE INSIDE / Reb Beach | SHAKE THE WORLD / Black Swan

 

 Winger時代からReb Beach氏のギターサウンドが好きで、Winger解散後もReb Beach氏の参加したアルバムは、たぶん殆ど買って持ってるはずです。

なので、マスカレード以来、20年振りのソロ・アルバムが発売ということで、早速買って参りました。

それと、今年2月にReb氏が、ロビン・マッコイやジェフ・ピルソンとバンド(というよりは、プロジェクトみたいなもんらしいですが)を結成して、アルバムをリリースしていたことを見落としているのに気が付いて、それも同時に購入です。

ソロの方は、全曲ギター・インストということで、好みが分かれるでしょうね。
正直、世の中のギター・インストって、大半が退屈なだけなことが多いので。
勿論、何事も例外はあって、Reb Beach氏のギターは退屈はさせてくれませんけどね。

Black Swanという名前のバンドの方は、ヴォーカルがロビン・マッコイだし、ベースとプロデュースがジェフ・ピルソンで、3人で曲を書いてることもあって、いい曲が揃ってますわ。
特に歌メロがいい味出してます。
これはもうお薦めです。