スタジオで撮影する場合は、背景紙を使うことが多いです。スタジオでもキチンとしたセットがあるところは別ですけどね。証明写真を撮るときや物撮り等も、背景紙を使いますね。背景紙を使えば、背景が完璧に単純化されますからね。
背景紙を使った場合、背景を無理にボカす必要はありませんから、思いっきり絞って撮影することが普通です。まあ普段、公園などでの外撮りしかやったことがない人は、習慣で絞りを開けて撮ることもあるようですが、スタジオなどで、背景紙を使う場合は最小絞りに近いところまで絞って下さい。被写体はボカさずに、あくまでシャープに撮るのが基本です。
#ソフトフィルターを掛ける場合でも、絞りは絞ります。
背景紙を使う場合、当然背景が単調になりますから、その分被写体その物をうまく写す必要があります。つまり誤魔化しが効かないということです。ポートレートを撮るときは、ポーズや表情などで、仕上がりの差が非常に大きくなりますから、慎重にファンダーを覗いて確認しましょう。
またストロボを使っていると気が付かないことがありますが、被写体の影が背景紙に写り込むことがあります。影をうまく利用できればいいですが、影をうまく消すことも重要です。
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