先週は着物の撮影会をしていました。普通のポートレートと違って、着物の撮影の場合は、やはり着物を生かした撮影をしたいものですね。にも関わらず、モデルさんが美形だったこともあり、ついついみんな顔ばかりを撮ってしまうようです。
水着やヌードの撮影会なのでも、何故か身体を撮らずに顔ばかり撮っている人が、結構います。勿体ないですよね、そういうのって。顔だけしか撮らないのなら、参加費の高い水着やヌードの撮影会に来る必要などないわけですから。
顔ばかり撮ってしまう理由の一つは、背景処理がいらなくないことがあると思います。アップだけなら、はっきりいって、何処で撮影しようと一緒なんですよね。それと手や足などの処理がいらない、つまりはポーズを付ける必要がない、ということもあると思います。アップだと撮る人の腕の差が出にくいわけです。モデルの顔の善し悪しと表情の善し悪しだけが勝負になりますから。
まあ本当はキチンとしたアップを撮るのって、非常に難しいんですけど、モデルが慣れているといい写真を撮らせてくれますから、気が付かないでしょうね。まあいずれにしても、今まで撮ってきたモデルの子に言わせると「顔ばかりじゃなく身体もちゃんと撮って欲しい」ということなので、ちゃんと全身も撮ってあげましょう。
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