2002年12月22日日曜日

【BMW雑記帳】たまには音楽の話しでも

BMWネタも車ネタもないので(笑)

私は中学生の頃からHR/HM (Hard Rock / Heavy Metal) 好きでして、今でも月に5〜10枚くらいのHR/HMのCDを購入しています。とはいえ、新しいミュージシャンのは少なくて、未だに高校生の頃から好きなミュージシャンのCDが多いです。まあその頃から好きなミュージシャンが今では、ロック界の大御所とか重鎮と呼ばれるようになっても、精力的に活動をし続けているせいもあるでしょう。
しかし70年代に、彼等がデビューして大ヒットを飛ばした時、彼等はみんな10代だったんですよね。それを考えれば、もっと若い世代のミュージシャンが出てきてもよさそうなものなのですが、なかなかいません。いないわけでもないのですが、マスコミが若い世代を叩くばかりで育てようとしていないというのもあるかもしれないですね。まあこういう現象は、音楽の世界だけではなくて、他の世界でも多いですけどね。影響力の大きい年寄りに媚びを売って、実績のない若い世代を叩くのは簡単で楽ですからね。
音楽の場合は、他のものと違って経験による学習効果がほとんどないそうなんです。もちろん楽器の演奏力は、練習量=技量です。が、音楽センス、つまり作曲力とかアレンジなんかは、できるやつは生まれた時からできるし、できないやつは一生できないんだそうです。実際モーツアルトは3歳の時から曲を書いていたというのは有名な話しですが、これも音楽というものの特性のせいでしょうね。
そういうことでいけば、楽曲の善し悪しは、その曲の作者の年齢や経験などとは一切関係ない、といえるわけです。残念なことに、普通の人には、楽曲の善し悪し、アレンジの善し悪し、プロデュースの善し悪し、演奏の善し悪し、ライブパフォーマンスの善し悪し、演奏者の見栄えの善し悪し(笑)の区別が付けられないみたいです。中にはCDの音が悪いだけで、その曲まで悪いという人もいます。ギター小僧と呼ばれる人達は、曲の善し悪しは関係なくて、一小節の間にどれくらい多くの音が詰め込まれているかで、曲の価値を決めてしまいます。
音楽を楽しむ上で一番必要なことって何でしょうね?その人なりの楽しみ方があるから、こうであるべきということは言いたくありませんが、偏った楽しみ方をしている人達に限って、それが極一般的で誰もがそうあるべきと思いこむようです。そういう人達は、音楽以外でも本質を外した物の見方をしているような気がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿