2003年4月20日日曜日

【BMW雑記帳】BMW新時代

というタイトルで、特選外車情報F・ROADが特集をしていたので、買ってきました。それによると、今年中に5シリーズのフルモデルチェンジと6シリーズの復活。来年2004年に5,6のM、1&X3シリーズの新登場、X5のモデルチェンジ。更に2005年には2シリーズの新登場、3シリーズのフルモデルチェンジ、とニューモデルの登場が目白押しの予定です。再来年に3シリーズのフルモデルチェンジ?もう?という感じですが、E46のセダンが登場してから既に5年が経過していますから、再来年のフルモデルチェンジって通常の8年毎のペースなんですよね。E46って、つい先日登場したばかりの気がしますが、クーペやtiが遅れて出てきたことで、古くなったという感じがしないのかも知れません。
1,2シリーズの登場で、tiはなくなるかも知れませんね。まあ今のtiは、私には大き過ぎるので、再来年くらいに1シリーズを買うと思いますが。
いずれもデザインは、奇才クリス・バングルが描く、奇抜ぽいデザインになる可能性が高いです。賛否両論の多いバングルのデザインですが、私は好きです。Z4などは特に好きですね。7の眉毛はちょっと頂けませんが(笑)
けど欧州車の場合、モデルチェンジの期間が8年と長いのと、生産が終了してからも長く乗られるため、発表当時は奇抜に見えても、5年位すると普通に見えてくるし、10年経っても色褪せないものが多いです。昔いすずがジウジアーロにデザインしたピアッツアという車がありました。この車は発売当時は全然人気がなかったのですが、発売後4〜5年経ってから急に人気が出たんです。それに対してジウジアーロが、
「欧州メーカーはデザインを渡してから発売まで5年くらい掛かるのと、モデルチェンジの期間が長いので、8年後くらいにちょうど流行になるデザインをする。いすずはデザインを渡してから3年で発売したから、今やっと私が想定した時代になったんだよ」
というようなことを言っていました。デザイナーというのは、そのくらい先まで見越してやっているのですね。このインタビューを雑誌で読んだときは、本当に目から鱗で、エンジニアとして「今ユーザーが欲しい物を設計していたのでは駄目だ」ということを痛感しました。

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