2003年11月16日日曜日

7つの金印

明石 散人 著 講談社刊
希代の異才天才と表される明石氏の、日本の歴史の裏側を推理する物語。
江戸時代に発見されたとする「漢委奴国王」金印を中心として、卑弥呼の「親魏倭王」、足利義満と豊臣秀吉の「日本国王之印」の4つの金印についての謎を説く物語。
いつもながら、豊富な資料とテンポのよい展開で、読み手を瞬く間に明石ワールドに引きずり込んでしまいます。
4つの金印の物語なのに、タイトルが「7つ」なのは何故かが、この物語の主眼になります。

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