光文社文庫 高野 裕美子 著
3年ちょっと前に出版された小説の文庫版です。
本書のメインテーマになっている鳥インフルエンザは、当時はあまり話題にはなってなかったと思うのですが、文庫化されるタイミングで、世の中は鳥インフルエンザの問題で騒がれているというのは、偶然にしては出来すぎのような気もします。
遺伝子組み替えの問題は、遺伝子の存在を人類が知ってからまだたった半世紀しか経っていないことを考えると、まだまだ未知の事柄が多く、安易には考えられないでしょう。
テーマも興味深いですが、作者のストーリの盛り上げ方もうまいと思います。
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