ハヤカワ文庫SF刊 グレッグ・イーガン著 山岸 真 訳
日本独自編集の短編集です。
イーガンの小説というのは、結構難解というか真面目に読んでると、主人公の悩みが読み手に移ってしまって頭が痛くなってくるような気がします。
まあそれはつまり読み手が小説の中に入り込んでしまいやすいからなのでしょうね。
何作かは宗教に対する人の付き合い方というか、人と宗教の関係のようなものをテーマにしたのがありますが、キリスト教的な考え方が理解できない我々日本人には、これらの小説の本当の意味は判らないのではないかなぁと思うものがあります。
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