2005年3月13日日曜日

スカーレット・ディーバ

発売元:ハピネット・ピクチャーズ
モニカ・ベルッチの「情事」や「ジュリア」と同じ、ハピネットのスマイル・プライスで発売されているDVDなのですが、これもイタリア映画です。
「情事」「ジュリア」もそうだったのですが、イタリア映画って難解です。いや、ストーリそのものは単純なのですが、前衛的表現が多くて、素直に映画の中に入って行けないのですよね。理解するまでかなり時間が掛かる。
そういう点で、ハリウッド映画は始まってすぐに映画の世界に溶け込めるのが凄いのですが。
本作で見づらかったのは、ドラッグによる幻覚シーンが度々登場するのですけど、幻覚のシーンと現実のシーンが切れ目なく切り替わるため、区別し難いのです。かと思うと、幻覚シーンから、現実シーンに突然飛んだり。
結末も幻覚ぽい現実シーンなのですが、はたして監督の意図はどちらなのか、どうも判断しにくいです。
イタリア映画の現実的なものと幻想的なものがごちゃ混ぜになるのは、イタリア人の思考形態がそうだからなのでしょうか?イタリア車なんかは、そういう感じがしますけどね。


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