2005年3月22日火曜日

断絶への航海

ハヤカワ文庫刊 ジェームズ・P・ホーガン著 小隅 黎訳
生まれ育った環境が異なると、生活様式や政治形態も全く異なるというシミューレション小説ですね。
現在の地球環境では、人類の人口に対して、資源や快適な気候の土地が圧倒的に少ないので、この小説のような環境は望むべくもないのですが。
巨人シリーズとは訳者が異なるせいか、話の流れのスムーズさに欠けるような感じで、物語になかなか入り込めず、読むのに苦労してしまいました。翻訳の重要さをこういうところで感じるのも、滅多にないことなんですけどねぇ。


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