2005年9月8日木曜日

ポルノ惑星のサルモネラ人間

新潮文庫刊 筒井 康隆 著
大学生の頃は「筒井康隆の本を10冊読むと気が狂う」と言われたものですが、本書の作品のようにグロな作品ばかり読んでると、気が狂うまでは行かなくとも日常感覚が狂うことも事実です。
「自選グロテスク傑作集」と銘打たれているだけのことがあって、昭和の終わり頃に書かれたグロな短編集が並んでいます。タイトル作は中編くらいの長さですけど。
しかし、この方の文章は誰も真似できないでしょうね。あまりにも独特すぎる、孤高の存在。



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