新聞などで大きな話題になっていますが、トヨタがリコール隠しをしていたことが発覚したようです。リコール対象になるような不具合があることを知りながら、届け出を遅らせた疑いで、担当部署の部長さんと元部長さん2名が書類送検されたそうですから、単純に遅れたということでもなさそうです。リコール届けは2002年とのことなので、ちょうど三菱のリコール隠しが発覚して世間を騒がせていた頃ですね。
トヨタのリコール件数も、年々増加してきており「絶対壊れないトヨタ」「品質のトヨタ」の神話の崩壊の兆しとも取れなくはありません。
とはいえ、これがトヨタだけというわけでもなくて、世界的な傾向のようですね。Benzの神話も崩れてきているみたいですし、我がBMWの神話も果たしていつまで続くのか心配ではあります。
年々、開発で考慮すべき事柄が増えてきている反面、開発コスト削減のため実地テストではなくコンピュータ・シミュレーションに頼ったり、協力会社に丸投げで部品(というよりモジュール)開発を任せたりしていて、これで本当に品質が保てるのか?と心配になることがあります。
走りにこだわることで差別化しているBMWですら、足回り(アーム類含めて)の開発を丸ごと外注しているみたいですしねぇ。新しいモデルが段々と高性能だけどつまらないものになってくるのも、仕方がないのでしょうか?
劣化したゴム類を交換して一新した家のtiは、お陰様で絶好調で、あまりにも乗っていて気持ちがよいです。後5年でも10年でも、壊れてどうしようもなくなるまで乗り続けたくなりますね。
tiよりも魅力的な、買い換えたくなるようなモデルが出てこないのも、寂しいですけど。
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