2006年8月22日火曜日

アイ,ロボット



2年前に劇場公開された時には、私の仲間内では主人公の乗るAUDIが話題になりました。30年後には、タイヤは円筒形ではなく球状になり、真横にも移動できるようになるらしいです。
#しかしシカゴ市警のパトカーも(ロゴはなかったけど)AUDIみたいだったのは、30年後にはアメリカの車産業は壊滅しているという予言か?或いは単にAUDIとタイアップしていたからってだけ?
"I Robot"というのは、ロボットSFの大家であり、本作でも使われているロボット3原則を考案したアイザック・アシモフの小説ですが、本作はそれとはコンセプトもストーリも全然違っています。まあかれこれ半世紀も前の作品をそのまま映画化しても、現代人には奇妙に感じるでしょうし。原作と共通するのは、ロボットのメーカー名くらいでしょうか。
しかし...映画そのものは面白かったですが、アシモフの一連のロボット物に貫かれている人間性の問題提起が、あまりにも安易に扱われているような気がします。大衆向けに判りやすくということでああなったのでしょうけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿