モーターマガジンが「BMWが描く3シリーズ進化論」という大特集をしています。カラー61頁と記事頁の半分近くを使う程の力の入れようです。BMWのエンジン工場やボディ工場のレポートもありますので、BMWユーザーは必見ですよ。
さて、以前Club-tiのBBSで、新しい3L直噴ツインターボエンジンにバルブトロニックが採用されなかったことから、「バルブトロニックエンジンはもうなくなるのか?」とユーザーが悲しげな書き込みをしていたことがあります。
モーターマガジンの特集でエンジニアのインタビューがあり、335iにバルブトロニックが採用されなかったのは「直噴だけで10%の燃費改善ができたことと、スペース的に入らないから」という答えがあります。
またポンピングロスを減らすという目的から、「両方を併用する意味はない」そうで、どちらかだけで十分で併用してもそれ以上の効果は得られない模様です。
ただ、燃料に硫黄分が多いとピエゾインジェクタのトラブルが出るため「地域によってはバルブトロニック式エンジンを併売していく」ということなので、バルブトロニックがなくなるわけではなさそうです。
今後のBMWエンジンがどのようなラインアップがどのように移行していくかは、我々ユーザーには知るよしもありませんが、まだまだこれからも直6ガソリンエンジンを作り続けていくのは間違いないようです。
しかし直4の2Lエンジンに、この直噴ターボ技術が採用になるかというと、NA直6の立場を考えるとなさそうですね。直4の短さが鼻先の軽さとなって、操縦感覚は直6よりもいいのですから、是非M5/M6のV10を4気筒化して更にスプレーガイデッド直噴ターボにした超高性能2L直4エンジンを、3ドアの1シリーズに登載して貰いたいものです。
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