D3に触りたくて仕事休んで(爆)行って来ました。
13時ちょっと前に会場に到着し、即体験撮影コーナーへ。30分弱並んだところで順番が回って来まして、ブラケット設定してCHにて連写しました。持ち時間1分ですが、ラチュードを確認できる画像が撮れたことを背面画面のヒストグラムで確認できたので、30秒で切り上げてプリントして貰いました。
メニューをじっくりといじっている時間はないので、渡されたままのプログラムオートで撮影しましたが、操作周りはD2HやD200とほぼ共通のS5Proから差程変更はなく、既存のニコンユーザーであればすぐに使いこなせると思います。ホールド感はD2Hによく似ていて、違和感なくシャッターが切れました。
凄いと思ったのは、連写していてボディが全然動かないこと。D2Hは結構ミラーショックでボディが微妙に暴れるのですが、D3はビシッと安定していて連写中の構図が動かないので非常に気持ちがいいです。D2XやF6から既にミラーダンパーが入っていると思いますが、私が今まで使ってきたニコンボディ(D1X, D2H, Fuji S2/S3/S5)にはないので、新鮮でした。
撮影体験コーナーのモデルさんが黒いベルベットの服を着ており、後ろにスタジオ用のギリシャ様式大理石風の純白柱のセットが置かれており、両方を画面に入れると皆さんがよく気にされる白飛び黒潰れを確認できるように仕立てられておりました。プリントして貰ったカットでは若干黒が潰れていますが、たぶんRAW現像で調整すればきちんとトーンが出ると思います。白飛びは全くなし。
#ちなみにライティングはArriのビデオライト4灯。
同じカットをD2Hで撮影したら間違いなく、黒も白も完全に飛んでディテールがでないと思います。S5Proなら両方ともちゃんと出るシーンだとは思いますが、大幅に越えるところまでは行かず、同等程度ではないかと思われます。
ちょっと残念なのは、オートだと私基準で露出が1EVアンダーになることですね。まあ私はどうせオートなんか使わないし、D1X/D2Hがオートだと2EVアンダーになることに比べたら問題ないのかも知れませんが...オートで使っている人達が何故問題にしないのか不思議です。
ブラケット設定して確認したのですが、ヒストグラムが綺麗に出るのは基準値から1EVオーバーになったところで、プリントはそのカットをして貰いました。
プリントもヒストグラム通りで、白が飛ぶ直前黒が潰れる直前で、狙い通りでした。逆にいうとオートで補正なしだと黒潰れてます。白飛びを嫌ったせいですかねぇ?画像処理で補正する時は、アンダーな方が誤魔化しやすいのは確かですが。ニコンがキヤノンに比べてノイズが多いといわれる原因は、ここにあるのではないかと思ったりしてます。
センサー単体が展示されていたので、じっと見つめてみましたが、やっぱり真ん中に切れ目らしき線がうっすらとありました。一部の噂で、新しいニコンの液浸露光装置なら1回で露光できるのでは?というのがありましたが、見た感じではやっぱり2回露光っぽかったです。
その後そのまま行き付けのカメラ屋さんに行き、プリント見本を店員さん達に見せて「S5Proがもういらないです」と報告。「D2HとS5Proを下取りに出しますんで、よろしく」と予約の再確認と1stロット確保の念押しをして帰って来ました。
0 件のコメント:
コメントを投稿