この頃に週刊フライデーが突然1週分休刊しているのですが、その前の週にはこの富士GPの問題を大々的に取り上げており、継続報道もありそうな感じだったのが、休刊後はありません。こちらもトヨタの圧力が掛かったのではとのもっぱら噂。フライデーは、トヨタの広告にはあまり依存していないはずなのですが、それでもこれですから、どれだけマスコミへのトヨタの影響が大きいか、計り知れないですね。
そんな中、マガジンXが2007日本GPの被害者立ち上がろうという、富士GPに観戦に行った方が立ち上げて会について取り上げています。
もちろん他の報道関係で、これを取り上げているところなどありはしませんけどね。
それとは別に、アマゾンのお薦めに何故かトヨタの批判本がズラッと上がって来ました。
その中から、一番最近刊行されたものを買って読んでみました。
いや凄いですね。トヨタの外注虐めは昔から知っていますけど、自社の社員に対しても奴隷扱いですよ。過労死は他の会社でもありますけど、それを労災として認めないというのはねぇ。まあそれもトヨタだけではないといえばそうなのですが。
自殺者も多いそうですが、もちろん普通の退職扱いで、闇に葬って知らんぷり。他の有名企業で、社内での自殺者が出たら、大々的に報道されますけどね。
リコールの問題も書かれていますが、こちらも凄いですね。トヨタ車の品質が高いというのが、CM(と提灯記事)によって作られた幻想であることがよく判ります。
とはいえ、データからいえば、トヨタだけの問題ではなくて、日本のメーカーはほとんど全滅なのですけどね。
まあどの問題にしても、一番問題なのは、これがトヨタ固有の問題ではなく、大なり小なり日本の企業はどこでも同じような問題を抱えていることです。
それでも他のメーカーは、改善しようという兆候があるのですが...。
トヨタの国内シェアは50%を超え、利益も2兆円に達しようという状態です。
改善しようという兆候も、トヨタのシェアと利益を見て、真似しようという風潮にならなければいいのですが。
読んではいませんが、他にもこういうのがあります。
批判本も、出版社が恐れをなしてなかなか出版できないそうですので、こういうのも出版できただけでも立派だと思いますよ。
トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか
あなたの知らないトヨタ―利益1兆円のもとで何がおきているのか
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