撮像素子の素子サイズが大型化していて、元々ノイズが少ないのですが、新型LSIによるノイズ除去も効いています。
ノイズ除去を標準にした時のJPEG出力の違いを見てみました。
ISO3200とISO12800での比較です。
100%で見れば違いは明らかですが、ISO12800でも変なノイズの出方ではなく、プリントサイズが小さければ綺麗にトーンも色も出てくれます。
1/5に縮小すると、ほとんど判りません。
一般のディスプレイは72dpiですが、この分解能でプリントすると、D3 FXサイズ 4256 X 2832では約150 X 100cmという巨大なサイズになります。一般的にインクジェットプリントするときは200dpi、印刷原稿では400dpiにしますから、印刷原稿では20%くらいのサイズで見た時が、実際のプリントされた時のノイズ感に近いことになります。まあディスプレイ上のサイズと印刷仕上がりのサイズが一致しないので、こういう計算は単純過ぎますけどね。
最終的にどれくらいのサイズでプリントするかによって、ノイズに対する評価は異なりますが、逆に言えば実際にプリントもせずにディスプレイでの100%表示だけ見て「こんなにノイズが多いじゃないか!」というのは、たぶんまともなプリントをしたことがない人でしょうね。
私はポストカード程度の印刷サイズなら、ISO12800は十分に実用になると思います。
ISO6400でもA4程度のプリントは完全に実用範囲ですね。
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