2008年6月15日日曜日

EDIROL USB オーディオキャプチャー UA-4FX



DVD/BlueRayはPCで視聴しているのですが、オーディオはマザーボード付属のヘッドフォン・アンプ出力にSHURE E3Cを繋いで使っていました。が、このマザボ付属のオーディオ出力って音質はあまりよくないし、何よりノイズが凄いんですよね。
で、どうにかならないかなぁと思っていたら、USB接続の外付けオーディオアダプタがあることに気が付きまして、これならノイズは乗らないなと思い、品定めに。
色々とネットでの評価を調べて候補に挙がったのが、電子楽器メーカーのRolandの別ブランドであるEDIROL製品と、音響メーカーのONKYO製品。ONKYOは前にLinux用マシンにPCIボードを使ったことがあるのですが、イマイチな印象だったため踏ん切りが付かず。
EDIROLの方は、ギター・アンプ・シミュレータ付属で、これを買ったら絶対にエレキ・ギター&ベースがまた欲しくなるぞ、ということで踏ん切りがなかなか付かなかったのですが、「真空管アンプのウォームな音を再現」というのが魅力で買ってしまいました。



接続とドライバ、付属ソフトのインストールはサクっと完了。音も何の問題もなく出ました。
ヘッドフォン出力にE3Cを接続して、BlueRay版のナショナル・トレイジャー2を視聴しましたが、全くノイズもなくリアルでクリアで分解能も高く、いい音です。
CDプレイヤに接続しているSTAXのヘッドフォンアンプを繋いで、CDを聴いてみたところ、これもなかなかによい音。5年位前に5万円くらいで購入したDENONのCDプレイヤとは、音の傾向がかなり異なりますが、こちらの方もなかなかよい音です。
CDプレイヤの方がクリアさは高く、音の広がりがあるのですが、音が冷たく細く感じられます。
PC + UA-4FXの方は、分解能はあるけども音が暖かく太い感じ。
音のバランスも、CDプレイヤは低音が痩せて乏しいのですが、UA-4FXの方は低音がしっかりとバランスよく出ていて好ましいです。UA-4FXはLOW/HIGHの調整もできるので、この辺は有利ですね。もっとも、リスニングの設定では、トーン・コントロールはOFFで十分聴きやすい音のバランスですけどね。
CDプレイヤはもういらないと言ってよいかも。
残念なのは期待した真空管シミュレータ。これはCDとかの視聴用には向いてないです。真空管ギター・アンプのシミュレータで、真空管アンプのような柔らかい歪を生成するもので、まあ単純にいえば歪系のエフェクターでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿